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No.095 <比良>リトル比良北上

1996.01.28.Sun.快晴

0600 起床

0700 自宅発

0755 新大阪発 あてにしていたいつもの「比良ホリデー号」は動いておらず、0755 の「比良スキー号」というのがきたのでそれに乗る。快速のくせに先頭車両は指定席だそうでまあなんとか座れた。

京都を過ぎてアナウンス「停車駅は堅田、志賀、比良、近江今津...」んん?近江高島まで切符を買ったのだがぁ、比良の次は今津だと?ちょうど車掌が回ってきたので尋ねてみると近江高島まで行くには比良で 1 時間待ちが必要とのこと!ダイヤが変わっている!

志賀で降りて打見山から南下するか、比良で降りて武奈ヶ岳から蛇谷ヶ峰までの縦走路を辿るかあるいはリトル比良方面へ向かうか悩む。志賀からの登りは秋に歩いたばかりであるし蛇谷ヶ峰も行ったばかり。なによりこの積雪期に武奈ヶ岳から一気に蛇谷ヶ峰までというのは無理だろう。リトル比良方面なら近江高島まで行けなくても北小松へエスケープできる。

というわけで比良駅で下車しバス(\ 320)でリフト乗り場へ。
0916 スキーヤーとともにリフト(\ 480)に乗りしばし揺られてシャカ岳駅に到着。1 年前に下った堂満ルンゼが見える。なるほど、あれはかなりの傾斜である。あそこを下るのはやはり無謀だったかもしれない。

0933 シャカ岳駅着 ロープウェイへ向かうスキーヤーと別れて右手へ。半分雪に埋もれたベンチで身繕い。カッパ下を着けロングスパッツを被せる。上はカッパとフリースを脱いでカッター姿。陽当たりが良く暖かい。サングラスを取り出して同じく身繕い中の男女あり。

0945 シャカ岳駅発 先行する男女を 100 メートル位先にみながら進む。彼らはカラ岳方面へ向かっていった。私は分岐点を右折しシャカ岳へ。ときおり上の方から声が聴こえる。

1030 シャカ岳 山頂を中心に Y の字にトレースが付いている。一つは今登ってきたルート、一つはカラ岳経由八雲方面へのルート、もう一つがリトル比良方面。
1035 リトル比良方面へ向かう。トレースは 1 名だけのようでしかも非常に新しい。あとでその本人に聞けば私より15 分ほど先行していたらしい。

いきなりの急降下で雪もかなり深く先行者のトレースは輪カンを使っているようだがその上からもかなりの深さにズボッと入り込むことしばしば。樹木のそばでは特に要注意、胸まで浸かることもたまにある。トレースがなければどうしたかなあ。幸い天候に恵まれているのでマップと睨めっこでトレーニングがてら強行したかもしれない。

割合快適に歩けるところやズボズボいくところを交え、稜線を進む。右手にはガスがかかり、琵琶湖が全然見えないが西は武奈ヶ岳から釣瓶岳、蛇谷ヶ峰への稜線が一望される。蛇谷ヶ峰の遥か向こうにかなり大きな山が見えるがあれはなにかな? Y の字の北比良山系に挟まれた平地も望まれる。一面真っ白である。
びわ湖側がところどころ切れ落ちているような所を行く。
ときどきルートを確かめるために前方を眺める。幸い視界が非常によく先行者の稜線上の足跡が随分先までよく見える。ちらと黄色い上着が見えた。

1125 ヤケオ山 ここも山名の杭がほぼ雪に埋まっている。先行者のものと思われる黒いポットが放置されている。さては忘れて行ったな (^^) ザックに放り込んで出発。
かなりの急降下を繰り返しつつ進む。高度を下げるにつれガスの中に入って視界が悪くなった。オジジ・オババの大集団 2 つとすれ違う。

ヤケ山の寸前で、ヤケ山頂上に黄色い上着が見えたので「おーい」と呼んでみた。2 回呼んだら振り向いたのでストックを振り「ポットを忘れてませんかー」「忘れてますー」「私が持ってますー」ということで持ち主が見つかった。よかった。まもなくヤケ山に到着。

1220 ヤケ山 頂上に 2 名いた。単独行同士のようである。まずはポットを持ち主に返す。もう一名は北小松から登ってきてこれから寒風峠へ下り滝山まで行くという。
ポットを忘れた人は昨日坊村からラッセルに丸一日かかって夕方ようやく武奈ヶ岳山頂に到着しすぐテントを張って寝たそうな。今朝は 8 時に行動開始してここまで来た由。

ここから近江高島までどうですやろと尋ねると二人ともとんでもないといった風情で確かにトレースが全然ないので途中で倒れること間違いなさそう (^^;) 今日の行程はここまでと決める。

昼食は弁当。ポットのミルクティーが旨い。
まもなく夫婦連れが北小松方面から上がってきたが少し離れたところで昼メシの態勢に入ってしまい話はできなかった。
今日あるいたルートが全部見えいい復習ができた。
単独行者 2 名は間もなく出発し私はしばらくゆっくりしてから下山にかかった。
1300 発 楊梅の滝方面へ下る。オジジ・オババ集団が通ったおかげで立派なトレースができている。

1325 涼峠 通過。随分高度を下げたのに雪が減らない。今年は雪が多いらしい。
滝見用の屋根と椅子がありそこから楊梅の滝がよく見える。

1345 林道に出る。のんびり下っていく。左手に天文台のドームがあるではないか!

先ほどのポット忘れ者に又出会う。その辺でスパッツやら要らぬものを外していたらしい。私はスパッツもカッパ下も着けたまま。にわかパーティとなって北小松駅へ。

1405 北小松駅 駅まであと数分というところで電車が通過していった。駅に着いてみると次の電車まで 1 時間待たねばならない!なんちゅう駅や。となりの近江舞子まで行けばそこ始発の電車が沢山あるのだがまあのんびりいこか。

 歩行時間 0335
 休憩時間 0045
 合計時間 0420

山の話で時間を潰す。聞けば山岳部 OB とのことで比良や大峰の話に花が咲く。中国文学の博士課程最終学年とのこと。南極やパタゴニアへ行くチャンスがあったそうだがいずれも地磁気専攻とか地質専攻とかの理科系の学生に席を奪われてしまったとのこと。気の毒だが中国文学ではなあ (^^)


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