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<2000年5月のひとりごと>



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2000年5月8日(月曜日) 晴れ 万歩計:歩
 昨日は100%雨の天気予報だったのに完璧に晴れてしまいました。こんなに天気予報が外れることももずらしいです。しかし!夕方にいきなり一瞬ですが停電してしまいました。当然パソコンは再起動してしまいました。その後も電気がビッカビッカします。なんとかパソコンは持ちこたえていました。
 ところがです!深夜11時近くになって、会社の営業店舗のコンピュータシステムが動作しなくなったとの連絡が!!しかも、ここから片道50kmも遠くの店舗なのです。雷雨の中車を運転して緊急出動しました。度重なる瞬間停電の影響で2つあるHUB(複数のコンピュータなどを接続する装置)の内1個がぶっこわれていました。接続構成を変更して片肺運転でなんとかシステム復旧です。サーバーが壊れてなくて本当に良かったです。サーバーの復旧作業は時間との戦いになり精神的にズタズタに疲れますからね。 

2000年5月7日(日曜日) 晴れ夜雷雨 万歩計:歩
 久しぶりに肉眼で観測できそうな彗星が近づいてきます。その名は”リニア彗星”正確には”C/1999 S4(LINEAR)”です。発見されたのは1999年9月でした。発見直後の軌道計算の結果、2000年7月には肉眼でも十分見られる彗星であることがわかりました。その後の観測では期待したほど増光していないようですが、彗星は気まぐれです。突然明るくなることもあります。
 さて、その彗星ですが、現在太陽系の北側から太陽に向かって急速に接近中です。地球から見た方角は太陽のすぐ右側(西側)、つまり明け方の午前4時過ぎに東よりすこし北に昇って来ます。しかし、すぐに太陽が追いかけるように昇ってくるのでせいぜい30分の観測が限度です。
 今後、太陽との離角が大きくなるにつれて観測できる時間が長くなります。7月1日ころに最も太陽との角度が開きます。
 その後、さらに太陽に近づくので彗星は急激に明るくなり、しっぽも長くなると期待できます。このころから肉眼でも観測できるのではないでしょうか。7月13日頃からは、地球と太陽との間に入って加速するため、見える位置が複雑に移動します。一日経てば全く違う位置まで移動してしまいます。
 リニア彗星の軌道図はC/1999 S4(LINEAR)のページをご覧下さい(ちょっと情報が古いですが)。

2000年5月3日(水曜日) 晴れ 万歩計:歩
 83年ぶりに明るく光り輝いているわし座新星CI Aqlの明るさですが、9等~13等のようです。9等では肉眼で見ることは不可能ですがASA1600のフィルムを使って200mmの望遠レンズで撮影すれば5分の露出で撮影できますね。でも春霞があるので白っぽい空に埋もれてしまうかも。今夜も空が白っぽいです。
 わし座なので撮影するなら午前0時頃から3時までがチャンスなのですが、私は今日も明日も明後日もお仕事です。ゴールデンウィークも代休もありません。アマチュア天文家にとって休日が少ないのはかなりつらいです(ちょっとグチッてみました)。

2000年5月2日(火曜日) 晴れ 万歩計:歩
 このところたてつづけに彗星が発見されていますが、どの彗星も17等~18等と非常に暗いです。私の20cmシュミットカセグレン望遠鏡にカメラを取り付けても全く写らないほど暗いです。当然のことながらレンズを覗きこんでも見えるはずはありません。
 なかなか活躍の場がめぐってきません!
 すごいニュースを発見しました。東亜天文学会(OAA)の掲示板に『高見澤さん、山本さん、わし座に新星を発見、1917年の新星 CI Aql の83年ぶりの再発見と確認』というのが投稿されています(直リンクしてしまいました。ご容赦を)。83年ぶりの記念写真を撮影したいものですが、どの程度の明るさなのでしょうか。それとも、もう暗くなってしまったのでしょうか。
 もうそろそろ新月。天体観測には絶好なのですが、天気が崩れてしまいました。早く回復して欲しいです。



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