月別保管庫(2006年10月) | メイン

2006年10月25日

塩塚高原展望台観測会(4)

 10月21日の塩塚高原展望台で観測した彗星は73P/Schwassmann-Wachmann 3彗星4P/Faye彗星の2つとなりました。P/2006 T1 (Levy) も撮っていたんですが、うす雲の影響で画質が悪かったので保存しませんでした。寒いし、風は強いし、なにより眠かったのでこれ以上がんばらずに車に入って寝てしまいました。車の中は温かいのかと思ったらここも寒くて、毛布に包まってもまだ寒かったです。体がまだ冬タイプにモデルチェンジしていないようです。
 寒くてあまり眠れないので、時々窓から外を見ていましたが、薄雲の多くなった空を流れ星が飛んでいました。後からわかったことですが、このころ最大の流星群となっていたようです。
 星がほとんど見えなくなるほど明るくなってから車から出ると、「眠れましたか?」とK村氏の声が。風の中寝ずにがんばっていたようです。
 朝日が昇るところを展望台から撮影しました。山の間に見えているのは雲海です。雲海とはよく言ったもので、文字のごとく海の潮が山肌を洗い流しながら押し寄せてくるようです。
 日が昇ると温かくなったので圧手のセーターを脱いで、来た時のスーツに着替えました。星仲間のK村氏も職場から来たようで、ネクタイ姿のコンピュータ業界人2人が山の上で朝日を浴びている姿は奇妙でした(笑)。先に帰る2人に「我々はこれからちょっと打ち合わせをしますので.....」と冗談を言いながら見送りました。

観測を終えて迎えた日の出と雲海


展望台から見た北方向の雲海

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2006年10月24日

塩塚高原展望台観測会(3)

 深夜になると気温が8度まで下がり、その上風が少し強くなってきて寒くなりました。毛布を巻いて座っているとそんなに寒くは無いんですが、補正板の曇りを取るために立ち上がると寒いです。極淡い雲も出てきたりしてちょっと車の中で休みたいなと思いながらがんばりました。眠くなってくると歩き回って他の人の望遠鏡を覗いてみたり、雑談しながらオリオン座流星群を眺めたりしました。
 仮眠をとる前に1枚系外銀河を撮像してみました。おおいぬ座の前足の付近にあるNGC 2207です。2つの系外銀河が衝突しているところです。どうもオリオン座付近は追尾がうまくいきません。2003年9月28日に撮像したときの画像も追尾が甘いですが、今回も追尾が甘いです。20枚くらい写して最も良いもの3枚をコンポジットしましたが、いまひとつです。
 ハッブル宇宙望遠鏡が写したNGC 2207はHubbleSiteで見られます。

NGC 2207とIC2163(おおいぬ座の衝突銀河)
2006年10月22日3時撮影
1分露出を3枚コンポジット
0.20-m f/6.3 Schmidt-Cassegrain + BT-10

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2006年10月23日

塩塚高原展望台観測会(2)

 いつも彗星ばかり狙っているので、遠征の時くらいは観賞用画像を撮ろうと思ってもう一枚撮ってみました。ぎょしゃ座にある散開星団M36です。散開星団の多くは広く広がっているので画像からはみ出すため撮像することは無いのですが、M36は狭い範囲に集まっているのでほぼ前全景を写すことができました。いちおうLRGBのカラー合成ですが、やりかたがまずいのかほとんど白黒画像と変わりませんね。星に多少の色が付くかと思っていたんですが期待はずれでした。

M36(ぎょしゃ座の散開星団)
2006年10月22日2時撮影 LRGB合成カラー
L画像2枚、R画像1枚、G画像1枚、B画像1枚
合計露出時間5分
0.20-m f/6.3 Schmidt-Cassegrain + BT-10

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2006年10月22日

塩塚高原展望台観測会(1)

 21日(土曜日)の18時に仕事が終わったあと、スーツ姿のまま塩塚高原展望台に観測に行ってきました。20時に到着すると他のメンバー4人はすでに望遠鏡を組み立て撮影中でした。他にも3台の車がありましたが、そちらは他のグループで、やはり天体撮影を行っていたようです。
 他のメンバーの望遠鏡が西の空低空を向いているので覗いてみるとなにやら彗星像が...。西の空に回ってきたSWAN彗星(C/2006 M4 (SWAN))でした。多少透明度が悪かったのですが、白くぼ~っとした姿が見られました。早い時間帯に見られるので子供たちの願望会の良い対象でしょう。
 流星が非常にたくさん流れました。私は冷却CCDカメラで撮像していたのでパソコンばかり見ていたのですが、それでも時々星空を見上げると流れていたので、かなりたくさん流れていたはずです。私でも30個くらいは見ているので、デジカメで撮影していた仲間は少なくても100個は見ているはずです。輻射点を追ってみるとオリオン座付近でした。オリオン座流星群だろうなと思いながら観望したのですが、帰ってきてから受信したメールでは、「輻射点はいっかくじゅう座にあり、......」と新しい流星群の可能性が書かれていました。大昔にこの付近を彗星が通過していたのかもしれませんね。
 いつもは彗星の観測がメインなんですが、今回の撮影で最も時間を使ったのはM1(かに星雲)です。ウェッブページに少しはカラーの美しい画像を飾りたかったからです。CCDが白黒なので、3色(赤、緑、青)のフィルターをつけてそれぞれ別々に撮像します。それをコンピュータ上で3色合成してカラー画像を得るわけです。基本になる白黒画像を3枚撮像し、赤色は良く写るので1枚、緑は少し感度が低いので4枚、青色はきわめて感度が低いので8枚撮像しました。1枚あたり1分露出ですが、追尾精度が悪いので何度も取り直し、結局1時間かかってしまいました。下にそれらを合成し作成したカラーのM1を掲載します。それなりに美しいのですが、反省点は多々あります。
(つづく)



M1(かに星雲・超新星爆発の残骸)
2006年10月21日撮影 LRGB合成カラー
L画像3枚、R画像1枚、G画像4枚、B画像8枚
合計露出時間16分
0.20-m f/6.3 Schmidt-Cassegrain + BT-10

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2006年10月18日

軌道計算プログラム改良中

 自作の軌道計算プログラムOrbitLifeを久しぶりに改良しています。
 非公開の機能は時々改良しながら、いろいろ計算しているのですが、今回は一般公開の機能です。彗星や小惑星が惑星に接近する状況を知りたい時が良くありますが、改良後の表示方法では、それぞれの惑星への各回の接近での、最も接近した日のデータのみ表示するようにしますので、各惑星への接近状況が把握しやすくなります。
 あと、軌道計算用の観測データ(MPCフォーマット)に、天文台コード 500(Geocentric)が含まれていると計算ができない問題を解決しました。上記改良版に含めて公開する予定です。

 その他、軌道計算中に、今後の光度変化の様子が直感的にわかるような機能も追加したいと思います。しかし、この機能はまだ少し先のことです。

  

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2006年10月17日

実は活動しています

 アクセスカウンターが下落の一方です。そりゃそうでしょうね、ぜんぜん更新してないのですから。実は観測も時々やってますし、更新作業も毎日けっこうやってるんです。
 例えば、ひとりごとを書いているブログシステムのMovable Typeにセキュリティーホールが見つかったということで3.33-jaにバージョンアップしました。バージョンアップ手順ですが、わかってしまえば簡単ですが、わかるまでに何時間も格闘しました。失敗したときのために記事をバックアップしたり、MySqlデータベースを全面バックアップしたりけっこう手間がかかるんです。まあ、大きなトラブルも無くバージョンアップできたわけですが、当然のことながら見た目は変わっていません。
 彗星観測日誌も毎日作業しています。ぜんぜん更新されないのに何を作業しているかというと、これもMovable Typeを使ってブログ形式にしています。数百件(?)ほどある観測記録を一つ一つ記事として入力しているのです。ただし、コメント欄やトラックバックはつけませんので今の彗星観測日誌とは見た目がちょっと変わった程度のことで、一般の人にはたいしたメリットはないかもしれません。全て入力が完了すると一気に切り替えます。あと1ヶ月ほどかかるかもしれませんが。
 観測もしっかりやっているのですが、彗星観測日誌が上記のとおりなので更新できていません。切り替えてから記事を書こうと思っていたんですが、意外に時間がかかるので、やっぱり忘れないうちに従来のページに書いておこうと思います。

 以上、ちゃんと活動しているのにウェッブページが休止しているように見える理由でした。
 見捨てないでくださいね~~~・

  

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