月別保管庫(2005年08月) | メイン

2005年08月30日

もうちょっとで超新星発見者だったかな?

 6月30日深夜、国際天文学連合の回報(IAUC 8553)がメールで送られてきました。見た瞬間「あ~~っ!!」と言ってしまいました。内容は6月28日に写したM51(子持ち銀河)に14等級の明るい超新星が発見されたというものです。私はそれより2日前の26日に星仲間と天狗高原で天体観測をやっていたんです。しかもM51をCCDで撮像し、パソコンの画面に映してM51の解説までやってたんです。いつもは銀河を撮像すると保存しておいて、すぐに超新星が写ってないかDSSの画像と比較しているのですが、この日は観望会だったので保存せず次々と銀河を移動していたのでした。保存さえしていれば今頃"超新星発見者"と言われていたのかもしれません。まあ、実際、そういう栄光とすれ違った人の方が圧倒的に多いのでしょうね。
 さて、その超新星を今ころになって撮像してみました。下の画像の矢印の先にある点が超新星 SN2005csです。まだ14.4等の明るさを維持しています。超新星はM51(子持ち銀河)の中にある恒星が大爆発して星の一生を終えたものなんですよ。周辺に写っている星は我々の銀河(天の川銀河)の中にある恒星なんです。我々の銀河の恒星と同じ明るさで写っていることから、その爆発の凄まじさを想像してみてください。

2005年8月27日に撮影。矢印の先に超新星が写っている。


2004年3月19日に撮影。超新星は写っていない。

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2005年08月24日

あれれ、

メインに記事が表示されないぞ。

テスト
テスト

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2005年08月13日

はじめまして、小惑星(18365)Shimomoto

塩塚高原天体観測会に行ってきました(4)

 ドブソニアン望遠鏡で感激しているうちに厚い雲の合間に北極星が見えてきました。油断しているとすぐ隠れてしまいそうなので大急ぎで極軸をあわせます。そして、3つの星を使ってさらに正確に調整します。調整が完了したころ、南東の低空に、みなみのうお座のフォーマルハウトが見えてきました。なぜそんな低空に気をとられているのかというと、この後を追いかけるように2つの小惑星が昇ってくるのです。1つは(10094)Eijikato、もうひとつが私の名前が付いている(18365)Shimomotoです。小惑星Eijikatoはオーストラリア在住の翻訳家で関勉さんのウェッブページを英語に翻訳してくださっている加藤英司さんを命名したものです。「CCDで撮ってアニメーション画像を送りますからね~」と約束をしたまま天気が悪くて延び延びとなっていたのです。木の陰から姿を見せたところを待ち構えて1枚撮りました。低空である上にうす雲があるようで画質が悪いです。その後また雲に覆われて撮影不能に....。望遠鏡はそのまま追尾させたままでまたドブソニアン観望モード。2時間後晴れたところをしつこく撮影。どうにか2枚写せたので交互に表示させてみたところ、動いている動いている....。明るい天体がピコピコと....。2時間の間に結構移動するものです。

小惑星(10094)Eijikato
2005年8月6日23時20分09秒から1分露出と8月7日01時20分57秒から1分露出をアニメーション。
0.20-m f/6.3 Schmidt-Cassegrain + CCD

 さて、次は小惑星Shimomotoの撮影です。9月上旬に最大光度になるので、まだ暗く写らないかもしれないなあと思いながら、できるだけ高度が高くなるまで待ちました。40分かけて6枚写してアニメーションさせてみると...。ありましたよ~。斜め右下方向に移動している天体が(5枚でアニメーション)。これが自分の名前が付いた天体なのか~って見ましたが、普通の小惑星ですね(当たり前か)。16.7等(R光度)ですが、思ったよりずっと明るく写りました。やはり塩塚高原の空は暗いです。

小惑星(18365)Shimomoto
2005年8月7日1時34分~2時12分(各1分露出)の5枚をアニメーション

 これで当夜の最大の目標は達成できました。これから先はゆっくりカップラーメンでもすすりながら撮影です。

 (続く)

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2005年08月12日

55cmドブソニアン望遠鏡のすごい世界を堪能

塩塚高原天体観測会に行ってきました(3)

 小学生や父兄の皆さんに木星観望をしていただいた後は我々の観測が本格的に始まる予定だったのですが、北極星が見えないので望遠鏡の調整ができず撮影になりません。でも、雲の切れ目はかなり多いので、Sさん持参の巨大な55cmドブソニアン望遠鏡を覗かせていただくことにしました。
 ドブソニアン望遠鏡というのは下の画像の望遠鏡で、地面すれすれに取り付けられている大きな鏡で光を集めて筒の先についている接眼レンズで好きな大きさに拡大して観望します。追尾モータは付いてないので自分で鏡筒をふって導入します。
 持ち主のSさんと主催者のKさんが望遠鏡の前に並んでいたので記念撮影しようとしたら、Sさんはダッシュで逃げてしまいまして、Kさんだけが、まるで自分の持ち物のように写っています(笑)。



 さて、その望遠鏡の見え具合ですが、これには驚きました!
 球状星団なんか、写真で見たような感じで、つぶつぶが鮮明に分離して、恒星の数を数えることができるほどの見え具合です。しかも画像よりずっと美しいです。私はこれまで眼視の方が写真より綺麗だと思ったものは月だけだったのですが、望遠鏡がこれだけ良いと球状星団もすばらしいですね。そのほか惑星状星雲や土星状星雲などCCDでもなかなか写すのが難しい小さな天体も見せていただきました。300倍以上とかっていうかなりの倍率にしても実に鮮明で、写真に撮らないと無理と思っていた天体が、眼視で見られたことには驚きました。そして、網状星雲や、あの極淡いカリフォルニア星雲まで存在を確認できました。
 私は20cmの望遠鏡を手に入れたばかりのころ、いくつかのメシエ天体を導入して観望していましたが、どれも写真のイメージとは程遠く、正直言ってがっかりしました。それが天体写真に取り組むきっかけでした。でも、これだけの高性能な望遠鏡を使うと眼視観望も楽しいですねえ。ドブソニアン愛好者たちの気持ちがよくわかりました。
 ちなみにこの大きな望遠鏡はバラバラの状態で、その向こうに写っているスポーツタイプの乗用車に乗ってきたんです。20分もかからないくらいの時間で組み立てられました。

 (続く)

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2005年08月11日

塩塚高原に天体観測に行ってきました(2)

 まだ明るいうちにSさんが西の空に木星を見つけ、Kさんの「一般の人には木星をみてもらいましょう」という言葉で一斉に導入しました。導入は簡単なのですが、北極星はまだ明るいことと、北方向一面に広がる雲のために見えないので極軸があってなくて、どんどんずれていきます。しかたないので、1分間隔で視野の修正を行いながら見ていただきました。
 小学生と接することは二十数年ぶりのことですが、反応が面白いですね。すごく不思議なものを見る感じでぼーーっと見ている子供、いくら熱心に説明してもほとんど反応をしないように見える子供、目をランランと輝かせてはしゃぎまわり猛烈な勢いで質問攻めにしてくる子供.....。大人以上に個性が豊かです。望遠鏡を覗く前の表情、説明を聞きながら観望している最中の表情、望遠鏡から目を離した後の表情......。木星の様子よりも子供の豊かな感情の変化の方が心に残りました。

 (続く)

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2005年08月10日

塩塚高原に天体観測に行ってきました(1)

 8月6日(土曜日)に塩塚高原(愛媛県と徳島県の県境)の標高約1000mにある休養施設を借りて天体観測会を行いました。
 当日の午後は愛媛県側は大雨が降っていたとのことで、愛媛県側からの参加者は「どうしよう...」って言いながら、とりあえず待ち合わせ場所まで来たとのこと。私の高知県側は雲は多いものの雨は降っておらず、気象画像を確認していたので深夜には晴れ間が広がるだろうと期待しての出発でした。

 観測場所に着くと、我々のコテージ(と言うのでしょうか?)の横では、たくさんの小学生やお父さんお母さんがバーベキューを楽しんでいました。

 早速望遠鏡の組み立てです。明るいうちに組み立てたのはちょっとしたデモンストレーションの意味もあったのです(正面の建物が我々のコテージです)。



 実は、当日は満員御礼状態ということを聞いていたので、我々の機材を使って一般の人にも星を見てもらおうじゃないかという計画になっていたのです。

 「なんだ!この軍団は」という鋭い視線を感じながら望遠鏡を組み立てました。



 この時点では、上の画像のように空が真っ白....。つまり曇り。晴れることを信じて組み立てました。  みんな心配そうに上を見てるでしょ!

(続く)

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