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2008年01月31日
たまには手書きの手紙はいかが?
うふふふ.....。
それは秘密です。

関勉先生の原稿
実はこれ、関先生のホームページ(コメットハンター関勉のホームページ)の原稿なんです。
現在は電子メールで届くのですが、最初の何年かは手書きの原稿が届いて、それを私が入力し更新していたのです。入力済みの原稿は捨てても良かったのですが、やはりファンの一人としては手元に置いておきたくて、部屋の隅に積み上げていたんです。でも、よく雪崩現象がおきるのでクリアブックに入れました。まだ何枚かあるのであと1冊必要です。
古い原稿を読んでいると懐かしく、当時のことをいろいろ思い出します。
現在は電子メールに変わったのでもう手書きの原稿が届くことは無いと思います。
メールはすべて保存しているのですが、やはり手書きに比べると味が無いですね。
私は時々山内家宝物資料館などに行って、将軍家からの書状や、織田信長、豊臣秀吉などだれもが知っている歴史の人物が書いた手紙など見ます。また戦の記録などが美しい小筆で書かれた書物など見ると貴重だなあと思います。これも、紙に記録しておいたからこそ現在に伝わったようなものだと思います。
現在の電子の手紙は何年先まで残るのでしょうね?私はバックアップを取ったり、メールソフトをあまり変更しないように気をつけたりしながら、インターネットを始めた頃からのものを保存していますが、大部分の人は、すぐに消去したり、ハードディスクが壊れて消失したり、コンピュータウィルスに感染して失ったりしているのではないでしょうか。
私にしたところで、私が死んでしまうと、このパソコンの中身は見えないし、いろんな記録の存在も知られること無く消失するのでしょう。せっかく作ったホームページもサーバーの解約や停止と同時に消えうせてしまいます。
DVDに記録して保管したとしても、わずか30年後、誰かが中身を見ようとしてもたぶん再生できる装置は存在しなくなっていると思います。
何ヶ月か前のテレビで、関先生が奥様に送ったラブレターを見せながら、当時のことを仲良く語っているシーンが放送されていました。
現在は携帯電話でラブレターを送る時代。若き日の想い出も機種変更と共に消え去るのでしょうか。
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2008年01月29日
位相幾何学は宇宙を語る
「宇宙の端っこっには何があるの?」
「じゃあ、その外側にはなにがあるの?」
「ねえねえ、宇宙の形ってどんなの?」
多くの人から聞かれます。
答えに困りますね~(笑)。
「宇宙は137億光年くらいらしいんだけど端っこはないんだよ」
「仮に、皆さんが137億光年の所に移動したとしても、そこを中心にさらに137億光年の宇宙が広がっているから」
とかって言うと、みんなきょとんとします。
そこでダメ押しで
「要するに、私を中心に宇宙が137億光年広がっていて、皆さんを中心にまた137億光年の宇宙が広がっているんだ」
なんて表現をするわけですが、こんな話をしていると「おい、変な宗教でもやってるのか?」って返ってきそうなので、すかさず自分でツッコミを入れています(笑)。
まあ、宇宙の形というものはそんな形なのだろうと想像しています。小学校以来勉強してきた3次元ユークリッド空間ではまったく表現できない形になってしまいます。
っで、私も人に聞かれるし自分も興味あるので、「怪しい宗教に入ったのか?」って言われないような科学的な説明をしたいと思って書店を徘徊していたら、何冊かの本を見つけたので2冊だけ購入しました。
今読んでいる本は下の画像にある『ポアンカレ予想を解いた数学者』です。宇宙の形と何にも関係ないじゃないかといわれそうですが、原書のタイトルは「The Poincare Conjecture - In Search of the Shape of the Universe -」です。訳すと「ポアンカレ予想 - 宇宙の形状の探索 -」とでもなるのでしょうか?これ1冊読めば宇宙の形が完璧に理解できるかのようなタイトルですが、「宇宙の形状の探索」のサブタイトルは魚釣りでいう"撒き餌"でして、宇宙の形状を科学することが目的の本ではありません。日本語のタイトルの方が適切で誠実な訳です。
ポアンカレ予想というのは、
『単連結な3次元閉多様体は3次元球面に同相であろう』
という、1904年に数学者アンリ・ポアンカレが予想した位相幾何学の命題です。
この難問が2003年(だったか?)にグリゴリー・ペレルマンによって肯定的に解決されました。そこに至るまでの数学の発展の歴史と多くの数学者の話が書かれています。
この本は数学書ではありません(図と写真はあるが式が無い)。高校生くらいだったら楽しみながら読めると思います。学校では教わることなく、その存在すら知ることが無かったかもしれない位相幾何学が宇宙と強い関係があることを知るだけでも価値のあることではないでしょうか。

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2008年01月28日
怪しい植物を発見
近くに寄ってよく見ると面白い形をしているので拡大鏡付きのマクロレンズで撮像してみました。
拡大してみると、開口部は筒状になっていてずっと奥の根元まで続いていることがわかりました。まるでサラセニアのような食虫植物と同じ構造になっています。ごく小さな虫が甘い香りに誘われて奥の方に入っていくと消化液に足を取られて食われてしまうのでしょうか。美しい花は怖いですね~。中を覗き込むと虫が浮いているにちがいありません。

舌を出して笑っているような怪しい植物

開口部より奥の方を眺める
さて、そろそろ冗談はやめにして現実的な方法を考えないといけません。なにか面白い方法はないかと何時間も考えたんですが、思い浮かばないので最後の手段、解剖をしようと考えました。その前に、名前も知らない植物を解剖するのは失礼だと思い、ネットでちょっと調べてみました。名前は簡単に判明しました。その名前は「ホトケノザ(仏の座)」。粗末にすると天罰が下りそうな名前ではないですか。ちょっと弱気になってきました。
私は植物学者ではないので、解剖までして最深部を究明する必要も無いわけです。研究熱心を自認する私としてはここで踏みとどまるのは不本意ですが、解剖しなくても探求できる技術が開発されるまで最深部の秘密には触れないことにします。
(おわり)
書いているうちにだんだん勢いが出てきて、本1冊書けそうな雰囲気になってきたので(オチが付かなくなってきたとも言います)、強制終了ぎみですが、今日の記事はこれで終わりにします。実はホトケノザの雄しべもまた興味深くて....。いや、長くなるので下に画像だけ掲載して本当に終わりにします。では、また。

ホトケノザの雄しべ
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2008年01月25日
桜のつぼみが成長中です
花は突然咲くものではなく、それまでに努力しているはずと思って、近くに寄って観察してみました。

これ、正しくはつぼみとは言わないのかもしれません。もう少ししたらこのつぼみみたいなのがパカッと開くと思いますが、たぶんそこから緑色の花の茎が2~3本伸びて、その先に白い桜の花が咲くのだと思います。ところで、白い糸のようなものは何でしょうね?それと白い菌みたいなものは?拡大鏡で見ないと気づかないくらい小さいのですが、この白いものが緑色の葉になるのでしょうかね?観察を継続してみたいと思います。

桜のつぼみ
2008年1月25日撮影(高知市平野部)
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2008年01月24日
初めて新年会をやりました
例年は忘年会はあるのですが、新年会はありません。今回は昨年の忘年会が無かったので新年会をやりました。
いつもの韓国風焼肉店に集合しましたが、50人以上いるので2部屋に分かれての大宴会です。我々情報システム部は小さい方の部屋に割り当てられていたので、男ばかりで華やかさのかけらもなかったのですが、いつもの顔ぶれなので身構えることも無く(笑)始まりました。
私がいつも後悔するのは、最初にビールばかり飲みすぎてお腹が張ってなにも食べられなくなることです。宴会が終わって帰ったころにお腹が空いてくるんですよね。で、今回はビールを控えて食べる方から始めました。まあ、脂っこい焼肉なのでそんなにたくさん食べられるものではないですね。本当は蒸し豚とかタン塩のようなあっさりしたのを食べたかったのですが、会社が用意したものじゃないとダメだとか言われて、たいして食べても無いのに満腹感がでてしまいました。

だいぶお腹が張ってきたので大きい部屋に移動しようかなと思っていたら、大きい部屋にいた女子社員たちがビール片手にドドドドッと大群で押し寄せてきて、狭い部屋が一瞬にして満杯状態になり返杯合戦になってしまいました。今までの平穏はどこへやら。女子社員たちはパワーがありあまっている感じで、完全に仕切られてしまいました(笑)。脱出もできずビールでお腹がパンパンです。


一人で飲んでいたら女子社員がコーヒー牛乳みたいなのを持ってやってきました。「これはなんだ?」と聞くと「カルアミルク。飲んでみる?」っていうので飲ませてもらったら、ただのコーヒー牛乳みたいでした。「これコーヒー牛乳じゃないか」って言うと、「でもすご~く酔うんですよ」って言います。「そうか、じゃあ酔わせたいときに飲ませればいいんだな」っていうと、「うん。そうそう」とかって言うのでしっかり名前だけは覚えてしまいました(笑)。正しくはカルーア・ミルクっていうんですね。

っで自分のテーブルをデジカメで撮っていたら、デジカメを奪われてしまい、帰ってきたときには怪しい画像がたくさん格納されていました(笑)。

下は3次会の入り口付近ですが、人数が想定より多すぎて入りきらない雰囲気....。他のところには予約されてない雰囲気だったので、私はトボトボ一人で寂しく帰りました。結果的にはこれが大正解で、次の日は二日酔いにもならず少し体調が悪い程度で済みました。3次会まで突入していた女子社員たちは次の日元気に出社して、昨夜は何もなかったかのようにけろりとしていました。やつらの体はどうなっているのやら....。

そういえば、もうすぐ会社の集団検診があるはずです。これからは野菜ジュースの生活にします。
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2008年01月19日
画像処理はフクロウの目の如し
前置きが長くなりましたが、今回は赤が話題ではなくて、『真っ黒は本当に真っ黒か』というお話です。

「直径20cmの鏡で焦点距離が1300mmもある反射望遠鏡に何十万円もする冷却CCDカメラを付けて撮像しても、この程度しか写らないんですか?」って言われてしまいそうですねえ。
はっきり言って、その通りです(笑)。
我々天文家はこの真っ黒な画像を宝物のようにして持ち帰るんです。
下の画像はみごとな『天体画像』です!って言っても一般の人は信じてくれないでしょうね(笑)。嘘じゃないことを試してもらうためにホームページで一般的なJPGフォーマットではなく、16ビットのPNGフォーマットで掲載してあります。多くの人の画面には正しく表示されていると思います。画像は真っ黒の横長の長方形で、近くでよく見るとディスプレイのほこりのような白い点が5個くらい見えると思います。それで正常に表示されています。

天体画像の原画(真っ黒な画像です)
16ビットのPNGフォーマット(ダウンロード可能)
日常生活の間隔では肉眼で見えない暗いところには光が無くて、どんなにがんばってもなにも見えないように感じますが、実はたくさんの光が存在するんですねえ。
上の画像にはオリジナルのままの情報が含まれているので、右クリックしてダウンロードし、好みの画像処理ソフトで処理してみてください。ちゃんと下のような画像が得られますから。

画像処理後のもの
おうし座にあるM1星雲(超新星爆発の残骸)
このような芸当は天体専用の冷却CCDカメラだからできることでもないのです。市販の一眼デジカメでも可能です。試しに真っ暗な風景を撮ってみて、画像処理ソフトで明暗の調整をするだけであら不思議、まるで昼間撮ったかのような画像が得られます。ただし、保存するときに高圧縮のJPGフォーマットにすると圧縮処理の過程で階調や色情報が失われるので、最高画質モードに設定し、パソコン内部でも最高画質のまま画像処理し保存することが必要です。
では、ポータブルの安価なデジカメ(2008年1月現在)ではどうかというと、残念ながら濃淡の階調が少ないので、暗いものをいくら画像処理しても白っぽくなるだけです。
高階調のデジカメを三脚に乗せて、シャッターを5分から30分くらい開けて星のある夜景など撮ってみて下さい。少しだけ画像処理すると、肉眼では見えなかった星が浮かび上がり美しい星景写真が出来上がります。
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2008年01月18日
久しぶりの二日酔いでした~。
座敷に座るなり、シャンパンまで頂いてしまい感謝感激でした。写真はナベができるまでの間シャンパンで乾杯しているところです。



今夜はなにやら最初っから珍しそうなお酒が出てきました。こんなのとか。





あっ、この記事を読むと年中飲みに行ってるみたいですが、昨年は社内交流会と新人歓迎会のたった2回しか行ってません。あとは会社関係じゃない人とちょっとだけ。
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2008年01月15日
芸西天文台の工事はまだ始まりません
まだ望遠鏡を壊しに来ないので関勉先生は、これ幸いとばかりにがんがん観測されています。このまえは、眼視観測用に付けていた16kgもある斜鏡をまた一人で取り外して、従来どおり鏡筒の先端(シュミットカセグレンで言う補正板のところ)にカメラを取り付けたそうです。
関先生は1980年に五藤光学研究所の故・五藤斎三氏から贈られた60cm反射望遠鏡を最後の最後まで最大限に活用しています。今夜も「この1枚が最後の1枚になるのかな」なんて考えながら撮影されているのでしょうか。
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2008年01月11日
雨の日に美しいもの

南天の木に雨は良く似合います。遠くから眺めても美しいですが、近くでも美しいです

茎と葉の間にも雨が蓄えられ、まるで水中の植物のようになっています。水滴が徐々に大きくなってその重さで茎が下がってきます。ぽたっと落ちると茎が跳ね上がります。風が吹かなくても周りの植物がざわざわ動いているのがわかります。

この季節、紅葉も終わり木に葉が無くなり、咲く花も少なくあまり見るところも無いのですが、それだからこそ気づいた風景でした。
でも、ワイシャツにネクタイ姿の男が寒そうに白い息を吐きながらデジカメ片手に植物を舐めるように眺めている姿は怪しかったかもしれません。
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2008年01月08日
超新星2008Aの発見者「市村義美」さんからメールが届きました!
っで、自慢げにトップページに掲載していたのですが、なんと!その超新星2008Aの発見者である市村義美(いちむらよしみ)さんからメールを頂きました。時々「彗星観測日誌」をご覧くださっていたとのこと。これには感激。あまりアクセスのないページなので閉鎖してしまおうかと思っていたのですが、再び更新する元気が出てきました。
ウェッブページ(ホームページ)を作成していると、ごくまれに"発見者"の称号(?)を持つ人から「見てます」っていうメールが届いたりして驚くことがあります。閉鎖しなくて良かったなあとか、もっとがんばって更新しておけば良かったなあなんて思います。
みなさん、今年はがんばって更新しますのでよろしくお願いします。
下は超新星2008Aの正確な位置と光度を測定している画面です。

クリックすると原寸大の画像が表示されます
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2008年01月06日
清清しい夜明けを飾る月と金星
さて、その片づけを気合を入れて終えると夜明けがやってきました。観測中は肉体的にも心理的にも格闘しているのですが、終わると急にリラックスするので夜明けの清清しさが一段と高まります。
ふと東の空を見ると-4.0等にまで明るくなっている金星と月齢27.2の細い月が薄明の空に並んでいました。あの月の周囲を月周回衛星かぐやがくるくる回りながら観測しているんだなあなんて考えながらしばらく眺めました。
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