No.016 <六甲>荒地山から東お多福山


1992.08.22.Sat.快晴

急にテント泊をやりたくなった。

仕事を終えて山道具屋へ出かけキャンプ用品を購入した。そのまま阪神高速、中国、舞鶴自動車道を乗り継いで丹南篠山 I.C. で降りる。最近の天文誌に紹介されていた海抜 500 メートルの峠(通称ユーレイ峠)に 16 時 30 分頃到着。広い駐車場から階段を上がるとテント 2 つばかり張れそうな芝生がある。直径 2 メートル程度のコンクリート製テーブルが 3 つあり、これは望遠鏡をセットするのに良かろう。水銀灯があるがスイッチ操作で消すことが出来る。

バーベキューをやっていた 20 名程の先客はほどなく帰っていった。あとは静寂。キリギリス、セミ、鳥、風とテントがはためく音のみ。買ったばかりのランタンをセットしコンロで早速コーヒーをいれて自然に浸る。

日没から薄明、夜へと変化する光景が素晴らしい。大阪の光は凄まじく夜になっても空が明るい。銀河がやっと見える程度。

流星をいくつか見た。2 つの人工衛星が交錯するところも見た。

夜半頃車が上がってきて誰かの叫ぶような声が聴こえたが ...


1992.08.23.Sun.快晴

6 時起床。カップラーメンとイカ缶を食べていると登山姿の夫婦が車で上がってきて曰く「ここは幽霊がでるでしょう」これで峠の通称の由来がわかった。夜半の声の主は魑魅魍魎だったか。

8 時頃帰宅しシュラフを干す。


突然思い立って山を歩くことにした。

芦有道路の芦屋ゲートまでドライブ、400 円の有料パーキングへ入れる。芦屋川べりでは大勢がバーベキューなどしている。

荒地山への取付きがわかりにくくここで 20 分以上無駄にしてしまった。山頂に着くまでに早くも数度顎が上がる。

荒地山山頂からマップにないルートを下ってしまい奥高座の滝へ出てしまうところだった。既にバテており、岡本方面へ下山することも考えたが途中で下山道が消えたので急坂を這うようにして登り返す。ちょうど 1 時間のロスだった。350ml のドリンクが切れた。

今度こそ、と東お多福山への道を辿る。ゴルフ場付近に水道があったのでここで水の補給を行い昼食とする。お湯を沸かしてカップラーメン。

雨ヶ峠にはジュース 200 円の店が出ていた。ここから住吉谷方面へ降りかかったがすぐに引き返し東お多福山頂上を目指す。数 10 メートル歩くたびに立ち止まって息を整えなければならない。腿の筋肉も動かなくなってしまう。

調べてみると最後の登山は 1980.11.01・西山谷であった。そういえばこれもきつかったなあ。

東お多福山頂上でコーヒーを沸かす。フィルターを持ってこなかったのでカップに豆を入れ熱湯を注いで数分待ち上澄みを飲む。

土樋割峠を経由して東お多福山登山口へ出、芦屋川沿いの山道をゲートまで下る。


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