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<1999年7月のひとりごと>



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1999年7月28日(木曜日) 曇り時々豪雨 万歩計:5429歩
 高知市の中心を流れる川の水が堤防を超え氾濫しました。
 高知市の大津地区とその周辺で避難勧告が出ました。1階の天井近くまで浸水している家屋もあるようです。路面電車も一部不通になり、JR土讃線も一部不通になっています。
 当社も非常事態に備えて、昨夜から一部の従業員が本社に待機しています。
 前回の高知市大水害では、当社が経営する多くの店舗で地下室などに水が入り、電子金庫やコンピュータ、警備システム、通信設備などがゴミとなってしまいました。
 ちなみに、私が住んでいるところは災害に強い地区で建物も頑丈なので、家にいる間は安心感はあります。

1999年7月27日(水曜日) 曇り時々豪雨 万歩計:5830歩
 昼間の金星を見るためのコツがちむらさんのHPの星空日記7月27日号に掲載されていて、昼休みに見てみようと思っているのですが、台風の影響で一瞬の晴れ間すらありません。
 夕空のリン彗星(C/1999 N2)が観測できる位置にあるようですが、台風の影響で一瞬のチャンスすらありません。明るさは8等級とのことなので、得意の200mm望遠レンズでも撮影できるのですが....。
 晴れれば芸西天文台60cm反射で関勉先生が撮影されると思います。60cmで撮影したリン彗星が楽しみです。

1999年7月26日(火曜日) 台風 万歩計:5542歩
 「ペルセウス座流星群を見よう」のページが完成しました。あとは、晴れてくれるように善行を心がけるのみです。

1999年7月23日(金曜日) 曇り時々晴れ時々雨
                           万歩計:4849歩
 昨夜「ペルセウス座流星群のページを楽しみにしています」というe-mailが届きました(T.Jさんありがとう)。そうです、まだまだ先のことだと思ってのんびりしていたのですが、極大日(最も多く流れる日)まであと20日となってしまいました。
 なるべくたくさんの図を使用して入門者にも流星群の原理がわかるようなページにしたいのですが、画像や母彗星であるスイフト・タットル彗星の軌道図の作成にてこずっています。

●SETI@HOME。私の近況
 今朝の時点で9ユニットの計算が完了し、Team NIPPONでは53位、世界順位では877,530人中、178,819位です。ちなみにこの順位には約14,463人がひしめき合っています。 

1999年7月22日(木曜日) 曇り時々雨時々晴れ
                          万歩計:5089歩
 またフィルムを無駄にしてしまいました。フィルムを長持ちさせるために冷蔵庫に入れているのですが、4本ものフィルムが賞味期限じゃなくて、使用期限切れになっていました。いつもASA1600などの高感度のものを使用するため、特定のお店(ちょっと不便)にしかないので買いだめするのです。それが、今年の春は、春霞の影響で全然星が見えませんでした。そして、そのまま梅雨に入ったのでこのような事態になった次第です。それに、車の中からも1本出てきました。高温の車内に入れっぱなしだったので、著しく品質が劣化しているはずです。使用は諦めました。
 あーもったいない!

●SETI@HOME。私の近況
 今朝の時点で7ユニットの計算が完了し、Team NIPPONでは60位、世界順位では871,108人中、205,970位です。ちなみにこの順位には約18,555人がひしめき合っています。

1999年7月21日(水曜日) 曇り時々晴れ 万歩計:4956歩
●SETI@HOMEプロジェクトの凄いところ。
 現在SETI@HOMEに登録している人の数は約86万人です。もし全員が参加したとすると、86万プロセッサーの超超並列処理コンピュータと同等な成果が得られることです。
 実際にどの程度の並列度(多重度)なのか計算してみます。
まず、1ユニットの計算を完了したときの私の世界ランクをもとに考えると、有効計算者数は60万人程度のようです。1人あたりが計算に使用するCPUタイムを20%程度(24時間に対する比率)とすると、12万プロセッサーの超並列コンピュータを24時間連続動作させているのと同等な世界が実現しているわけです。
 これは、われわれコンピュータの専門家からみると夢のような世界です。こんなことを実際にやろうという発想をした人と、実現にこぎつけた人に敬意を表します。

●SETI@HOME。私の近況
 今朝の時点で5ユニットの計算が完了し、Team NIPPONでは64位、世界順位では864,507人中、242,200位です。ちなみにこの順位には約25,919人がひしめき合っています。 

1999年7月20日(火曜日) 曇り(熱い!) 万歩計:4562歩
 私は最近面白いプロジェクトに参加しています。
その名は、「SETI@HOME」。カリフォルニア大学バークレイ校が中心になって進めているプロジェクトなのですが簡単に説明すると。
 (1)プエルトリコにある世界最大にして最高感度のアレシボ電波望遠鏡で宇宙からやってくる電磁波を受信します。(2)その生データが磁気テープ(1日で35ギガバイト)に記録され、カリフォルニア大学バークレイ校に郵送されてきます。(3)そのデータが小さな固まり(ユニット)に分割されて、インターネットを通して私のコンピュータに送られてきます。(4)私は自慢のコンピュータで一生懸命計算して(っと言ってもほったらかしで良いのですが...)計算が終了すると結果をインターネット経由で大学へ送ります(送信ボタンを押すだけです)。(5)1ユニット分の結果を送り終わると自動的に次のユニットが送られてきて、また計算処理が走ります。
 基本的にはこの繰り返しです。全て自動的に行われます。計算中の途中結果などはカラフルな3次元グラフで画面に表示されて、見ているだけで楽しいです(私だけかな?)。
 励みになるのは、SETI@HOMEのホームページ上に自分の完了したユニット数と総CPUタイム、1ユニットの計算に要した平均CPUタイム、そして、計算が完了したユニット数により、所属しているチームでの順位や世界での順位が掲載されることです。
 私のコンピュータはPentium-Ⅱ266Mhzに96MBのメモリーを搭載しているのですが、1ユニットあたり平均17時間で計算しています。世界平均や日本平均よりかなり速く計算できていて、ちょっと嬉しくなりました。
 昨夜の時点で(たったの)3ユニット計算が完了し、
Team NIPPONでは78位、世界順位では約290000位です。ちなみに3ユニット計算している人は世界で約60000人いるようです。今夜19時頃には4ユニット目が完了するので、60000人ごぼう抜きして、世界230000位に、Team NIPPONでは68位くらいにランクアップできます(笑)。

 このプロジェクトは東亜天文学会の掲示板で知りました。そこに紹介されているHPのURLは以下の通りです。
 http://cgi3.osk.3web.ne.jp/~jmy/seti.shtml
SETI@HOME関係のHPはたくさんあるようですが、まず上記のページからご覧になってみてください。成績表(貢献度表)は上記HPから見ることができます。また「1行掲示板」もあります。私の名前を見つけたら声をかけてください。私のSETI@HOMEへの登録名は「mira」です。

 みなさんも参加しませんか。詳しくは上記HPをご覧ください。

 もっと早いコンピュータが欲しくなってきました(笑)。

 

1999年7月16日(金曜日) 曇り 万歩計:3214歩
 昨夜は3ヶ月ぶりくらいで夜の街に出陣しました。アルコールは完全に抜けているのですが、関節が痛いです。
 今夜も外食でした。なかなか美味しい店(レストラン系)を発見しました。安いし美味しいので周期性が生じると思われます。このお店にP/1999 N1のカタログコードをつけました。(??)

 ところで、7月13日に発見された新彗星C/1999 N2(Lynn)の暫定軌道要素が発表されています。今夜軌道計算し、大まかな軌道予測図を掲載しようと思っています。

 今回の発見で嬉しく思ったことがあります。それは10×50の双眼鏡を用いた眼視観測だったことです。発見時の明るさは8等級と非常に明るく(といっても肉眼では見ることができませんが)、LINEAR(リンカーン研究所のコンピュータによる自動探索チーム)がなぜ見逃したのでしょうか。
 最近の発見はコンピュータで巨大な望遠鏡を自動制御し、冷却CCDで受信した画像を過去の画像と比較することによって新天体を発見する方法によるものです。発見したときの明るさがなんと18等級とかっていう、気が遠くなるような暗い彗星まで発見し、一網打尽にしています。そんな時代に伝統ある観測方法により発見できたことは、多くのアマチュア彗星探索家に希望を与えたのではないでしょうか。

1999年7月15日(木曜日) 晴れ 万歩計:5430歩
 SOHO(太陽観測衛星)が新彗星を発見したニュースは以前から流れていましたが、今朝そのC/1999 N3(SOHO)の軌道要素が発表されました。7月9日(世界時間)の観測で発見され、7月10(世界時間)の太陽をクルっと回る直前まで観測されています。その後の観測が発表されていませんので、太陽に突入したのではないでしょうか。残念です。

1999年7月14日(水曜日) 曇り時々晴れ 万歩計:5012歩
 会社が終わった後須崎市の病院へ見舞いに行き、高知市へ22時頃戻ってきたときに、ふと夜空を見上げると、天頂付近に20~30の星が見えていました。本当に久しぶりにこれだけの星を見ました。梅雨明けが待ち遠しいです。

1999年7月13日(火曜日)  万歩計:歩
 昨夜、久しぶりに関勉先生のお宅にお邪魔し、先生のHPに掲載する写真と原稿をお預かりしてきました。

1999年7月12日(月曜日)  万歩計:歩
 スイフト・タットル彗星のページを更新していたので、このページは更新できませんでした。

1999年7月9日(金曜日) 晴れ 万歩計:歩
 ペルセウス座流星群の母彗星として有名な、スイフト・タットル彗星の軌道計算とシュミレーションをしていたので更新できませんでした。

1999年7月8日(木曜日) 晴れ 万歩計:5962歩
 8月のグランドクロスとやらの惑星配置図を掲示板に掲載しようと思ったらうまく貼りつかない。調べて見ると無料掲示板は画像貼り付けできないらしい。せっかく作った画像がもったいないのでなにかコーナーを作らなきゃ。
 ペルセウス座流星群のページを作成中。彗星の軌道図や星図などの素材は準備できたがページ自体がまだ未完成。
 昨日は1日中雲のない好天だった。夕方も快晴だったので、須崎市の病院に入院している家族を見舞ったあと、天体観測をしてから高知市へ帰ってこようと考えていたが、病院にいる間にたくさんの雲が出てきてしまった。雲の切れ間から明るい恒星が少し見られる程度だったので天体観測は諦めた。
 家に帰ってきたのが22時だったのでHPの進捗なし。
 仕事もホームページも遅れ気味。 明日がんばろう。

1999年7月7日(水曜日) 晴れのち曇り 万歩計:3500歩
 今日は七夕。
 牽牛と織姫は1年に1回、7月7日の宵にしか会うことが許されないと言う。
 1年に1回会えるのだからまだ幸せだ。
 私なんか一度も会ったことがないのだから.....。
 私の織姫はどこにいるのやら。
 えっ、コンパス座あたりにいるって?
 地球がひっくり返らない限り、会えないじゃないか.....。

1999年7月6日(火曜日) 晴れ後曇り 万歩計:1017歩
 今日は七夕イブ。明日は好きな女の子と夜空を見ながら、牽牛と織姫のはなしをし、私の世界に引きずり込もうと思っていたのだが、女の子が調達できそうにない。

1999年7月4日(日曜日) 晴れ後曇り 万歩計:3807歩
 今日は日曜日なのに出社していた。私の部屋はもともと冷房の効きが悪いのに、デスクトップPCが7台、レーザープリンターが2台、ラミネータが1台を入れていて、夏場になると暑くて仕事にならないのだ。ついこの前、某部長が「オフコンの調子が悪いので見てくれ」というので、「じゃあ、冷房を増設してくれたら直してあげます」って冗談で言ったら、「よっしゃー、わかった。早く直してくれ」とのこと。冗談だと思っていたら、2,3日後、「次の日曜日に工事をするから出社するように」との業務命令が出た。
 取り付けられた冷房機はかなり大きく、なにもこんなに大きな物にしなくてもいいのにと思うくらい強力なやつが導入された。風量を弱く設定しても、部屋の中をブンブン風が回る。昔DEC社のVAX11/8800やVAX785(?)など数台のバイポーラCPUを設置していたコンピュータ室を思い出してしまった。

1999年7月3日(土曜日) 曇り時々雨 万歩計:4362歩
 会社に行ったら、朝一番に「課長!**店のデータがコピーされていません」と女子社員から内線がかかってきた。いろいろ調べたら、営業店舗側のルーターが壊れていることが判明。ガックリ。土曜日は本社従業員が少ないのでヘルプコールが少ないし、業者(世間)は休みなので電話はかかってこないし、面会の予定も入らないので、最新技術を勉強する日にしているのだ。
 とにかく、設定データが壊れている可能性が高いのでノートパソコンとルータのマニュアルを抱えて片道50分の店へ走った。
 ルータにパソコンを接続し、ルータの電源をON。「メモリーエラー」(実際には長たらしい英文のメッセージなのだが)のメッセージが表示されて全然復活の兆しが無い。店舗の従業員に「昨夜雷がなってました?」と聞くと、「はい、結構鳴ってました。それと、これもおかしいんです。」と指差したところには、空調の制御盤が.....。10系統ほどある空調の1系統に異常な表示がされている。雷にやられたことには間違いなさそうだ。
 すぐに本社に引き返し、予備のルータを用意した。ルータの設定は結構ややこしいのだが、こんなこともあろうかと思って、あらかじめ設定マニュアルを作成しておいたのだ。30分程度で設定を完了して再度店舗へ走り、無事復旧できた。
 本社に帰ってきた時刻は午後6時ぴったり。終業時刻だ。
 マニュアルを丁寧に作っておいて本当に良かった。特に、私のようなエンドユーザはルータの設定やサーバーOSのインストールなどは最初にやるとその後何年も(壊れるまで)設定操作をしないのですぐにやりかたを忘れてしまうのだ。その時には良く理解しているので忘れないと思っているのだが、1年も経過すると忘れてしまう。だから、めったに起きないようなトラブルの復旧マニュアルにはかなり初歩的な事柄についても細かく記載しておいたのだ。
 かなり追加の書き込みをした手書きの汚いマニュアルなのだが、内容が正確な事が実証できたので、これを機にワープロで綺麗に作成し、製本することにしよう。
 それと、部下のT君もなにやら秘密めいたマニュアルをたくさん作っている。彼はコンピュータやルータよりも機械関係(金属部品がガチャガチャ動く関係)が得意なので、私とは分業しているのだが、彼の技術とノウハウにはなかなかの魅力がある。そうだ、「ディスクローズ(情報開示)」をキーワードにマニュアルを作成させ、情報を公開させる事にしよう。

1999年7月2日(金曜日) 曇り時々雨 万歩計:3134歩
 7月最初の彗星が発見されました。C/1999 N1(SOHO)です。太陽系の南側から北上し、太陽に突入しそうな位置まで近づく軌道です。太陽に最接近する直前までSOHO(太陽観測衛星)により観測されています。その後の観測が発表されていない(?)ので、太陽に突入したのかも知れません。
 昨夜、「眼視観測の勧め」に惑星の位置を示した図を追加しましたが、急いで作ったのでレイアウトがむちゃくちゃかっこ悪くなってしまいました。惑星の位置を示した図は1週間間隔程度で更新したいと思っています。太陽系の一番内側を回っている(公転している)水星は、結構忙しそうにクルクルと公転していることがわかると思います。

1999年7月1日(木曜日) 曇り 万歩計:4254歩
 もう7月です。6月に入った時には、「もう6月か、梅雨の季節が来たなあ」と思ってしまいましたが、本当にアッというまに7月が来てしまいました。花火と夏祭りの季節です(梅雨明けしていないので、実感はできませんが)。
 新彗星が発見されたようです。C/1999M2(SOHO)です。軌道計算して観測データと付き合わせてみました。太陽に接近中のところを発見し、追跡観測したようです。接近中といっても、地球から見ると、もうほとんど太陽に突入しようとしている感じです。
 太陽をクルッと回ったという観測データはまだ公表されていない(?)ようなので、これも太陽に吸いこまれてしまったのでしょうか。




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