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2010年08月07日
NGC 6543 キャッツアイ星雲を撮ってみました
8月1日は芸西天文学習館で「夏の天文教室」が行われ、大成功に終わったことはすでに書きましたが、その後一人ドームに残って月が出るまでの短時間撮影を行いました。
芸西としては大気が大変良好な夜だったので、なにか21等級の彗星の撮像に挑戦してみようかと思いましたが、すぐには適当なものが見つからなかったので、1か月前にドームの不調で失敗したキャッツアイ星雲を撮ってみることにしました。下の星図の中央にある明るい星が北極星で、N6543と表記された天体がキャッツアイ星雲です。この時刻、北極星の上56°まで上昇しているので、これ以上高い位置にくることはない、絶好の位置です。高度と言い、大気の安定度と言い良好な条件がそろっていました。

2010年8月1日22時頃の北の空
キャッツアイ星雲は20cmの望遠鏡でも少しぼやけた恒星状に見られるほど明るい天体なので、長時間露出すると真っ白く飛んでしまいます。いくつか試し撮りをしてから、30秒露出で18枚撮像しました。それらを重ね合わせていろいろ画像処理したものが下の画像です。
![[NGC 6540 キャッツアイ星雲]](http://www.comet-web.net/mira/Photo/ngc/ngc6543_D20100801_1.jpg)
NGC 6543 キャッツアイ星雲
芸西天文学習館 70cm反射望遠鏡で撮影
焦点距離 5,000mm
ハッブル宇宙望遠鏡などの画像には負けますが、かなり良く構造が写せたと思います。白黒でも写したことがあるのですが、微妙な構造がわかりづらかったです。やはり、明るい天体にはカラーが良いですね。
芸西としては大気が大変良好な夜だったので、なにか21等級の彗星の撮像に挑戦してみようかと思いましたが、すぐには適当なものが見つからなかったので、1か月前にドームの不調で失敗したキャッツアイ星雲を撮ってみることにしました。下の星図の中央にある明るい星が北極星で、N6543と表記された天体がキャッツアイ星雲です。この時刻、北極星の上56°まで上昇しているので、これ以上高い位置にくることはない、絶好の位置です。高度と言い、大気の安定度と言い良好な条件がそろっていました。

2010年8月1日22時頃の北の空
![[NGC 6540 キャッツアイ星雲]](http://www.comet-web.net/mira/Photo/ngc/ngc6543_D20100801_1.jpg)
NGC 6543 キャッツアイ星雲
芸西天文学習館 70cm反射望遠鏡で撮影
焦点距離 5,000mm
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2010年08月06日
M20三裂星雲を撮ってみました
天の川が見やすい季節になりました。20時30分になると空はすっかり暗くなり、天頂から南の空にかけて夏の天の川が見えています。
下の星図は8月8日20時30分ころの様子です。中央のいて座付近の白く見える部分が天の川の一番濃い部分です。この方向が太陽系の属している銀河(天の川銀河)の中心部分になるので多くの天体が見られます。
小さな双眼鏡でこの白く見える部分を眺めてみてください。天の川の正体がわかると思います。

その天の川の濃い部分にM20(三裂星雲)という散光星雲があります。夏の天の川が見えてきたらカラーで撮ってみようと以前から思っていたので、Nikon
D700を使って撮ってみました。
デジカメは内蔵されているフィルターの影響で赤っぽい色が写りにくいですが、このM20はよほど赤い色が強いと見えてしっかり写ってくれました。
赤く輝くガスや青く輝くガスが混在しています。破裂しているように見える黒い部分や虫が這った後のように見える黒い部分は暗黒物質です。下の方から角の様ににょきにょき突き出しているものも暗黒物質です。このなかから多くの天体が生まれているのでしょう。

M20 三裂星雲
芸西天文学習館 70cm反射望遠鏡で撮影
焦点距離 5,000mm
中心部分を異なる画像処理をしてみました。1枚の画像をいろいろな画像処理すると異なった表情が見えておもしろいです。

中心部分を異なる画像処理を行ったもの
下の星図は8月8日20時30分ころの様子です。中央のいて座付近の白く見える部分が天の川の一番濃い部分です。この方向が太陽系の属している銀河(天の川銀河)の中心部分になるので多くの天体が見られます。
小さな双眼鏡でこの白く見える部分を眺めてみてください。天の川の正体がわかると思います。

デジカメは内蔵されているフィルターの影響で赤っぽい色が写りにくいですが、このM20はよほど赤い色が強いと見えてしっかり写ってくれました。
赤く輝くガスや青く輝くガスが混在しています。破裂しているように見える黒い部分や虫が這った後のように見える黒い部分は暗黒物質です。下の方から角の様ににょきにょき突き出しているものも暗黒物質です。このなかから多くの天体が生まれているのでしょう。

M20 三裂星雲
芸西天文学習館 70cm反射望遠鏡で撮影
焦点距離 5,000mm

中心部分を異なる画像処理を行ったもの
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2010年08月01日
2010年夏の天文教室を行いました
8月1日は芸西天文学習館で「夏の天文教室」が開催され、40人前後の参加者がありました(満員御礼)。夏の天文教室は1年に4回ほどある長時間タイプのもので、16時30分から21時まで、星のお話や天体観望を行いました。
開催前に太陽黒点がないか15cm屈折望遠鏡に投影板を付けてみたところ、かなり大きな黒点が現れていました。昨年から黒点が非常に少なくなっていて、私も実際に黒点を見たことがありません。これはラッキーとばかりに、まず最初に太陽黒点を全員に見てもらいました。

久しぶりに大きな太陽黒点が見られた
2010年8月1日16時24分(太陽投影板)
40人全員が一度にドームに押し掛けても待ち時間が多くなるので、2班に分けようということになり、山口講師と松木講師がドームを担当し、太陽黒点や水星、金星などを望遠鏡で案内しました。
私は川添講師と講義室に残り、パソコンを操作してアシスタントをしました。内容は、川添講師が何度も北欧やカナダに出かけてオーロラの撮影をした時のことや、最近話題の「はやぶさ」のことでした。

オーロラと「はやぶさ」のお話をする川添講師
人数が多いので、昼の部はこれで時間いっぱいになり、18時から19時までご飯タイムとしました。私はドームに行って、夜の部はどうやろうか?もし曇ったら?曇る前にあれを見せよう....。といろいろ話し合いをしているうちに休み時間が10分しかなくなり、急いで車に行きソーメンをが~~~っとかき込んで帰ってきました。多少遅刻ですが、19時からは山口講師がお話をされるとのことだったのでまあいいかと...。講師は忙しいです。
19時からは山口講師がお話をされたはずですがどのようなお話をされたかわかりません(残念)。その時間、私はドームの中で水星と金星に望遠鏡を向けていました。かなり良好な大気の安定度で、これまでに見たこともないような水星と金星の姿がみられました。チャンスとばかりに、みんなが押し寄せてくる前にポータブルデジカメで動画を撮像しました。このようにして撮った動画は、一般公開が曇りや雨で観望できないときに、「今日晴れていたらこんな感じで見られたんですよ」なんて言いながら放映するためのものです。
下の写真は夕空に低い水星を肉眼で探そうとしているところです。西の空の低空にはごく薄い雲があったのですが、見られたのでしょうか?

肉眼で水星を探す
薄暗いうちは西の空にある土星や火星を観望しました。まっ暗くなってから、こと座のM57リング状星雲に向けてみました。惑星を見ていたので22mmのアイピースを付けたままでしたが、写真で短時間露出したような見事なリング状星雲が入ってきました。318倍とかなりの倍率ですが、さすがに70cmの反射鏡です。慣れない人でもはっきりとわかるような明るく大きな姿で見られました。大気の状態が良いときには思いっきり倍率を上げた方がよさそうなので、今後は22mmアイピースも使ってみようと思います。
また、ヘルクレス座のM13球状星団にも向けてみました。こちらも大気の状態が良好なので、ザラザラした感じの見事な球状星団が見られました。みなさん大感激していました。
この日は最後まで快晴で大気の状態も良く、非常に良い一般公開になりました。
開催前に太陽黒点がないか15cm屈折望遠鏡に投影板を付けてみたところ、かなり大きな黒点が現れていました。昨年から黒点が非常に少なくなっていて、私も実際に黒点を見たことがありません。これはラッキーとばかりに、まず最初に太陽黒点を全員に見てもらいました。

久しぶりに大きな太陽黒点が見られた
2010年8月1日16時24分(太陽投影板)
私は川添講師と講義室に残り、パソコンを操作してアシスタントをしました。内容は、川添講師が何度も北欧やカナダに出かけてオーロラの撮影をした時のことや、最近話題の「はやぶさ」のことでした。

オーロラと「はやぶさ」のお話をする川添講師
19時からは山口講師がお話をされたはずですがどのようなお話をされたかわかりません(残念)。その時間、私はドームの中で水星と金星に望遠鏡を向けていました。かなり良好な大気の安定度で、これまでに見たこともないような水星と金星の姿がみられました。チャンスとばかりに、みんなが押し寄せてくる前にポータブルデジカメで動画を撮像しました。このようにして撮った動画は、一般公開が曇りや雨で観望できないときに、「今日晴れていたらこんな感じで見られたんですよ」なんて言いながら放映するためのものです。
下の写真は夕空に低い水星を肉眼で探そうとしているところです。西の空の低空にはごく薄い雲があったのですが、見られたのでしょうか?

肉眼で水星を探す
また、ヘルクレス座のM13球状星団にも向けてみました。こちらも大気の状態が良好なので、ザラザラした感じの見事な球状星団が見られました。みなさん大感激していました。
この日は最後まで快晴で大気の状態も良く、非常に良い一般公開になりました。
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