腹立ち日記 2001

2001 Jan. 06 寝正月

 旅行にでも出かけたい年末年始は雑用の処理に費やされることになっていた。

1. 年賀状宛名印刷

2. 寿命の尽きたレセコン入替え

3. 新天体望遠鏡設置

 年賀状は何年も前から止めにしたいと考えながら実現できず。それどころか恐らく区医師会会合に先月開業後初めて出たせいだろう、医師会関係者から届く枚数が増えている。メーリングリストで断りを入れ新規の賀状は出さないことにした。

 鬱陶しいのが医局・仕事関係である。上下数年の先輩・後輩は一緒に仕事をしたという感覚があるけれど、医局名簿を繰って片端から送りつけているとしか思えない、顔も知らない人にハガキを出す虚礼はもう沢山。

 レセコンというのはいわゆるオフコンの一種であって昔は CPU や OS の正体さえ分からぬブラックボックスだった。近頃はパソコンベースで動くソフトが多くの会社から出ていてこちらはハードを手前で用意できるから日本橋へ出かけて安いのを買えばよく、ソフト・サポートのみの明朗価格といいことばかりのようだが実際に導入した人の話を聞きサポートに問題があるケースが多い印象を受けたので同じメーカーの最新機種にした。自院用にカスタマイズするのがたいへん面倒で、導入後も面倒は続く。こんな日記をつけているヒマなどないのだ。

 一番楽しみにしていた望遠鏡。自動導入部分のコンピュータ回路の製作に難儀しているようで納入はひと月遅れ。今月末或いは来月初旬となった。

 元来冷却カメラと一緒に納入されるはずだったフィルターもまだ来ず、昭和機械に文句を言ったら「今月末までにはなんとか」とのこと。冷却カメラの動作が不安定で昨年十一月から観測ができていない。年末の新望遠鏡設置に備えて古い望遠鏡は十二月半ばに撤去した。いまさら再設置も面倒なので新しい望遠鏡が設置され、操作に慣れてから観測を再開することにしよう。透明度が良く美しい冬の夜空を指くわえて眺める毎日。おっとそれまでにカメラだけでもうまく動くように準備しとかねば。( PLUTO )

2001 Jan. 10 ヤマ道具新調

 昨年は一度しかヤマへ行けなかったので今年は頑張ろうかとヤマ道具を調べたら行方不明のモノが続出。どうせ幾ら探しても見つからず、諦めたころ出てくるつもりだろうから雪山に必要なものを重点的に新調した。

 ロングスパッツ、オーバーミトン、ヘッドランプ、ピッケルにくっつけるヒモ。冬用アンダーウェア。ついでにリュックまで。古いのもまだまだ使えるんだが、ロッジのお姉さんが「近頃のは担ぎやすいですよ」などというものでつい。とんと根性のなくなった今、出かけることが可能だろうか?大いに疑問である。( PLUTO )

2001 Jan. 11 携帯電話

 近頃の携帯電話はなかなか面白いものだと気づいた。(年末ぎりぎりにヨメと連絡が取りやすいよう、同じ機種を二台買ったのである。もちろん態度の悪い docomo ではない)まず、僅か五十文字までだがメールが出せる。圏外にいたときに届いたメールでも圏内に入ると読むことができるのはパソコンの電子メールと同じで見逃す心配がないうえ通話するよりも料金が安い。僅かなボタンで文章が書けるものかと思っていたが慣れれば案外簡単である。漢字変換が予想以上に(少なくともレセコンよりは)賢いし学習機能まで備えているには驚いた。

 電話帳も随分項目が増え、グループ分けができるのは便利である。これまで五十音順に並ぶカナ文字を探すのに苦労したのが嘘のようである。届いた年賀状を早めに整理して電話に入力してしまおう。かなりしんどそうだが。( PLUTO )

2001 Jan. 14 ヤマ道具新調 その後

 明日の山行準備をしていたら案の定、新調した途端に古いやつがゾロゾロでてきやがった。新しいオーバーミトンはブカブカで役に立たなかったし、、、( PLUTO )

2001 Jan. 31 天体望遠鏡 その後

 遅れ気味であったがボチボチ完成に近いらしく、宇治天体精機へ自動導入のためのパソコンを持参した。細かい打ち合わせなど済ませ、おみやげに自動導入装置のマニュアルと公共天文台へのみ納入するという立派なジュラルミン製アイピースケースを貰って帰った。

 スイッチを入れれば動く赤道儀を見るのは実に感慨深いことだった。これがまもなくドーム内にセッティングされ、使い方を覚えたら CCD カメラを取り付け(しばらく触っていないのでこれの作動実験からやり直さねばならないが)観測ができる!やれ嬉しや。

 ところが例の昭和機械。問い合わせもしないのにメールが来たのは感心だが「あと二十日間ほどお待ちを」だと。ふう( PLUTO )

2001 Feb. 01 地球に優しい

 という不遜な表現が横行している。

 地球という大きな惑星の上に住まわせて貰っているちっぽけな人間が汚物をばらまいて自分の首を絞めているだけではないか。人間が滅びればまた別の生物が繁栄する出発点となるのだからダイオキシン、チェルノブイリ爆発、大いにやればよろしい。地球は温暖化だのオゾン層の破壊など屁とも思っていない。( PLUTO )

2001 Feb. 15 望遠鏡はまだか~

 自動導入の回路。相当ややこしいのか、うまく動作しないらしく、納入予定の前夜にメーカーから電話がかかってきた。

 先日持参したノートパソコン、実は本体付属ではない別の古い Windows 98 をインストールしてあるのでこれが原因かとソフト一式抱えてまたメーカーへ出かけた。

 付属のリカバリーソフトで復旧に成功、自動導入基板との信号やりとりにも成功。ところが赤道儀に基板を組込むと反応がなく、すぐには原因が分からない模様。こりゃまたズレ込む可能性が高いなあ。ま、それまで観測室内の整理・整備でもしておこう。

 先月、豪雪の比良でワンタッチアイゼンが脱落した原因を調べたところどうやら靴の前コバがすり減っているせいらしい。もともと冬山用の靴ではないしワンタッチアイゼンを着けること自体に無理があったのだ。さて、ビブラム底も減ってきているし、これを張替えればコバも復活するかな?しかしそれでは彼岸の大普賢岳には間に合わぬ。ワンタッチ式は諦めて新たにアイゼンを買うしかあるまい。プラブーツという選択肢もあるが近頃山へは行かないから無駄にしてはもったいない。( PLUTO )

2001 Feb. 28 【祝】新赤道儀納入

 されたはいいが搬入作業中の予想を上回る大雨により観測室内がびしょ濡れになってしまった。床には新聞紙を敷き詰め、幸いエアコンを装備してあるので 3 月 2 日現在も除湿を入れっぱなし。

 赤道儀を載せるコンクリート基礎に問題があり、堅い大きな石でも混ざっているのかアンカーボルトを打つべき場所四箇所のうち二箇所にドリルのとおらないところがある。宇治の村下社長が解決すべく頭を捻ってくれるだろうが、モルタルで構わない基礎を「それでは強度が足りないから」とコンクリートにした設計士の判断が裏目に出た。いくら基礎が頑丈でも赤道儀が固定できねば何にもならない。

 二箇所のアンカーボルトを済ませねば極軸合わせができない(極軸を合わせてからアンカーを打てば極軸がずれる)ため取り敢えずはその大きさに驚き、コントローラーで動くことに安心し、パソコンで制御可能であることを確認して喜んでいるばかりである。

 冷却 CCD カメラは水冷式で、冷却水循環ポンプが大きく重いため観測室からむやみに移動できずカメラ動作の試験もできない。従ってアンカーボルトの件が解決しない限り何もできないことになる。まあ、晴れれば眼視で星を見ることはできるが極軸の合っていない中型赤道儀を使うのはあまり気持ちのいいものではない。

 さらに例の昭和機械。フィルターターレットがまだ届かないぞ。「2 月 20 日頃には」と言ってたくせに、、何度嘘を聞いたことか!そうそう、こいつが来ないと観測もできないのだ。で、今電話したら「3 月 17 日までには」だと。本当にそれまでに届くかな?

2001 May 18 円周率と苦い薬

 学習指導要綱とかいうものが変わり、来年だか再来年だか知らんが小学校で教える円周率が 3 になるらしい。ある円周の長さとそれに内接する正六角形の周長が等しくなり、正八角形に至っては円周より長くなってしまう。こんなウソを教えてどうするのか!「3」は「3.0」なのか「3.00」なのか?中・高で習う有効数字という概念も理解できなくなるに違いない。

 理科離れが進んでいるらしい現在、数少ない理科好き少年少女を正しい学問の道から遠ざけるこのような指導要綱を国の指導者が自ら考え出すはずがない。日本を科学後進国へ突き落とそうという CIA あたりの陰謀ではないか?

 子供用の抗生物質は甘くコーティングされたドライシロップ剤がいまや主流であり、それでも「苦くて服用しない」といわれる親御さんがよく見受けられる。子供の甘えはまだしもそれを簡単に受け入れて「服用しやすい薬に変えて欲しい」という母親の態度に内心呆れつつもやむなく薬剤変更することがある。薬はお菓子ではない。味で決めるのではなく、抗菌スペクトルなど考慮して決定するのである。ドライシロップなどがない時代、苦い粉薬をオブラートで包んだり砂糖を混ぜたり工夫してのまされた覚えがある。あの時代の母親と今の母親の間に大きな落差を感じる。

 稀ではあるが二十歳を過ぎてなお「私、錠剤やカプセルが飲めないんです。粉にして下さい」という方にはさすがに「毎日ご飯を食べるでしょう。薬の大きさなど知れたものです」と取り合わないことにしている。

2001 May 29 自動導入装置 NEWS の致命的バグ

 4 月にはいり、フィルターの特性も判明しようやく稼働を開始した宇治天体精機の新型 30 - D 型赤道儀NEWS Professional という回路とソフトが組み込まれた第一号機である。「初期ロットは避けろ」とはよく言われることだが、僕の欲しかった赤道儀は望遠鏡が向いている位置がデジタル表示されるだけで充分だったわけで、納入後にそのことを話すと宇治の村下社長曰く「それなら NEWS 新バージョンにせずとも済んだのに」納期も遅れず価格もぐっと下がったことだろう。あーあ、と嘆いてももう遅い。

 さて、僕の望遠鏡はニュートンタイプの鏡筒がドイツ式赤道儀に載っている。自動導入をかけると望遠鏡が複雑な、といっても昔ながらにクランプをゆるめ、鏡筒がピラーに衝突しないように両手で向きを変える如く動いていくわけで、接眼部には CCD カメラがくっつき、制御ケーブル、電源ケーブル、水冷ホース、フィルターターレットのケーブルなど色々くっついているからずっと監視していなければならず、従って自動導入はごく僅かの距離を移動させるとき以外使っていないのが現状である。

 滅多に使わない自動導入装置のおかげで納期は遅れ、価格は釣り上がり、おまけに表題の如きバグが見つかった。

 新しい NEWS のウリに「Z 相」というものがあって、エンコーダーの原点を一度検出させておけば、起動したとき自動的に赤道儀が原点を探し、それから向けたい方向をプラネタリウムソフト上でポイントすればオシマイ。従来のように知られた星を視野に入れ、シンクロさせる必要がないというものである。極軸のしっかり合った公共天文台の大型赤道儀にはありがたい機能だろうが、個人観測所にそこまでは必要ない。しかもその「起動時に原点を探す」途中にハングアップしてしまうのだ。望遠鏡のバランスが取れていないのでは?などと宇治天体のコンピュータ関係担当である社長の奥さんとああでもないこうでもないと長電話の末解決せず、結局ソフト会社がバグだと認めた。

 まあ実害はないのだが次に見つけたバグは致命的だった。鏡筒をピラーの東に置き、西の空に見える名前の知れた星を視野中央にもってくる。そこでシンクロボタンを押すと赤道儀の向きがパソコン上にデジタル表示され、星図ソフトの画面上には赤い丸枠として表示される。観測したい星を星図上でクリックするとその天体の位置や方位角、高度などが表示される。そこであるアイコンをクリックすれば自動導入が始まるわけだが上述の理由で余程近い、そして同一象限にある天体でない限り自動導入は使わない。例えば望遠鏡を南中直後の星でシンクロさせたとする。観測したい天体まで僅かの角距離しかなくても、その天体が南中直前であれば赤道儀は一回転(?)して、これをテレスコープウェストというのだが鏡筒がピラーの西側に回ってしまう。手動で動かせば数秒間で済む作業も自動導入に任せると数分かかる結果となり、その間鏡筒がどこかにぶつからないか、ケーブルにテンションがかからないか心配しつつ観察せねばならないのだ。NEWS は融通が利かない。

 話が逸れたが、望遠鏡を手動にせよ自動にせよ動かしていると必ずズレが生じてくる。あるとき南東に見えているスピカを視野中央に入れ直し、シンクロさせたとき問題が発覚した。スピカでのシンクロ後、望遠鏡を北に向けようと操作すると星図上のエンコーダーマークは北へ動き、デジタル表示された赤緯値も大きくなる。ところが望遠鏡は正反対の南へ動いていくのだ。これでは全く使い物にならない。宇治天体に連絡して赤道儀内部の回路やら調べて貰ったが異常はないらしい。結局これまたソフトの問題であることがわかった。東の空でシンクロさせるとエンコーダーが逆転するのだ。

 現在は西空の星で一度シンクロさせたら東へ向きを変えても決してシンクロボタンは押さない。目的天体の近くに幸いにして 3 - 5 等級のファインダーで見える星があればそれを手動で視野中央に入れる。デジタル表示された赤経・赤緯値と星図ソフト上の値の差をメモしておき、目的天体を視野に入れるわけで面倒なことこの上ない。目盛環があればいいのだが(実はデジタル回路はいつ壊れるかわからないので目盛環を付けてくれるよう宇治天体の社長に頼んだのだが、木型から作った新型で目盛環を入れるスペースがないとのことだった、、、)東天の観測にはいつも苦労している。

 もちろん今になってわかったことではない、そのうち解決するだろうとバグの取れたソフトを待っているのだが音沙汰がない。メールを出しても梨の礫。欠陥品ならば返品交換が当然である。バグとり作業を真面目にやっているならその経過くらい報告するのが生産者の義務であろう。( PLUTO )

2001 Aug. 27 最低人

 職業柄随分沢山の人を見てきたがこれほど酷い、幼稚な、気の毒な人物はおそらく初めてだろう。一見、一般人に見えるがそうでないことは話してみてすぐにわかった。

年齢、性別:60 歳くらい、男性
主訴:半年前からの耳鳴り(増悪中とのこと)
既往歴:糖尿病(かかりつけの内科から薬が出ているが服用したりしなかったり。最近の空腹時血糖値:200
タバコ:60 本 / 日
酒:ビール 2 本 / 日
その他:2001 年 1 月、喧嘩をやって鉄パイプで顔を殴られた。(怪我の直後から耳鳴りを自覚したわけではない)
視診所見:両鼓膜正常
検査結果:8kHz のみ急墜。他周波数は両耳とも正常。

Dr. どうしました?
Pt. 耳鳴りや。右か左かわからん。

Dr. いつ頃からです?
Pt. 半年ほど前や

Dr. その半年の間に耳鼻科にかかりましたか?
Pt. そのうち治るやろと思て放ってた。一月に喧嘩して鉄パイプで顔やら頭やらボコボコにやられた。

Dr. 耳鳴りはその怪我の直後から聴こえはじめたのですか?
Pt. 違う。

Dr. (なぜ無関係な喧嘩の話をリアルに話す必要があるのだろうか?やくざっぽいが親分ではないな)糖尿の程度、最近の血糖値はどうですか?
Pt. 200 位や。飲み薬が出てるけどのんだりのまなんだりで、そろそろ切れるから内科へ行くつもりや。

Dr. (耳を診て)鼓膜は正常ですね。では聴力検査をしますのであちらへ。

Dr. 両方とも年齢のわりに良く聴こえていますね。ただ、8 キロヘルツという一番高い音だけが随分落ちていて右はほとんど聴こえていないほどです。左は少しましですね。

さて、耳鳴りはこの音でしょう。(内耳の図を見せながら)ここに聴こえの細胞が並んでいてその細胞は音の高さによってそれぞれ担当が異なります。高い音を担当する細胞は元々弱いうえに、糖尿病のコントロールができていませんね。内耳への血管が狭くなっているはずです。タバコも随分多いし血流が相当悪くなります。原因はこの二つですね。

まずは糖尿病をきちんと管理すること、タバコを減らすことです。ビタミン B12 を出しておきましょう。神経細胞を元気にします。

Pt. (説明がほとんど理解できていない様子)ひと月前、内科の医者に耳鳴りのことを相談したら内科の病気とは関係ない。耳鼻科へ行けと言われたから来たんや。あんたは糖尿病が原因と言うんやな。(携帯電話を取り出し)今から内科の医者に電話してはっきりさせたい。

Dr. 院内での携帯電話は遠慮願います。次の患者さんがお待ちですし、待合室ででもお願いします。(勝手にすれば良かろうがあとがつかえている)

Pt. この耳鳴りは治るんか?

Dr. 発症して無治療のまま半年も経っていますから治すのは非常に難しいと思います。それに今説明したとおり、糖尿とタバコをなんとかしないかぎり治療になりません。

Pt. (さっさと受付へ向かい、私に向き直って)ふん、お前はよう治さんのやな。内科の医者と連絡が付いて話が食いちごてたらただやすまんぞ。(受付の職員に向き)勘定なんぼや。ん?薬?のんでも治らんのやろ。そんなもんいらん。

 説明に使った図を渡そうとしたがそれも拒否し、捨てぜりふを残して出ていった。駄々をこねる子どものように。

 説明はなるべく丁寧にやっているつもりだが全ての患者さんに理解させることは確かに難しい。しかしこの患者さんは理解しようとするどころか説明を真面目に聞こうとする態度すら全く見られなかった。治るのか、治らないのかだけを知りたかったようだ。

 糖尿病の放置と大量喫煙については「ほっとけ」といった印象で、病気の原因であるこれらについて自分で何とかしようという意志がない。自分は好き勝手をやりながら、病気は医者が治してくれるもの、と決めてかかっている様子は幼稚園児レベル。( PLUTO )

2001 Aug. 28 プログラミング

 C 言語・初歩の初歩的書物を買ってきた。ふむ、HTML タグが複雑になったようなものか。

 その書物お勧めのコンパイラをダウンロードし、説明書を読もうとしたらこれがエディタで数千行に渡っている。ウェブをうろつき、マッキントッシュのプログラミングについてもコンパイラなど入手したが使い方がさっぱりわからない。

 ややこしいことには手を出さず、エクセルやファイルメーカーに習熟すべきか、、、( PLUTO )

2001 Dec. 01 しつこいぞ

 大阪市営地下鉄(地上に出ているが)駅の構内アナウンスに

「プラットホーム、コンコース等、駅構内は禁煙になっています。ご協力をお願いします」

 というのがある。プラットホームは吹き晒しで煙はどこかへ飛んでいく、というのはおいといて、つい最近駅の売店横にタバコの自販機が設置された。売店でも従来よりタバコの販売が行われている。自分のところで買い、よそで吸えというわけですな>大阪市 ( PLUTO )

2001 Dec. 09 しつこいぞ!

 毎週日曜日の町内会中年ソフトボール。入部してはや一年が過ぎたとはいえ、まだこのチームの本質(勝負にこだわるのか、楽しければいいのか?)がよく分からない。もちろん、負けるより勝つに越したことはないだろうが、今シーズンの勝率 0.400 と、阪神タイガース以下であった。

 先週の試合で今シーズンは終わり、今日はトレーニング。脚に怪我をしているので球審(の練習)をやらせてもらった。自チームを 5 名・3 組に分け、試合形式での練習である。勿論勝ち負けは問題にならない。

 審判の経験はほとんどないし、ミスジャッジも随分やったことだろうからあまり大きな顔はできないが、腹立たしいことが一つだけあった。本塁上のクロスプレーである。タッチアウトを宣告すると、ランナーがしつこく文句を言う。「ベースを踏むのが早かった」とか、「捕手が落球した」だとか、いつまでもうるさい。

 こちらブチ切れる寸前。マスクを投げつけ、帰ってやろうかと思ったが、それではあまりにも大人げない。

 確かに捕手はタッチをした後に落球しているが、これを一連のプレーとはみなさずアウトにしたのだ。ミスジャッジかも知れないが、僕のジャッジに問題があるなら監督なりコーチなりが注意するだろうし、それなら文句も言わず、審判など止めて帰宅し、静養したことだろう。

 しつこい奴は嫌いである。( PLUTO )

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