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2008年04月25日

芸西天文学習館の披露式典がありました

 芸西天文学習館の70cm望遠鏡の披露式がありました。県外からも多くの人が招待されました。めったに会えない天文関係の方も来られたのですが、私の方も望遠鏡やコンピュータなどの設備の説明や天体観望の説明に集中していて、ご挨拶の機会を逃してしまいました。残念。
 下は芸西天文学習館の講師を代表してご挨拶される関勉先生です。さすがに話はお上手ですねえ。当社にも来ていただいて、スピーチセミナーの講師をお願いしたいほどです。ここだけの話ですが、前日まで仮病をつかって休もうとしていたとは思えません(笑)。

講師を代表してご挨拶される関勉先生

 テープカットです。私、テープカットをナマで見るのは初めてなんです。そんな立派な場所に招待されることは今までなかったので....。

ドームの前でテープカットされる議員の先生方

 その後望遠鏡やコンピュータの説明をしました。前日まではメーカーの人が説明するのだろうと思っていたのですが、実際には私ともう一人の講師が説明することになりました。一般公開の時には説明しない望遠鏡の特徴などを、以前のものと比較しながら説明しました。
 暗くなると火星や土星を導入して議員の先生方をはじめ、みなさんに見ていただきました。やはり土星は人気がありますね。みんな携帯電話のデジカメで撮っていました。観望というよりも撮影会の風景です(笑)。70cm望遠鏡での眼視観望は当然ですが、背中に乗っている15cm屈折望遠鏡でも観望していただきました。
 下は、この望遠鏡の持ち主である、高知県教育委員会事務局生涯学習課のY氏。この日はみんなに混じって携帯電話で土星を写してました。


 ほとんど人が帰ると、関係者だけになり、いろいろ課題について検討しました。これだけの特注品になると、すばらしい部分も多いのですが、改善すべき課題もやはりあるのです。いろいろ原因をさぐるべく知識のある人たちに協力いただいて夜遅くまで議論しました。披露の式典は無事終わりましたが、関係者にとってはまだまだ仕事が残っています。

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2008年04月20日

芸西天文台で1日中過ごしました

 昨夜は関さんと2人で明け方近くまでテスト撮影を行いました。なかなかうまくピントが合いません。機械式だったら指先の感覚で合わせやすいのですが、電子式なのでスイッチを何回くらい押したらどの程度像が変化するのかがまだよくわかりません。
 関さんは早朝から予定が入っているとのことで薄明直前に帰られましたが、私は朝までやりました。一旦帰って寝てからまた夕方来る予定でしたが、ガソリン代が激高なので、一日中芸西の周辺で過ごすことにしました。近くのコンビニでお弁当を買い、琴が浜で仮眠を取ってから、しばらく砂浜の波打ち際に座ってぼ~っとしました。

足摺岬が見えるのではないかと思うようなすばらしい透明度

 昼過ぎに再び天文台に戻ってプログラムを作りました。望遠鏡の制御用コンピュータに彗星などの移動天体の観測用に軌道要素を入力するのですが、たくさん入力するのは面倒なので、小惑星センター(国際天文学連合の機関)のサーバーから軌道要素をダウンロードし、そのファイルを制御用コンピュータで読み込める形式に変換するプログラムを作成しました。寝不足の頭でプログラムを考えるのは大変でしたが、時々ドームの中から外を眺めて気分転換しながら3時間くらいかけて完成しました。

ドームの中から外を眺める

 完成したプログラムでデータを変換させ、制御用コンピュータに読み込ませてみました。現在世界中で観測されている彗星は240個ほどあるのですが、それらのすべてが水色で表示できるようになりました。この画面は0.5秒間隔で星の位置や彗星の位置が再計算され表示されます。240個の彗星の位置を再計算しないといけないので大丈夫かなと思ってCPU使用率を調べてみたところ、これでもほんの数パーセントしか使っていませんでした。最近のコンピュータの高性能は驚きます。

制御用コンピュータの画面

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2008年04月16日

芸西天文学習館にNHKの中継車がやってきたよ

 今日は芸西天文学習館からNHK(日本放送協会)高知放送局のナマ中継がありました。18時20分ころから18時40分ころの間に8分程度ということでやりました。
 下はNHKの中継車です。カッコイイ。


 中継車なんてめったに見られないのでデジカメで撮りまくっていたら、突然ドアが開いて中からスタッフが出てきました。最初天文ドームの中にいたスタッフがこんなところで中継作業をしていたんです。
 無線が大きな音で聞こえていて、放送局とのやり取りが頻繁に聞こえていました。学生時代にはアマチュア無線に没頭した私が、こんな風景を見て興奮しないわけはありません。完璧に子供状態です(笑)。喜んでしまいました。技術スタッフの許可を頂いて、中継車に飛び乗り、近くにいた大庭先生に「これで撮って!」と自分のデジカメを渡して記念写真を撮ってもらいました。

中継車の中
(撮影許可とHPへの掲載許可は頂きました)

 テレビ局の技術スタッフと話ができる機会なんてそうそうあるものではないので嬉しかったです(笑)。
 いや~、私ももっと頭が良かったらテレビ局のスタッフになったのになあ。


 これが私たちを写してくれたハイビジョンハンディカメラです!
 こんなのを身近に見る機会はないのでデジカメで接近して何枚も撮ってしまいました。あとで、中継車に行くと、このカメラの映像と思われる画像が表示されていたので、私が物珍しそうにデジカメで取っている姿が中継車や放送局のモニターに流れていたんですね(笑)。


 関勉先生(左)とNHK高知放送局の内アナウンサー(放送副部長)です。内アナウンサーは知的で、驚くほど声が綺麗です。あの低音でしかも綺麗な発声で歌なんかうたったらモテるんだろうなあ(笑)、と余計なことを考えてしまいました。

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2008年04月12日

望遠鏡やコンピュータの操作説明会を行いました

 今日は芸西天文学習館の講師たちに望遠鏡やコンピュータの操作方法の説明会を行いました。先のメーカー説明会の時に熱心に質問しながら触りまくっていたら、「先に覚えてから教えてくれ」と言われていたのです。あれから12日が経ちましたが、その間9日間は芸西にやってきて望遠鏡の操作やコンピュータの各種機能の習得、恒星時追尾の試験、太陽系移動天体の追尾試験、冷却CCDカメラの撮像試験、非常停止試験など繰り返し行いましたし、その間、簡単なトラブルも経験しましたので、どうにか余裕を持って人に説明できるレベルになりました。
 16時から説明しましたので、時間に余裕があり全員に直接操作してもらうことができました。
 それと、見慣れない若者が4人いるなあ、だれだろう?と思っていたら、高知工科大学の学生たちでした。大学の先生が来られなくなったので代わりに来たとのこと。かなり興味深深でたくさんの質問を浴びせられました。今後は講師だけではなく、いろいろな人が観測や研究に使うようになるのかもしれません。

望遠鏡操作用コンピュータの画面

 一通り説明会が終わると学習館に移動し、品質チェックの報告や課題など話し合いました。いくつかのメーカーとの話し合いで解決できそうな課題が見つかりましたので対応を要請することになっています。
 しかし、全体としては良好で、すでに一般の人に観望してもらえる状態になっています。
 下の画像は15cm屈折望遠鏡の向きを微調整しているところです。70cmの中央にきれいに土星が見えている状態で、屈折望遠鏡の倍率を最大にまで上げると端にずれていたらしいです。妥協を許さない2人の講師が30分くらいかけてつらそうな体勢で微調整しました。明日は体が痛いと思います(笑)。

15cm F8屈折望遠鏡の向きを微調整している

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2008年04月11日

STL-11000Mで初撮像しました

 次の日早速、70cm主望遠鏡に取り付けて撮像してみました。ピント合わせはまだ慣れないので時間がかかります。わずか1秒露出でもたくさんの恒星が写りました。慎重にピントを合わせ、3x3ビニングで1分露出してみました。う~~ん、なかなか....。私の個人持ちの赤道儀なんか、1分露出なんか、数枚に1枚くらいしか追尾が成功しないのですが、芸西の望遠鏡は完璧に追尾してくれます(まあ、当たり前ですが.....)。面白いので3分露出もやってみました。う~~ん、なかなか....。完璧に追尾してくれます。調べると19等の恒星が写っていました。3分露出1枚で19等です。
 この日は17等級の彗星を2つほどと、19等級の暗い彗星を2つほど、そして、まだ検出されていない初回帰の彗星を2つ捜索してみました。撮影は簡単なのですが、まだこの画像になれないので測定と検出に時間がかかっています。

70cm主望遠鏡にSTL-11000Mを接続

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2008年04月09日

STL-11000Mが納品されました

 やっと冷却CCDカメラSTL-11000Mが納品されました。CCDチップは36mmx24.7mmとかなり大きなものです。こんな大きなCCDチップは初めて見ます。
 納品された日の夜は雨が振ったので、パソコンへのソフトウェアのインストールと操作方法を覚えました。ソフトウェアは操作性が良く、冷却CCDカメラの経験者だったらなんの苦労もなく習得できます。

SBIG STL-11000M

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2008年04月08日

70cm望遠鏡が復活しました

 前日望遠鏡が制御できなくなり、復旧もできなかったので関さんに深夜状況報告をメールで送っていたら、次の日早くもメーカーから返信がもらえました。しかし、そこに書かれていた内容は前日私が手探りでやってみたことばかりでした。「そんなこともうすでに試してるよ~」と独り言をいいながら腕を組んでいると、しばらくしたらまた次のメールが届きました。今度は写真入の丁寧な解説付きでした。「写真なんかなくてもすでに頭に叩き込まれてるよ」なんて思いながら見ていたのですが、ここでハッと思いました。昨夜わからなかった”姿勢軸”というのが、視野回転装置(カメラを接続する部分)のことではないかということです。もしかしたら、視野回転装置にも原点があり、それを私が見逃していたのかもしれません。

ベントカセグレン焦点に付けられている原点位置

 仕事を18時過ぎに終わらせ芸西に駆けつけると、すでに関さんが到着していました。望遠鏡を見上げて、問題の視野回転装置を見上げると....。
 やはりこれでした。大きく90度も回転していました。これを合わせるのを忘れていたので復旧できなかった可能性があります。
 制御装置とモータ制御装置の電源だけ入れて視野回転装置に貼られたマークを正確に合わせ、他の2つの軸も正確にあっていることを確認し、通常の立ち上げ操作を行いました。
 ドキドキしながらコンピュータに表示されている「原点復帰」ボタンを押すと聞き覚えのあるわずかなうなり音が始まりました。へんな方向に動く様子はありません。正常な場合はほとんど動かないか、全く動かないんです。画面を見ると「目標天体に移動」というボタンが有効化されていて、みごとに復旧しました。
 ちょうど良い経験になりました。この復旧方法や緊急停止処理の方法を、土曜日に行う予定の学習館の講師への操作説明会で伝えることにしましょう。

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2008年04月07日

70cm望遠鏡が方向音痴になりました

 今日も芸西天文台に行きました。自分の冷却CCDカメラを使って撮像すればどの程度の性能なのかがわかりやすいと思ったのです。
 関勉先生も来ると思っていたのですが、なぜか来ない....。
 初めての単独活動となりました。
 前回、自分の冷却CCDカメラでの撮像はやはりむちゃくちゃピント合わせが甘かったので(というか、合わせられなかった)、今回はピント合わせの練習のつもりで1時間以上かけて合わせてみました。2枚ほど試しに60秒露出してみると、まあまあのピント。そこで思い切って3分露出をしてみようと思った直後、ハンディコントローラに赤いランプが!
 なにやらわけのわからないエラーが出てしまいました。

ノートPCで撮像中の風景

 マニュアルに書かれていたエラー解除操作を試みたのですが解除できず。
 私も技術屋なので、望遠鏡を作った技術屋の考えそうなことはだいたいわかります。そこで、マニュアルモードに切り替えて、原点復帰ポジションに手動でもどしました。

手動で原点復帰させているところ

 つぎに、余計な処理が走らないようにプログラムを強制終了さて、すべての電源をオフに。
 再度電源を投入すると復活する予定が.....。
 今度は別のエラーメッセージが出てしまいました。
 「姿勢軸(θ)のRef信号が検出できませんでした」って....。
 姿勢軸ってなに??


 マニュアルモードに切り替えると、制御装置についている画面に駆動部分の座標などが表示されることに気づきました。良く見ると、姿勢軸という表示があり、コントローラの[θ-]ボタンや[θ+]ボタンを押すと、望遠鏡のどこからか音が出て、なにかが動作していることがわかります。画面の数値もボタンに連動して正しそうに変化しています。どうもどこかが破損したわけではなさそうです。


 その後かなりいろいろなパターンで復旧を試みたのですが、どうやっても復旧できず、23時30分にあきらめて帰りました。稼動部分を大きく動かしても特に異音はしないので、機械的に破損したような感じではないです。
 土曜日には天文台の講師陣に望遠鏡とコンピュータの操作説明会をしないといけないのに....。来週はNHKのナマ中継が入ってるのに.....。
 どうするんだよ~~!

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2008年04月06日

ドームに机を運び込みました

 今日は日曜日と言うことで、午前中から芸西天文台に行って、パソコン机を搬入し、観測用のパソコンを設置するつもりだったのですが、溜まっているメールの返信をしたり、溜まっているHPの記事を更新したりしているうちに午後になり、それからパソコン机を買いに行き、筆記用具や文房具を買い、一眼デジカメ用のコンパクトフラッシュメモリーとハイビジョンハンディカム用のDVD-RWを買い、その他いろいろ買い物をして休日の大渋滞に巻き込まれながら芸西天文台に到着したのは18時!太陽は西の空低く、真っ赤に輝いていました。ぜんぜん予定と違うし....。
 天文台の下まで車で着いたものの、この重たいパソコン机のキットをどうやってドームまで運び込もうかと考えながら、この日初めての食事(コンビニのおむすび2個)を車の中で食べていたところ、ちょうど良いタイミングで大庭講師が後ろからやってきました。これ幸いとばかりに手伝ってもらってドームまで運び込みました。大庭先生ありがとう!

組み立て中のパソコン机

 大庭先生はなにか目的があってやって来たようですが、本来の目的は無視して、「先生、もうすぐNHKのナマ中継があるので、土星のハイビジョン動画を撮ってください。天気が悪かったらそれを放映するかもしれないので」って頼みました。この前のメーカー説明会の時の様子を見ていると、少なくとも私より動画カメラに慣れているようすだったのです。
 私はパソコン机を組み立てながらコンピュータを操作し、大庭講師はハイビジョンハンディカムを操作しながらピント合わせや大きさを調整しました。文字で書けばたった2行ですが、時間は4時間くらい格闘しました。だって、拡大撮影アダプタどこにあるのか、接続リングがどれなのか、ピントは自動モードがいいのかマニュアルモードが良いのか、接眼レンズはどれを使えば適当な大きさになるのか、なにもかもが初めてなのです。
 大庭講師も私も「明日の仕事眠いかもしれませんねえ」なんてボソボソつぶやきながら23時ころまで奮闘しました。

ほぼ完成したパソコン机に観測用PCを載せたところ

 大庭講師、なにか目的があってやってきたはずなのに、私が巻き込んでしまって申し訳なかったです。NHKのナマ中継の時にはちゃんとお名前を紹介しますからご容赦を。

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2008年04月04日

70cm望遠鏡にCCDを付けてテスト撮像してみました

 今夜も芸西天文台の70cm望遠鏡のテストを行いました。関勉先生はフィルムカメラをベントカセグレン焦点に取り付けて比較的明るい彗星の写真を10枚くらい撮り、私はコンピュータ操作や時計の秒読みなどしてアシスタントを務めました。露出中は特にやることもないので彗星談議や今後の観測の話など、夢を語り合いました。
 その後は、冷却CCDカメラによるテストにかなり時間を使いました。
 本当ならSBIG STL-11000Mが納品されていて、そのカメラでテスト撮影する予定だったのですが、米国のメーカーからの出荷が遅れているとかで本来のテストができません。しかたなく自分の冷却CCDカメラなど一式を持ち込んでテストしました。

冷却CCDカメラを取り付けた70cm望遠鏡

 ピント合わせが難しいです。私のCCDは旧式なので、CCDからパソコンに画像が転送されるのに20秒くらいかかるんです。撮像時間を含めると1枚の画像がパソコンの画面に表示されるのに50秒くらいかかります。つまり、50秒間隔のコマ送り画面でピント調整しなければならないのです。私の望遠鏡はつまみを回してピント位置が調整できるので楽なんですが、70cm望遠鏡はハンドコントローラ(またはコンピュータ)のボタンを押して調整しなければなりません。まだ慣れてないのでどの程度押せばどの程度ピント位置が動くのかわからないのです。なかなか動かないので、少し長めに押すと今度は行き過ぎます。ボタンを押し続けると徐々に加速するように設計されているようですし、加速してしまうと今度は急停止はできません。こんな巨大な望遠鏡を操ろうとすると観測者側にもそれなりの訓練が要求されるようです。まあ、そのうち習得できるでしょう。
 個人CCDでの最初の撮像はM61でした。理由は関先生がC/2007 B2 (Skiff)彗星を撮られていたのですが、たまたまそのすぐ横(わずか17')にM61があったというだけです。ピントがうまく合わないのでボケボケの画像しか得られませんでした。その後すぐ横にあるC/2007 B2 (Skiff)彗星を撮像してみました。やはりボケボケの画像で恒星像が正規分布になっていませんでした。肉眼では大気はそんなに乱れてないように見えたんですが、実際にはかなり乱れていたのかもしれません。
 撮像した画像で焦点距離を計算してみたのですが、なんと5000mmもありました!ということはF7です。主鏡はF10で設計されているので、F10からF6.5くらいにするレデューサが入っているのですね。このレデューサに私の個人持ちのレデューサを連結させればもっと広視野になり、画質が向上するのかな?どうせ面積の小さなCCDチップなので周辺が歪んでもなんら問題はありませんし.....。近日中に実験してみたいです。

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2008年04月03日

芸西天文台70cm、ピントチェック中

 今夜はベントカセグレン焦点に35mmフィルムカメラを取り付けて撮影し、星像の確認を行いました。手元のハンドコントローラでは望遠鏡の向きを変えることができないため、関勉先生がカメラのファインダーを眺め、私が制御用コンピュータを操作し、カメラの中央に天体を導入しました。
 ハンドコントローラではピントの調整しかできないのです。これでは天体を中央に導入するのに2人がかりでやならいと能率が上がらないので、ハンドコントローラで微調整ができるよう改良して欲しいところです。

カメラを覗きながらハンドコントローラでピント調整する関勉先生

 関先生がアマチュア用望遠鏡の背中に乗っているファインダーを改造したものをカメラの光学ファインダーに押し付けています。これはファインダーの中の小さな星像を拡大することでピント調整の精度を高めるための工夫でした。

ピント調整中の関勉先生

 この夜は、いくつかの明るい彗星を試験的に撮影しましたが、ごく淡い雲に全天が覆われたりしたので能率は上がりませんでした。

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2008年04月01日

70cm望遠鏡のチェック初日

 今夜も芸西天文台に行きました。
 すでに関勉先生は到着されていて、コンビニで買ってたおにぎりを食べる暇もなく、2人で電源投入操作を行いました。今夜は主に関先生に操作していただきました。今夜は私が説明役だったのですが、面白かったのはコンピュータが関係する部分は私の方がよく知っていて応用が効くのですが、望遠鏡本体や接眼レンズ、カメラの取り付け操作などは先生の方が早かったです(笑)。「ああ、なるほどそうやって接続するんですねえ~」、なんて言いながら光学系の品質チェックの方法など、いろいろ教わりました。これからもお互いの得意な分野を出し合っていきたいです。

ドームの中

 コンピュータの起動が完了したら、いろいろな天体に向けてみました。淡い雲に覆われながらもおおくま座の二重星や土星を見ることができました。70cmをかなり高い倍率にしたり、最も視野を広くしてみたり。また15cmの屈折にいろんなアイピースを差し込んで品質をチェックしたりしました。

15cm屈折望遠鏡

 仮納品されていた貸出用の冷却CCDを内緒で使ってみようとたくらんでいたのですが、メーカーが持って帰ったようでたくらみはかないませんでした。
 しかたないので、NikonのD200を関先生とあ~でもないこ~でもないといろいろくっつけて、70cmのベントカセグレン焦点に付けてみました。撮影しようとしましたが、「メモリーが入っていません」とかのエラーで撮影できませんでした。別売みたいです。しかし、光学ファインダーには星が写りましたので、メモリーさえ買えばすぐに撮像できそうです。

 先生と2人で、接眼レンズを全部箱から出して床に転がしたり、デジカメ本体と付属部品やコードを床一面に放り出したり、
「接続リングは??」
「これか?」
「いやたぶんこれでしょう....。」
「ああ、あの箱の中に違いない....。」
「う~~~ん、無い...。」
「あっちの箱だ...。」
「あった~~~!!」
とかって、2人で地べたに座って、さんざん散らかしました。
まるで子供がおもちゃ箱をひっくり返して遊んでいるように見えたかもしれません。

後片付けが大変だったのは言うまでもありません。

以上、4月1日の稼動テストの風景でした。

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