No.026 <六甲>高座谷から荒地山


1993.04.04.Sun.曇りのち雨

1005 大谷茶屋(180m)発 カメラにフィルムを詰める。今日はテント泊のために新しく買った 72 リットルの大ザック初使用である。
猪のいる第 1 堰堤上からはなるべく山腹を巻くことなく高座谷の流れに沿って進む。

1018 第 2 堰堤(240m) 左岸を巻く。広河原でボーイスカウトの連中がなにかやっている。

1025 第 3 堰堤(270m) この堰堤越えの一般ルートは左岸巻きのようだが堰堤直下より右岸を巻いた。

1037 第 4、5 堰堤(300m) 第 5 堰堤直上にはきれいな水と魚影が見える。ここは左岸を巻くべきであった。右岸は険路である。第 5 堰堤上を左岸へ渡る。ここから次の第 6、7 堰堤が望める。ゴミを集めながら歩いている老人に出会う。

1049 第 6、7 堰堤(340m) 第 6 堰堤直下の右岸に階段付きの巻き道があったのにこれを無視し左岸を巻こうとするが第 7 堰堤がどうしても越えられない。
1100 第 6 堰堤直下(310m)まで引き返す。ウールシャツを脱ぐ。

1107 第 7 堰堤上 ここから右の谷へ向かう。左は高座谷左俣である。流れから大きく離れないよう注意すること。

1120 奥高座滝直下(350m)立派な滝である。左は水量が多いが右はちょろちょろ。新しい花束が置いてある。ここで落ちた人がいるのだろうか。(つい数日前に高年ハイカーが滑落死した由)

1130 左右の滝の間を登り始める。なるべく左の滝に近づいて登ろうとするが難しく、次第に右滝方向へトラバースするようになる。湿地帯のような所に出、次第に流れに沿うのが難しくなってきたので右へ曲がると一般道へ出た。

1156 幸玉水(430m)突然の便意に襲われやむなく…。山行きの前日はカレーを避けねばならない。
うまい水と野菜せんべい。ここで右から合流する道があり、子供集団がぞろぞろ通っていく。横池で昼飯にするつもりらしい。
1235 幸玉水発 すぐ丁字路に出た。地図を見てもよくわからずまず左に折れてしばらく下ってみた。間違っているような気がしたのでまた登り返す。(奥高座谷左俣へ下る道らしい)上から降りてきた人に横池はどこか尋ねるともう少し上だと言う。先程の丁字路を行き過ぎしばらく行って左折すると横池に出た。

1252 横池 猪の泳ぐ姿は見られず。さっきの子供集団が何かを焼いて食べていた。すぐ荒地山へ向かう。打越山方面への分岐あり。左に東お多福山、最高峰が見える。運動不足がたたってそろそろバテ始める。

1325 荒地山(550m)

1334 トカゲを予定していた岩(520m)に取りついている集団がいた。銀マットは広げずにしばらく休む。双眼鏡で風吹岩や今通ってきた高座谷や茶屋を確認する。暗くなった空から雨がパラついてきた。ウールシャツ着用。
1357 トカゲ岩発 このあたり岩だらけでバテた足には下りがきつい。道畔の尾根を行く。ミツバツツジが美しい。雨脚が強くなったので上の雨具のみ着用する。しばらくして暑くなったのでウールシャツを脱ぎ、クロロファイバーの上に直接雨具を着る。

1445 ようやく車(165m)に戻る。窓ガラスがあっというまに曇る。

高座谷はなかなかよかったが流石に表六甲の玄関口だけあって人が多い。山も浅い。

芦屋川の桜は五分咲きといったところか。平九郎ネットの面々が河原でのバーベキュー宴会をやる時期ではないか。久しく出ていない。帰途、夙川左岸の南行が異常に渋滞している。おかげで帰るのが遅くなった。

帰宅後道具を片付け入浴。体重 2 キロ減。荷物は 10 キロであった。一般ルートをはずれると腕に傷がいっぱい付く。

オーロンパンツ、クロロファイバーシャツ、ウールシャツ、ウール混ズボン。歩いているときはアンダーシャツのみで十分であるが休息するとウールシャツが必要になる。新しいザックは担ぎやすいが途中で腰が異様に痛くなってきた。これも新調のウエストポーチのバックルが真後ろに来てその上からザックのベルトが当たるせいだろう。


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