月別保管庫(2008年07月) | メイン

2008年07月29日

暗い彗星ばかり観測しています

 7月29日は望遠鏡メーカーが調整作業のため芸西に来ました。いくつかの議論をして一定の成果がありました。特注の大型望遠鏡と言うものは、既製品と違って、現地で実際に稼動させてみて初めてわかる問題が少し出てきますね。今はこれらをひとつずつ解決している段階です。
 その調査が終わった21時過ぎから観測を行いました。23時ころには関さんがやってくるものと思っていたんですが、来ません。いつもは、私が昼間会社勤めしている関係で、23時から0時ころに関さんにバトンタッチするのですが、今夜はすばらしい星空なのに来ないんです。それで、このすばらしい星空を逃してなるものかと2時過ぎまで気合入れて観測しました。
 C/2006 S3 (LONEOS)彗星は19.1等でした。この彗星は2012年4月ころ太陽に最も近づきますが、大変大回りなのでそんなに明るくはなりません。発見から2年も経っているのに19.1等と非常に暗いです。この観測は日本で最初だと思います。
 まもなく近日点のC/2007 M1 (McNaught)彗星は19.4等と非常に暗かったです。この観測も日本で最初だと思います。
 その他18等級~19等級の非常に暗い彗星をいくつか観測しました。
 これらの観測データはすべてRecent MPECsで公開されました。

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2008年07月28日

C/2008 FK75 (Lemmon-Siding Spring)彗星は18.7等

 関勉さんから「小惑星として発見された彗星があるので、暗いですが撮ってみて下さい」と言われました。いつもこんな大まかな指示が飛んできます(笑)。天体名もわからないし....(笑)。でも小惑星として発見されて後に彗星であることが判明した天体と、最初から彗星として発見された天体では名前の付け方が違うので簡単に調べられるのです。そういうことをお互い知った上での話しなので、入門者からすると、あんな説明でよくわかるなあと思うかもしれません。
 そのC/2008 FK75 (Lemmon-Siding Spring)彗星はすでに西の方角の少し低い位置にあって、南国市や高知市の街明かりの影響を受ける位置にありました。透明度もあまり良くないので写らないだろうと思ったのですが、1分露出を3枚と3分露出を1枚撮ってみました。限界ギリギリでどうにか写っていました。光度は19等に近い18等級で、測定値はばらつきます。
 この観測データは他の彗星のデータとともに小惑星センターに送信され、MPEC 2008-P23で公開されました。国内初観測かな(?)

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2008年07月27日

C/2008 N1 (Holmes)彗星は19.1等

 彗星観測日誌が更新されないので観測をやめてしまったのだろうと思われているかもしれませんが、ちゃんと観測してます(笑)。観測場所が仁淀川堤防移動観測所(D70)から芸西天文学習館(芸西天文台)(372)に変わっただけです。
 7月26日には関勉さんと二人でC/2008 N1 (Holmes)彗星を写してみました。まだ日本ではだれも観測してないので相当暗いのだろうと10分露出と3分露出で6枚撮像しました。帰ってきて探してみると、しっかり写っていました。光度は19.1等で非常に暗いです。3分露出のものにも恒星状でしっかり写っています。さすが70cm反射望遠鏡に最新鋭の冷却CCDカメラですね!19.1等が3分で写るのですから。このデータは村岡健治さんにより観測精度がチェックされ、他の観測と共にMPC(小惑星センター)に送られました。
 これらの観測データはRecent MPECsで公開されています。

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2008年07月26日

夏の天文教室は大成功でした

 8月26日は芸西天文学習館(芸西天文台)の「夏の天文教室」を行いました。これは子供たちの夏休み期間中に3回~4回程度行われる少し時間の長い公開のひとつです。16時30分~21時まで行いました。講師は関勉講師、山口講師、大庭講師、私の4人でした。
 暑かったです。エアコンフル回転させても全然涼しくならないし.....。でも高台にあるので風はよく吹きます。窓を開けて風を通しながらの方が夏らしくて良いかも(?)。
 明るい時間帯の最初は関講師がお話をしました。その後はパソコンで星空解説を放映しました。この放映中に私は抜け出してドームに行き、望遠鏡を青空に輝く恒星に向けてピント合わせをしたり、昼間の火星を眺めたりしていました。望遠鏡を使えば昼間でも明るい恒星なら見えるんですよ。だいたい3.5等星までなら見えます。

関勉講師のお話を聞く

 夕方は雲が少し残っていたのですが、まだ明るいうちにドームに入ってもらい、昼間の恒星を見てもらいました。時々雲が隠すので、私が15cm屈折でモニターしながら、「はい!今雲から出ましたよ~」って案内しました。多くの人は昼間でも星が見られることに驚いたようです。
 夜はすばらしい星空に恵まれました。雲と間違えそうな夏の天の川を見ながら、星座をたどりました。


夏の大三角をたどる

 ドームの中では天の川の中の散開星団や球状星団など多くの天体を観望しました。M11(散開星団)はウケますねえ。定番です。中学生や高校生くらいだったらM57(惑星状星雲)や、M27(亜鈴状星雲)などを解説をしながら見てもらうのですが、小学生だとあまり面白くないだろうと思って、いつもはっきり見られる天体を選んでいます。このように来場者の様子に合わせてその場で選んでいるんです。また、時間に余裕があるときなら、来場者の希望の天体に向けて見ていただくこともできます(私が担当の日なら)。

 一般公開が終わった21時過ぎから、学習館の南西にある琴が浜で花火大会が行われました。私たち講師は後片付けなどしながら学習館から花火を眺めました。ちょっと遠いので迫力は無かったのですが、今年初めて見る花火は綺麗でした。花火が21時からというのは結構遅い時間ですね。これはこの付近が高知空港に着陸する航空機の空路になっているので、最終便が終わった後じゃないと打ち上げられないからだそうです。

琴が浜の花火(芸西天文学習館より)

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2008年07月22日

中学生に望遠鏡を動かしてもらいました

 今日は高知市の中学生約20人がやってきて、貸切の観測会を行いました。講師は川添晃さんと私でした。
 明るいうちはステラナビゲータ8で夏の星座を放映し、星座を覚えてもらいました。その後、川添講師がオーロラと日食の写真と共に体験談話しました。薄暗くなってから西の空に低い土星を観望し、木星、M11(散開星団)、白鳥座のアルビレオ(二重星)、M13(球状星団)などを70cm反射望遠鏡と15cm屈折望遠鏡の両方で見比べてもらいました。
 今回は中学生ばかりだったわけですが、3割くらいの生徒はコンピュータに興味を持ちました。そこで「このコンピュータを操作してみたい人~っ!」って手を上げるしぐさをすると、いっせいにたくさんの手が上がりました。一人だけ指名したところ、非常に残念がったり悔しがる生徒がたくさんいたので、これはいけないと思って、それ以降の操作はすべて生徒に少しずつ操作してもらいどうにか収めました。またカセグレン焦点を切り替える鏡も生徒に切り替えてもらったりと、まるで操作説明会の様相でした。
 小学生だと自分で触ろうとしないですが、中学生になると自分で操作したがりますね。これは教える側の私にとってよい体験でした。この手は今後も使おうと思います。

 9時に予定通り終了したので、すばらしい星空の下、「これからが自分の時間だ」と気合入れてCCDの準備をし、撮影を始めた途端、全面曇りになってしまいました。
 なんとも運が悪い...。
 一般公開の間だけでもよい星空だったので、まあいいか...。
 川添講師の晴れ男神話は本当だったみたいです。

貸切の一般公開の様子

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2008年07月21日

天気が良く変わります

 真夏の高知県平野部周辺の天気はコロコロ変わります。今日も高知市は真っ青い透明度の高い空が広がったので、仕事が終わってから急いで芸西天文台に向かいました。ところが、東の空に恐ろしいような雲が現れました。雲が現れても多くは東の方向に逃げてゆくので安心していたのですが、天文台に着くと空は真っ暗に....。今にも雨が降りそうな雰囲気になりました。雲はいつもと違って北西に速い速度で移動していました。太平洋の湿った空気が四国山地の方に大量に流れているので雨が降るかもしれないと思ってドームは開けずにしばらく様子を見ましたが、まったく雲が薄くなる気配が無いので帰ってきました。高価なガソリンが無駄になりました。

東の空に現れた雲

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2008年07月11日

スピーカー買いました

 この前の芸西天文学習館の一般公開の時に、パソコンでプラネタリウムソフトを使って星空案内をしてみたのですが、パソコンのスピーカーやプロジェクター内臓のスピーカーでは音が悪くて聞きづらいので、経費を頂いてアンプ付きの外部スピーカーを購入してみました。
 筐体は本物の木でできていて柔らかな感じの音がします。音量も十分で、ナレーションの音声が豊かに響きます。音質の調整もできるので、プラネタリウムソフトを放映するときは少し低音域に寄った調整にすると豊かな音声が再生できます。これは正解だ。
 もちろん、プラネタリウムソフトだけではなく、ナマ解説もしてますよ!
パソコン用スピーカー

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2008年07月05日

7月5日の一般公開の様子

 7月5日(土曜日)は芸西天文学習館の一般公開日で、関勉講師と私が行いました。34名と大入りで気合が入りました。雲の多い天気だったので講義室でパソコンソフトを使ってちょっと長めに番組を放映しました。
 また、雲が多くて土星は見えない可能性が高かったので、春に大庭講師が70cm反射望遠鏡にハイビジョンハンディカメラを取り付けて拡大撮影した土星の動画を放映しながら、関講師が土星の解説をしました。実際には土星は残念ながら見られなかったので、結果的にはこれがフォローになりました。
 この日は木星だけがどうにか雲の合間から出たり入ったり。タイミングを見ながら順番に見てもらって、どうにか全員が木星を見ました。多くの子供は(大人も)木星を初めて見るので感激してくれました。
 また木星の話やガリレオ衛星の話、オリオン星雲の話など、私に活発に話しかけてくる男の子がいて、宇宙の本もたくさん読んでいるのだとかで、しばらく話がはずみました。

ドーム内で観望中の様子

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2008年07月04日

初めて「しなとら」でラーメン食べました

 昨日は会社の近くのラーメン店「しなとら薊野店」に初めて入りました。何を食べようかといろいろ悩んだ後、「のり塩ラーメン」に決定。お腹が空いているときってチャーハンなんかも一緒に食べたいんですよね~。でも我慢してラーメンだけ注文しました。そしたら、昼の時間はご飯かサラダが付いているとのことでご飯をつけてもらいました。ちょうど良かったです(笑)。
 美味しかったですよ。のりの香りと薄い塩味がばっちりあいます。
 だいたいは初めて行くラーメン店って美味しく感じるんです。私の場合ですが。2回目に行くとそんなに美味しくなかったりする。
 本当に美味しいのなら2日連続でも美味しいはずと思って、次の日も行って、やはり同じのり塩ラーメンを食べました。やっぱり美味しかったです。最後まで飽きることなくスープも全部飲んでしまいました。看板には「毎日食べても飽きない」みたいなことが書かれていますが、もしかしたら本当かもしれない...。

のり塩ラーメン



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