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2005年06月29日

天狗高原からセイファートの六つ子銀河に挑戦

(6月25日の天狗高原観測会の続きです)
 彗星観測をやったり、双眼鏡やCCDによる観望会を楽しくワイワイやっていたわけですが、途中私の機嫌が悪くなったような印象を与える時間帯があったかもしれないなあとちょっと気になっています。
 話しかけても乗ってこないし......。
 返事のタイミングも悪いし.....。
 固まったように動かないし......。
 どうしちゃったんだろう??、急に機嫌が悪くなって.....、って。

 実はその時、1億9000万光年彼方からのわずかな光を捉えようと集中していたんです。雲が流れる合間の瞬間を狙って。その天体はへび座とヘルクレス座の境界にあるコンパクト銀河群 HCG79で、 『セイファートの六つ子』と呼ばれている銀河の集まりです。
 この天体はハッブル宇宙望遠鏡のすばらしい画像で有名になりました。こんなすごい宇宙の営みを自分の望遠鏡でもどうにかして捕らえられないかとチャンスを狙っていたんです。天狗高原の暗い空だったら捕らえられるかもしれない。チャンスだ!!っと。
 どうにか3枚の画像を得ましたが、わずか1分角に数個の銀河が集中しているので大変小さな像です。下の画像は数倍に拡大して画像処理していますが、感動を与えるような画像は残念ながら得られませんでした。
 ちなみに、中央下の一番明るい銀河は8億~10億光年ほどの距離にあるようです。
 ハッブル宇宙望遠鏡の少し大きな画像と比べてください。
 ニュースソースはHubbleSite
 日本語での解説はAstroArts天文ニュース

[セイファートの六つ子銀河の画像]
セイファートの六つ子銀河
ハッブル宇宙望遠鏡の画像に合わせて、上を南にしています。

コメント

これは凄い!凄すぎる。深宇宙の風景ですね。さらにワガママな注文をさせていただくと、「ステファンの五つ子」とか、クェーサー3C273とか見たいです。
どうやって、こんな難物を視野に導入するんですか?
CCDって視野が狭いんですよね。スカイセンサーによる自動導入からだと思いますが、さらに目標物を探り当てる高等テクニックが必要ですよね。

私に「テレスコ侍」というニックネームを付けてくださった方がいましが、まさにそのとおり。21世紀の今日でも江戸時代の感覚でやっております。反骨精神で、もう、それに徹しようかと思っておりますが、先進技術も少しは学びたいです。

投稿者 ロッド : 2005年07月01日 00:19

こんな凄いとこ 撮ってたのネ・・・・
しかも外野がワイワイ後ろでM13だぁ~~とか
騒いでいるとき
ビール片手で・・・・

今から次回の観測会の襲撃計画を立案中です

ロッドさん
Miraさんは
ただ者じゃ~ ないですよ!!

投稿者 いっけん : 2005年07月01日 12:04

 天体写真コンテストなど狙っているような鑑賞写真屋さんだったらこんな画像は恥ずかしくて絶対公開しないでしょうが、私は自称彗星観測者なので堂々としたもんです(爆)。
 光が写っただけで嬉しいんですよねえ。
 「ハッブルに挑戦シリーズ」(そんなのいつできた?)まだまだ続きますのでお楽しみに。

投稿者 Mira : 2005年07月01日 21:16

ロッドさん、実はあるんです。
2億5千万光年の彼方にあるステファンの五つ子

2000mmの長焦点距離であの小さなCCDに導入するのは怨念が必要でした。

投稿者 Mira : 2005年07月01日 21:57

ありがとうございます。ステファンの5つ子拝見しました。
40cm級では眼視で見えるそうで、星祭りでは話題になりますが、見えない物を導入するわけですから、大変です。CCD画像をパソコン画面で確認してるわけですよね。1分露出とは言え、2000mmでガイド良好、ピントも良いですね。凄いテクニックですが、GP赤道儀とC8の優秀さ、認識を新たにしました。

投稿者 ロッド : 2005年07月02日 08:57

 
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