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2011年08月30日

ギャラッド彗星が明るいです

 2009年8月に発見された彗星C/2009 P1 (Garradd)=ギャラッド彗星がどんどん太陽に近づき、まもなく最も明るくなるのでカラーで撮ってみました。下の軌道図のとおり、地球にも近くなっているので、ぐんぐん移動していきます。中央の青白くぼ~っとしたものが彗星です。パソコンの画面をなるべく明るめに調整すると綺麗に見られます。
 背景に線状になっているものは、太陽系からはるか遠くの恒星です。彗星はどんどん移動するので、彗星の移動にあわせて撮影したり、画像を合成することで、スポーツ写真をやっている人が言うところの”流し撮り”ができるのです。わずか7分程度でこれくらい移動しています。

[C/2009 P1 (Garradd)の写真]

 この彗星は太陽系の外縁部から数万年かけてやってきた可能性があります。計算方法によっては数十万年前になりますが、いずれにしても人類はすでに二足歩行していたころです。
 前回この彗星が近付いてきたとき、地球はどんなだったのでしょう?
 もしかしたら、真っ暗な夜空に長い尾をたなびかせ、やっと二足歩行をし始めた私たちの超ご先祖様が怖々眺めていたのかもしれません。




 

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2011年08月29日

空蝉の...。

 芸西天文台で蝉(セミ)の抜け殻を見つけました。
 この蝉も天の川の美しさを見たのでしょうか。それとも....。
 いずれにしても、今夜背中を照らしているのは天の川です。



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2011年08月28日

夏休み最後の一般公開を行いました

 8月27日(土曜日)は8月最後の芸西天文学習館の一般公開を開催しました。夏休み最後の土曜日ということもあり、定員オーバーの45人の申込者がありました。

 昼間は良好な天気でしたが、16時くらいには山間部では強い雨が降っていたようで、芸西に向かう途中の道では、海側を見れば青空が、山側を見れば真黒い雲があり、山のふもとは雲海状になっていました。雨が降っても開催する予定なので、かまわず向かいました。


芸西天文学習館から西を向いた風景(17時ころ)

 19時に一般公開を開始しましたが、完全曇り。
 晴れていれば、挨拶もそこそこで西に低い土星の最後の観望を楽しむ予定だったのですが、残念。とりあえず、いつものようにプラネタリウムを放映。その間、関講師とドームに行って空模様を見ながら作戦会議。

 プラネタリウムを2番組見た後はドームに行って望遠鏡を眺めました。関講師が望遠鏡制御用のコンピュータの説明などを最初に行いました。その後私が望遠鏡の説明をしながら、明るい恒星に向けて晴れるのを待ちました。


ドームの中でコンピュータの説明を聞く来場者

 願えば叶うもので、8時20分くらいになると北の空にカシオペヤが見えてきました。とりあえず、近くにあったM52(散開星団)に向けてみました。散開星団は大人も子供も感激してくれます。みんな、大きな声をあげて喜んでくれました。初めて望遠鏡を眺める人にとっては、全く星が見られなかった場合と、1個でも見られた場合では気分が全く違います。
 その後8時40分頃には広い範囲が晴れ、夏の天の川が綺麗に見えてきました。私が望遠鏡で星を見せている間、関講師は外で夏の大三角や星座のお話をしました。
 予定していた天体の一部しか見てもらうことができなかったのですが、終了時間を少しオーバーするまで楽しんでいただきました。
 帰るときには、「9月以降もずっと一般公開を行っているので、来てください。」と案内しましたが、多くの人は夏休みの期間だけ特別に開催していると思っていたようです。9月以降は来場者が少なくなるので、ほとんど”私の望遠鏡”状態のぜいたくな観望会ができます。ぜひぜひお越しください。

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2011年08月23日

全国の地方紙に掲載されました(古い話題)

 古い話ですが、実は今年の2月に全国の地方新聞に記事が出まして....。
 いや、事件を起こしたのではありません。
 たいした活動はできていないのですが、運良く、本当に運だけで新聞に出てしまいました。
 昨年、共同通信社から、私たち芸西天文学習館の観測者チーム(関勉さん(彗星発見者)がリーダーで昨年亡くなった村岡健治さん(軌道計算者)と私の3人チーム)の活躍ぶりを記事にしたいとのお話があり、何度か取材を受けていたのですが、取材途中の12月に村岡健治さんが急逝し、一旦はボツになりました。しかし、しばらくして、村岡さんの追悼記事と私の活動の2つの記事に分けて配信したいとのお話があり、再度何度か取材を受けて2月11日から掲載されたものです。
 全国の地方紙向けに配信するが、どこの新聞に掲載されるのかはわからないとのことだったので、誰にも言わずにだまっていました。地元の高知新聞に出なかったらショックだなあと心配していましたが、ちゃんと2月11日朝刊に掲載されました。
 次の日は会社に行くと朝らか多くの社員から声をかけられましたし、須崎市の実家の周辺でもいろいろ話題になっていたようです。高知県は地方紙のシェアが80%を超えているめずらしい地域だそうで、影響力の大きさには驚きました。


高知新聞2011年2月11日より

 地元高知の新聞に掲載された次の日だったか?、会社の偉い人たちが県外に視察に行っていたようですが、立ち寄ったうどんやさんで新聞を読んでいたら私のことが出ていて驚いたそうです。
 「高知新聞に出るのならともかく、県外の新聞にも出ていたぞ」と驚いていましたが、実は下のように、北は青森から南は鹿児島まで広く掲載されました。総部数で250万部くらいでしょうかね?
 下の新聞は共同通信社の記者さん(女性)がわざわざ送ってくださったものです。この他にもまだ少し掲載されているのかもしれません。
 もう新聞に出ることは無いと思うので、この新聞たちは家宝として、子々孫々伝えることにします。っていうか、子供いないから無理か....。

・2月11日 高知新聞<高知県>
・2月11日 四国新聞<香川県>
・2月11日 東奥日報<青森県>
・2月11日 京都新聞<京都府>
・2月11日 日本海新聞<鳥取県>
・2月12日 南日本新聞<鹿児島県>
・2月13日 神戸新聞<兵庫県>
・2月15日 宮崎日日新聞<宮崎県>
・2月16日 徳島新聞<徳島県>
・2月20日 山陰中央新報<島根県>







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2011年08月21日

春野漁港・ウミガメの産卵?

 ちょっと気分転換に春野漁港に行ってきました。ぼ~っとするのにはちょうど良い場所です。
 干潮時間だったためか、釣り人もほとんどいなくて、いつもに増して静かでした。

 7月に買い換えたスマートフォンSC-02Cにはパノラマ撮影というモードがあって、これが結構楽しいのです。さっそく、港をパノラマ撮影してみました。画角は180度を超えていますので、中央からV字に折れ曲がったように写っていますが、実際にはまっすぐです。


 クリックすると大きくなります

手前から(パノラマ合成)

 面白いので対岸に行ってもう1枚。これも岸壁がV字に写っていますが、実際にはまっすぐです。


クリックすると大きくなります

向こう側から(パノラマ合成)

 今日の写真は白黒で、しかもひどくコントラストを強くしてあります。まるで、楳図かずおの「アゲイン」や「漂流教室」のような雰囲気になっていますが、画像処理で遊んでいたらこんな画像になってしまったというだけで、特に意図したものではありません。続けてご覧ください。

 浅いところにはカニがいました。動きが面白いので動画を撮り続けましたが、特に芸がなかったので今日のところは公開しません。。


カニ

 青い熱帯魚のような小魚やチョウチョウウオの種類が泳いでいるのがたくさん見えましたが、中にはこんな地味な色の魚も。


餌をとるカワハギ科の魚

 浅瀬のコンクリートにはアンモナイトみたいなものが...。なんだろう?


海の中のアンモナイト?

 漁船のメンテナンスが完了し、港に下ろしているところに遭遇しました。この設備、なにもかも錆ついていて、もう使ってないのだと思っていましたが、ちゃんと使われているんですね。リモコンで操作していました。


再び海へ

 私が最初に車を停めていた場所に、黄色い旗を持った人が数人いるので、なにかあるのかなと思っていたら、徐々に車が増えてきまして、私は市場の方に移動したのですが、その後も増え続け70台ほどの車で埋まってしまいました。なにかイベントでもあるのかな?と思っていましたが、最終的には下の画面の様な感じに。
 子供会の行事?地引網?
 みんなデジカメやデジタルムービーで撮り続けていて、その先には特に人がいるわけでもなく、なにをしているのかまったくわかりませんでした。

 家に帰ってきて画像を大きくして良く見てみると、みんな砂の上に目線がいっていて、同じような方向を向いています。
 ウミガメの産卵??
 まさかね。こんなところにウミガメがいるわけないし....。

 まさかと思いながらネットで調べてみたところ、アカウミガメが6月から8月にかけて産卵に来るらしくて、春野町の小学校等では毎年活動をしているそうです。たぶん、小学生と父兄での学習会だったのでしょうね。
 そうか....。
 今度ウミガメを探してみよう。
 保護目的で卵を採るには高知県知事の許可がいるみたいですね。


アカウミガメの産卵?

 曇りの日は光が少ないので、カラーでは発色が悪いです。いろいろ画像処理していましたが、どうも綺麗な色が出ないので、開き直って白黒にしてみました。白黒もなかなか面白いですね。


漁船

 今日も平和で穏やかな春野漁港でした。

   

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2011年08月19日

高知市納涼花火大会の動画

 8月9日に書いた、よさこい祭りの前夜祭と同時に始まる高知市納涼花火大会の追加記事です。今年はイオンモール高知から見ることができたので、動画も撮影してみました。頑丈な三脚に乗せて、ズームで撮ってみましたが意外に良く写りました。
 秋になったら、この動画と、今年撮ったいろいろな写真を組み合わせて、「夏の思い出」みたいな動画を編集しようかな。バックには井上陽水の少年時代なんかを流して....。平凡すぎる?アイデアは湧くのですが、技術が伴いません。


関連記事
2011年8月9日 高知市納涼花火大会を遠くから見ました

  

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2011年08月17日

セミに逃げられたセミの映像

 ポータブルデジカメで撮ったビデオを編集したくて、1ヶ月ほど前にAdobe Premiere Elements 9を購入しました。機能が豊富なのでなかなか覚えるのが大変ですが、すこしずつわかってきました。


Adobe Premiere Elements 9

 そこで、練習として、ついこの前、道路ぶちで撮った動画を編集してみました。
 題材はセミです。セミの音が大きいなあなんて思いながら木を見つめていたら、セミが何匹もいまして、デジカメで写真を撮ったりしていたんですが、その中に、木の上にいるセミを後ろからゆっくりゆっくり移動しながら距離を詰めているヤツがいまして、面白い行動なので動画で撮ってみました。撮り始めた瞬間に1匹が飛んでしまいましたが、下の様な映像にできました。
 もっと腕が上がったら、芸西天文台で使う教材を作ろうと思います。

 セミ。お暇な方はご覧ください。


   

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2011年08月15日

話題のベテルギウスを撮ってみました

 2~3週間ほど前から「2012年にオリオン座のベテルギウスが超新星爆発する」というショッキングなニュースが流れていて、結構盛り上がっているわけですが、それなら、生前のベテルギウスを写しておこうと、8月7日の徹夜観測の最後(空はすでに明るくなっていた)に写真を撮り、ついでに動画まで撮りました。
 そのベテルギウスの位置ですが、下の星図をご覧ください。
 現在は明け方空が青白くなる頃、東の空を見ると下の様な位置にオリオン座が昇っています。オリオン座の左上に一層明るく輝くオレンジ色の星。これがベテルギウスです。明るさは0.6等前後(変光星)と非常に明るいので、ほとんどの人は肉眼で明るく見ることができます。赤色超巨星と言って、直径が太陽の数百倍もある有数の巨大星です。


ベテルギウスの位置

 よく、日本人が超新星を発見したというニュースが流れますし、世界ではその何十倍もの超新星が発見されていますが、それらはすべて系外銀河のものです。つまり、私たちの太陽系が属している銀河(ここでは天の川銀河と呼ぶことにします)の中で発生したものではなく、ずっと遠くの銀河の中にある1つの恒星が超新星爆発したものが発見されているのです。ニュースで「M51に超新星が発見された」と言われると、M51銀河の中にある恒星が超新星爆発を起こしたという意味です。ほとんどは何百万光年とか何千万光年ものかなたでの出来事なのです。
 では、私たちの天の川銀河(直径は十万光年程度)の内部では超新星爆発は起こったことがないのでしょうか。
 実はあります。
 まだ天体望遠鏡が発明されてない頃に、肉眼で見られた数個の超新星の記録が残っています。また、記録は残っていませんが、最近の観測データから、遠い昔に超新星爆発したものの残骸であることが分かっているものもいくつかあります。
 それらの多くは現在でもX線天文衛星や電波望遠鏡等で観測され、研究され続けています。小型の望遠鏡を使えば目で見ることができるものもあります。おうし座のM1(かに星雲)です。これは1054年に超新星爆発を起こしたものが残骸として残っているものです。
 では、天の川銀河で発生した超新星爆発はどの程度の距離で起きたのでしょうか。だいたい、3,000光年~7,500光年の距離です。単位を間違わないようによく読んでくださいね。"万光年"と"光年"では1万倍違いますので。

 このように、超新星爆発は遠くは数千万光年、近くなら3,000光年での出来事です。

 では、ベテルギウスはどの程度の距離にあるのでしょうか。
 640光年です!
 わずか640光年ですよ。
 太陽の数百倍もある恒星が、わずか640光年の距離で大爆発したらどんな光景が見られることか。もし夏の間だったら、太陽が2個あるように見られるかもしれません。冬だったら、夜になっても第2の太陽として東から昇り、夕暮れ時のような明るい夜が続くのかもしれません。そのようなことは何万年に一度のことになるわけで、私たちは歴史の証人になるのです。

 そこで、私はその歴史的な瞬間を写せるかもしれないと思い、芸西天文台の70cm反射望遠鏡を向け、310倍に拡大した接眼レンズにデジカメを押しあてて1枚写してみました。
 下の画像がそれです。


ベテルギウスの写真

 まさに、その歴史的瞬間。
 超新星爆発の瞬間の画像......。

 っというのはウソです。

 東の低空だったので、厚い大気が激しく揺らいで乱れているだけです。大気に激しく揺らぐ恒星を1/30秒で写しとめると、こんな姿に写るんです。「超新星爆発の瞬間画像」と言っても十分騙せる画像ですね(汗)。

 下は、ベテルギウスを動画で撮ったものです。動画だと多少安定した姿で写っています。特に異変は無く、いつものベテルギウスです。


 と、まあ、超新星爆発の簡単な説明と、自分で撮ったベテルギウスを掲載しただけでこの記事は終わってしまいますが、ちょっと内容が薄かったでしょうか?

 残念ながら、2012年に超新星爆発が起きるのかどうかを議論できるだけの知識は持っていません。

 しかし、気象衛星からの膨大なデータとスーパーコンピュータを使ったシミュレーションなどを長年研究している天気予報ですら、1週間先はほとんど当たらない(台風の進路は大まかには当たりますね)のが現状ですから、その何万分の一の観測データしかない超新星爆発の予想は、けっして確率は高くないと思うのです。超新星爆発の直後からの研究データはある程度蓄積されて多くの研究成果が出ていますが、爆発する直前のデータなんかあるわけないです(お隣の銀河である、アンドロメダ大銀河でのデータが1~2件あるのかも?)。コンピュータシミュレーションで、すでに分かっている爆発後の現象と、予測される爆発前の現象をうまくつなげるような研究はされているのだと思いますが、まだまだこれからの研究課題だと思います。

 超新星爆発を止めたり、太陽系や地球への悪影響を阻止する技術はありませんので、せめてできることと言えば、怪しい宗教や、怪しげな話題で印税稼ぎをする人たちに、人生を誤った方向に導かれないように注意することでしょうか。

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2011年08月13日

この暑いのに、寒いって言うメールが来た ^o^

 国際的にも有名な彗星発見者でアマチュア天文家の関勉さん=東亜天文学会会長(いまさら私のHPで紹介する必要もないか...)のホームページは、関さんのほかに3人のスタッフで作成しています。
 その一人である、加藤英司さんから下の様なメールが届きました。
 英語版トップぺージのアップデートご苦労様です。
 日本列島は猛暑が続いているようですが、体調にはくれぐれもお気をつけ下さい。
 こちら、日中は春の気配を感じますが、朝晩は冷え込んで、まだ氷点下になります。春が待ち遠しいです。しもやけもそろそろ症状が軽くなってきました。やはり春が近いのでしょうね。亜熱帯のブリスベンに住んでいた頃は、しもやけのことなどは忘れていたのですが、こちらへ引越ししてからは、何十年ぶりかのしもやけを経験しています。
 現在、夜の10時半ですが、気温は3.9度、湿度71%、天気は快晴です。日本の皆さんには申し訳ないような天気ですが。。。
 こちら高知市平野部は夜10時でも28度を超すような天気が続いていますが、3.9度だというのです。高知県平野部では真冬の一番寒い頃がその程度の気温ですが、加藤さんはいったいどちらにお住まいだと思いますか?

 実はオーストラリアのクイーンズランドなんです。南半球の日本とほぼ同じ程度の南緯ですから、日本とは正反対の季節になります。位置は下の画像をご覧ください。


3点中継図

 こちら日本が、
 「暑い暑い、倒れそうだ~」っと言っているときに、
 「こちら毎日、寒い日が続いています。今朝は、氷点下9度、今年の最低気温です。それでも、日中は、暖かく小春日和と、寒暖の差が極端です。....」のように、メールが届きますし、日本が寒いときは、逆に「異常な暑さで、近くでは鳥が空から落ちてきたそうです....」という具合です。

 加藤さんからは、関さんのHPの英訳が届くのですが、インターネットのおかげでまったく距離を感じることはありません。しかし、時々知らされる近況を読むと、やっぱり遠いのだなあと感じます。

 地球に季節があるのは地球が公転面に対して、約23.4度傾いている(年々徐々に変化します)ことが原因です。
 地球儀を傾けてじっと眺めていると、この傾きがいろいろな国の文化を作っているのだなあと思えてきます。そして宇宙の緩やかなリズムの中で適応しながら生きているのだとわかってきます。
 宇宙のリズムに抵抗することはできないのでしょうね。
 宇宙は偉大です。

   

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2011年08月12日

早朝のすばらしい木星の動画

 8月6日から7日朝にかけて徹夜でファン・ネス彗星を観測したことはすでに書きましたが、その観測終了直前に明け方の木星を眼視観望しました。
 下の惑星の軌道図をご覧ください。
 8月12日現在の位置ですが、惑星はどれも左回転(時計の針と逆)に回っていますので、遠くの木星を地球が内側から追い抜く感じで移動していきます。現在地球はどんどん木星との距離を詰めている最中なので、今後徐々に木星が大きく明るく見られるようになります。


惑星の軌道図

 下は明け方高く昇ってきたところを眼視観望装置(310倍)にポータブルデジカメで手持ち撮影したものです。
 芸西としては大気がかなり安定していて、なかなか素晴らしい木星が見られました。眼視では非常に細かい模様まで見られて感激しましたが、ビデオに撮るとピントがうまく合わないのか(?)ちょっとざらざらでぼやけた感じになってしまいました。それでも、時々5本の模様が見られると思います。


 芸西天文学習館の一般公開で観望できるのは10月に入ってからとなります。

 

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2011年08月11日

一般公開で大きめの太陽黒点を眺めました

 8月6日の芸西天文学習館の「手作り望遠鏡教室」の開催中に、少し大きめの太陽黒点があることに気付き、大急ぎで投影板に映しました。
 こんなのを5人ずつ教室から抜け出して眺めました。
 手前を移動する黒い影は高知県上空の雲です。


太陽黒点の動画


   

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2011年08月10日

8月6日に一般公開で見た土星

 8月6日は芸西天文学習館(芸西天文台)で「手作り望遠鏡教室」があり、良い天気に恵まれましたが、暗くなってまず最初に見たのが土星でした。土星は徐々に太陽方向に移動していますが、まだ観望できます。
 参加者の皆さんがドームに押し寄せてくる直前に動画を撮像しましたので、ご覧ください。


 70cm反射望遠鏡の眼視観望装置(約310倍)にポータブルデジカメを押しあてて撮像しました。動画にするとちょっとザラザラした感じになってしまいますが、目で見るともっとなめらかで美しかったです。
 土星を芸西天文学習館の一般公開で見るのは8月いっぱいが限度です。お早目にお越しください。

<関連記事>
「手作り望遠鏡教室」が開催されました。

   

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2011年08月09日

高知市納涼花火大会を遠くから見ました

 第58回よさこい祭りが8月10日~12日までありますが、その前夜祭の開催と同時に高知市納涼花火大会がありました。
 花火は大好きですが、このところ花火を見ないまま夏が終わり、淋しい気がしていましたが、今年は見ることができました。
 これで夏には未練はないです ^o^v
 あんたの夏は花火だけかよって言われそうですね。

[花火の写真1]

[花火の写真2]

 花火の写真はシャッター速度が決められないコンパクトデジカメではけっこう難しいですね。
 コンパクトデジカメで動画も撮りました。うまく撮れていたら編集してまたYouTubeにアップしようかな。

   

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2011年08月08日

ファン・ネス彗星の分裂核の撮像に成功!!

 石垣島天文台(国立天文台)によって、太陽の周囲を約6年4カ月かけて回っているファン・ネス彗星(213P/Van Ness)が2つに分裂したことが発見されたというニュースが伝えられています。
 各記事はこちらで検索できます。
 この彗星本体は15等級なので、多くのアマチュア天文家が撮像することができるほど明るいのですが、分裂した方の彗星核の明るさは、巨大天文台によって20等級~21等級で報告されており、個人で所有できる望遠鏡では観測することができないほど極めて暗いものです。
 そこで、芸西天文学習館(芸西天文台)の70cm反射望遠鏡で写すことができないかとチャンスを狙っていました。
 下はそのファン・ネス彗星の軌道図で、2011年8月9日現在の位置を示しています。赤い色がその彗星の軌道です。ご覧のとおり、火星と木星の間を少し傾いて楕円形で回っています。太陽の周りを回っているのは地球や木星などの惑星だけではなく、このような近くを短い周期で回っている短周期彗星もいくつかあるのです。


ファン・ネス彗星の軌道図

 ファン・ネス彗星は現在みずがめ座とペガサス座の境界付近にあり、最も明るく写る南中時刻は午前2時過ぎです。そんな時刻に観測していたら、次の日は仕事になりませんし(普通のサラリーマンなので)、週末でも月明かりがあったら写りません。それに長時間連続して晴れてないと写せません。あまり気長に待っていると小さな彗星核は消滅してしまうかもしれません。などなど、なかなか条件が厳しいです。
 そんなチャンスがやってくるのだろうかと思っていましたが、それは突然やってきました。8月6日の一般公開「手作り望遠鏡教室」が終わった夜でした。
 春からずっと雲の多い毎日でしたが、めずらしく快晴の夜になりました。
 彗星が高く昇ってくるのをじゅうぶん待って、何枚か試し撮りをした後、本気モードで10分間シャッターを開けっぱなしで撮ってみました。
 さすがに暗いので、たった1枚ではどれが分裂した核かわかりません。もう一枚10分露出を行い、今度は2枚を交互にコンピュータの画面に表示させてみました。彗星は移動するので、何枚かを連続表示させると、映画と同じ理屈で動いて見えるんです。尾の中にあるはずなので、よくよく眺めてみると、なんとなくこれかな~というわずかなものがあるようにも感じました。
 もうこうなったら、覚悟を決めて雲が出るまでとにかく撮りまくっておいて、あとで画像解析するしかありません。
 連続撮影開始です。10分露出を何枚もなんまいも繰り返し行いました。快晴の夜は写したい天体がたくさんあるのですが、もうそちらは無視して、ファン・ネス彗星だけに集中です。
 午前0時37分から連続撮影を開始して、終わったのは3時37分でした。
 あと30分で空が明るくなるという時刻までがんばりました。
 っで、なぜ30分を残して終了したのかと言うと、東の空高くに上ってきた木星を動画で撮像したかったのです。木星のお話は次回にまわします。

 家に帰ってから落ち着いて17枚の画像を調べました。

 写っています!!

 がんばった甲斐がありました。

 下の画像が10分露出の16枚を彗星の動きに合わせて合成したものです。A核というのが従来の彗星本体で、B核というのが分裂した彗星核です。


クリックすると大きな画像が表示されます

ファン・ネス彗星のA核とB核
213P/Van Ness
芸西天文台

 ニュースサイトでは「子が親を追っている」という表現をされていますが、A核もB核も下の画像で言うと右上に並んで移動しています。後にアニメーション画像を作成してお見せしたいと思いますが、追っているというより、仲良く並んで移動しているという感じです。

 A核から右下に細く長く延びているのが彗星の尾です。
 それより気になったのは、A核から左上に延びている一筋の光!
 これは何でしょうね?
 このわずかな光の正体も調べてみたいです。 

 その後、B核の精密な位置を測定して、光度も測定し、国際天文学連合に報告しました。
 芸西天文台の設備の能力をフル活用できた貴重な観測となりました。

   

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2011年08月07日

手作り望遠鏡教室が開催されました

 芸西天文学習館では、毎年8月(生徒の夏休み期間)に小さな屈折望遠鏡のキットを用いた「手作り望遠鏡教室」を開催していて、8月6日(土曜日)はその第1回目が開催されました。毎年好評なので、今年は3回行うことになりました。

 気象画像を見ると台風9号の影響で南から雲が吹きあがっているように見えたので天気を心配しながら芸西に向かいました。


芸西方面に向かうに従って雲は少なくなってきた


 芸西天文学習館(芸西天文台)に到着すると、もうすでに全員集まっていました。南面には松木講師が、昨年作った手作り望遠鏡に変なものをくっつけて置いてありました。はて?なんだろう...。


えらく重装備にされてる

 太陽投影板ですね。これで太陽の黒点を見ようと挑戦しているのでした。
 っということは、もしかして大きな太陽黒点が発生しているのかもしれないと思って、ドームに急ぎました。


芸西天文台の望遠鏡が入っているドーム
すばらしい天気になってきた

 大急ぎでコンピュータを起動して、太陽投影板を取り付け、ピントを合わせてみると......。
 あった~~っ、結構大きめの太陽黒点が!
 昼間の観望会は年間4回しか開催しないし、大きめの太陽黒点が常にあるわけではないので、見るチャンスは少ないはず。
 望遠鏡作りの前に太陽黒点を見てもらおうと急いで講義室に帰りました。


15cm屈折望遠鏡に太陽投影板を取り付けたところ

 講義室に帰ると、すでに理事長のご挨拶が終わって、講師紹介の直前でした。なんか、予定より早いと思ったら、今日は団体の予約だったようで、全員集合が早く、少し早めに開催していたのでした(汗)。

 最初に、主担当の松木講師から今日の進行が説明されました。


今回も40席満員御礼です

 次に岡村講師からこれから作る屈折望遠鏡の構造や、望遠鏡のお話がありました。岡村講師は関勉講師と同じく、この学習館が発足した当初から講師を務めていて、最年配の講師です。ご自分で「もう引退じゃ~」と言われながら、はや何年....(笑)。「引退はまだ早いです」と全員に引きとめられながら、年に1~2回の特別な一般公開には参加されています。本当にお元気です。


望遠鏡のお話をされている岡村講師

 「望遠鏡の話を長々聞くより、早く作りたいでしょうから...」との岡村講師の合図で、さっそく望遠鏡作りに入りました。


これが屈折望遠鏡のキットです

 作り出してまもなく、大きな太陽黒点が見えるから5人ずつにわかれて見てみましょうということになって、私はドームの方へ移動することになりました。ということで、望遠鏡の作成過程の写真は撮れませんでした。

 ドーム内では大きな脚立に一人ずつ登ってもらい、太陽投影板に写った太陽の様子を見てもらいました。
 木星のように表面を通過する模様は雲です(地球の雲)。


投影板に写った太陽(黒い部分が黒点)
全体を覆っている淡い模様は地球の雲



黒点のアップ

 全員が太陽黒点を見終わる頃には、ちょうど望遠鏡が完成していて、夕食休憩になりました。

 薄暗くなると外に出て、待望の月面をみました。と言っても望遠鏡の倍率は30倍程度とかなり高めです。最初から簡単に月に向けられるはずはなく、みんな、1時間くらい大格闘していました。ピント合わせが難しいみたいですね。ピントが合った状態を知らないので、超ピンボケでも、「見えた」って喜んでいます(笑)。完ぺきにピントを合わせてあげると、大声をあげて喜んでいました。まさかこんなにクレータがはっきりと見えるものとは思わなかったのでしょう。


月に向けける練習をしているところ
ピント合わせは、最初はちょっと難しいみたい

 自分の望遠鏡でいろいろ眺めた後は、いつもの一般公開と同じように、ドームに移動して70cm反射望遠鏡での観望会を行ったり、星座案内をしました。夜になるほど雲が無くなり、濃い夏の天の川も見られました。望遠鏡では土星を310倍まで拡大して見ましたが、大気が珍しいほど安定していて、たいへん美しい姿が見られました。やはり土星は人気があります。みんな感激していました。この土星もあと1ヶ月ほどで太陽方向に移動してしまうので見られなくなってしまいます。

 

 
ドームの中での観望の様子

 天気に恵まれて、最高の一般公開ができました。
 いや~、楽しかった!!

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2011年08月03日

今日もどうにか星が見られた

 8月3日も一般公開があり、2日連続の当番でした。
 天気は昨日よりはましですが、下の画像のように雲が多かったです。


芸西天文台に向かう途中の空模様 18時18分ころ

 今回の主担当は川添先生なので、私は気楽に撮影などをしています。

 川添先生のお話は、つい最近石垣島天文台(国立天文台)で彗星核の分裂が観測された「ファン・ネス彗星(213P/Van Ness)」の紹介から始まりました。
 また、オリオン座の赤色超巨星ベテルギウスが2012年に超新星爆発するという情報が流れていて、それについてもお話されました。
 発信源はまだ調べていませんが、内容はここらへんに詳しく書かれています。
 私は、そろそろ研究予算要求の時期が来て、世論を盛り上げたい人たちが情報発信したのかななんて、冷やかに見ていましたが、やはり、こういう刺激的な話題には多くの人が興味を持つようですね。たくさんの質問がされました。
 私もこういう話題を集めてお話するようにしましょうか^o^


川添先生のお話
皆さんが左側に寄って座っているのは、
右側に大きなスクリーンあって、
この位置の方が楽にみられるからです

 ドームに移動すると、最初のころは素晴らしい天の川が見られました。しかし、雲の移動が激しく、すぐに曇るので、望遠鏡をぐるぐる動かしながら、見られるものをみるという感じでした。
 20時30分ころから完全に曇ったので、一旦講義室に帰り、私がパソコンを使って、以前に芸西で撮像した惑星の動画などを放映しながらお話をしていると、ドームで空を監視してくれていた川添先生が、
 「完全に晴れたからすぐ来なさい。」
っていうので、再びみんなをつれてドームに行きました。
 綺麗に晴れるのが遅かったので、20分くらいオーバーして終了しました。 小学生たちは眠かったかな?
 こんな悪い天気でも、全員参加してくれて感謝です。

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2011年08月02日

雨でも公開を中止にしなくて良かったです

 8月2日は平日の一般公開ということで、仕事が終わるとただちにタイムカードを押して芸西天文台に急ぎました。どうにか10分前には到着しましたが、参加者の皆さんはすでに到着していました。
 芸西に向かうときにはすでに山の方が雨で真っ白くなっていましたが、南国付近からはついに雨が降ってきました。みんな来てくれるかな?と心配しましたが、なんと!全員来てくれて感激しました。
 ついついこちらも気合いが入って、「いろいろな天体」という題目で、一人で50分くらいしゃべってしまい、松木先生がお話をする時間がほとんどありませんでした。松木先生はドームの中で望遠鏡を眺めながらの解説をしてくださいました。いつもは私がドームでしゃべることが多いのですが....。
 土星を見ることが一番の目的だったのですが、雲が多く残念ながら見ることはできませんでした。しかし、雲の隙間から少しだけ星が見られるくらいに回復し、さそり座のアンタレスや、はくちょう座の美しい二重星、こと座のM57惑星状星雲などが短時間でしたが見られたようです。私はドームの外で雲の行方を監視していました。
 今日は(も)初めて望遠鏡で星を見るという人が多く、ある小学生の女の子はずっと非常に楽しみにしていたので、感激でいっぱいだったそうです。
 朝から雨の降る天気だったのですが、それでも実施して本当に良かったです。


外は曇りなので天文のお話中心です

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2011年08月01日

中土佐町の海岸道路が陥没した

 塩塚高原星空観望会が終わって、すごく眠いのにそのまま高速道路を走って中土佐町の叔父のところに用事があって行きました。
 帰りは中土佐町から安和へ抜ける海岸道路を写真撮りながらのんびり帰ろうとトロトロ走っていたら、いきなり通行止めの看板が....。
 海側の石垣がくずれてご覧の様相に。
 この道路は現在では生活必需の道路ではなく、交通量も非常に少ないのですが、時々海側が陥没したり、山側が崩れたりします。1年のうち大部分は通行止めになっていたりします。
 でも美しい海が間近に見られたり、磯釣りに行けたり、車を停めて静かに昼寝ができたり、ジョギングや散歩もできるので、気分転換にはたいへん良い道路なんです。
 維持費が多額にかかるばかりで、たいして生産性の向上には役に立たない道路ではありますが、海岸沿いをのんびりできる貴重な道路なので、早く修復してほしいものです。


道路が陥没して通れず
2011年7月31日(中土佐町久礼)

 場所は下の地図の緑色の矢印のところです。


大きな地図で見る

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