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2009年11月03日
大きく見える低空の月
仕事が終わって、芸西天文台に急いでいたら、東の山の上になにやら光の玉が見えました。ドキッとする光景でしたが、驚くことはない、極めて透明度の良い空に満月が昇ってきたところでした。
低空で見る満月はすごく大きく感じますね。大きく感じるのは錯覚らしいです。実際には大きさは変わらないのです。

ぽっかり浮かぶ満月
低空で見る満月はすごく大きく感じますね。大きく感じるのは錯覚らしいです。実際には大きさは変わらないのです。

ぽっかり浮かぶ満月
2009年08月23日
惑星の動画撮影をやってみました
8月22日夕方の水星と土星の動画撮影の様子です。
拡大撮影アダプタに22mmの接眼レンズを入れて、Sonyのハイビジョンハンディカムを取り付けました。今までやってみたいと思っていたのですが、ハンディカムの取説読んだり、拡大撮影アダプタの使い方を調べたり、導入時の微調整やピント合わせが面倒だなと思って伸び伸びになっていたんです。時々大庭講師がやっているのを近くで見ていたんですが、いろいろと面倒くさそうな感じだったんです。それでいつも、「木星撮っておいてください」って頼んでいたのですが、気合入れてやってみることにしました。
やってみると簡単でした。ハンディカムの取説を見ないで、30分くらい適当に触って覚えました。それだけ使いやすく作られているとも言えます。拡大撮影アダプタも適当に差し込んだり抜き取ったり組み合わせているうちにハンディカムに接続できました(笑)。
望遠鏡の眼視装置に取り付けたのですが、重くてたわんでしまうので、拡大率を上げると星が視野の外に外れてしまうのです。これを中央に微調整するのが面倒くさいです。芸西のシステムはハンドコントローラで望遠鏡の向きを変えられないのです。いちいちコンピュータのところに行って向きを少し変え、また眼視装置のところに移動して確認するという動作を何度も繰り返さないといけないのです。これはメーカーに改善を要求したいところです。
いろいろ格闘しながら拡大撮影のコツをつかみました。
なかなか良い木星の動画もハンディカムで撮影できたので、一般公開で星が見られないときには放映しようと思います。

水星の動画撮影の様子

こんな風に取り付けました
拡大撮影アダプタに22mmの接眼レンズを入れて、Sonyのハイビジョンハンディカムを取り付けました。今までやってみたいと思っていたのですが、ハンディカムの取説読んだり、拡大撮影アダプタの使い方を調べたり、導入時の微調整やピント合わせが面倒だなと思って伸び伸びになっていたんです。時々大庭講師がやっているのを近くで見ていたんですが、いろいろと面倒くさそうな感じだったんです。それでいつも、「木星撮っておいてください」って頼んでいたのですが、気合入れてやってみることにしました。
やってみると簡単でした。ハンディカムの取説を見ないで、30分くらい適当に触って覚えました。それだけ使いやすく作られているとも言えます。拡大撮影アダプタも適当に差し込んだり抜き取ったり組み合わせているうちにハンディカムに接続できました(笑)。
望遠鏡の眼視装置に取り付けたのですが、重くてたわんでしまうので、拡大率を上げると星が視野の外に外れてしまうのです。これを中央に微調整するのが面倒くさいです。芸西のシステムはハンドコントローラで望遠鏡の向きを変えられないのです。いちいちコンピュータのところに行って向きを少し変え、また眼視装置のところに移動して確認するという動作を何度も繰り返さないといけないのです。これはメーカーに改善を要求したいところです。
いろいろ格闘しながら拡大撮影のコツをつかみました。
なかなか良い木星の動画もハンディカムで撮影できたので、一般公開で星が見られないときには放映しようと思います。

水星の動画撮影の様子

こんな風に取り付けました
2009年08月22日
すばらしい木星
今日は昼ころ北九州市の学校の先生方が芸西天文学習館に来られたので施設の案内をしました。
その後琴が浜に行って車の中で読書などして夕方になるのを待ちました。8月25日に東方最大離角になる水星の撮影と、リングが真横になって見えなくなる土星を撮影したかったのです。午後は薄い雲が多くてちょっと心配しましたが、日暮れになるにしたがって雲が薄くなったので急いで天文台に駆け上がりました。
望遠鏡を土星に向けてみたのですが、透明度の悪い厚い大気にさえぎられて見ることができませんでした。しかし、水星の方は明るく、欠けた様子が撮像できました。とは言っても夏の日差しでドームも望遠鏡もやけて、大気が激しく揺らぐので美しい画像ではありません。
暗くなると東の空から木星が昇ってきました。低空の木星に向けてみると、意外はほど綺麗に見えていました。
ポータブルデジカメでコリメート撮影してみると大赤斑が写っていました。あらためて眼視でよ~く見ると、大赤斑が見えました。この年になって初めて大赤斑を見ました。芸西の望遠鏡は反射鏡が70cmもあるので木星は白く明るく、大赤斑が見づらいのです。いや、文句言っているのではありません(笑)。デジカメで暗めに設定して写すと大赤斑や模様が綺麗にわかります。暗い方が見やすいのなら思い切って倍率を上げてみようと思い、560倍まで上げてみました。さすが70cm。ここまで上げても茶色くなりません。
560倍でもやはり眼視よりデジカメのモニターで見た方がよく見えます。面白いのでデジカメでたくさん撮ってきました。
下の画像はお手軽コリメート撮影の12枚をコンポジットしたものです。これまでに撮った木星で一番よい画像です。本当はベントカセグレン焦点に接眼レンズを付けて撮像するともっときれいだと思うのですが、それはまた別の機会にやってみます。

木星
2009年8月22日22時20分
芸西天文学習館 70cm F10反射望遠鏡
コンパクトデジカメでコリメート撮影
その後琴が浜に行って車の中で読書などして夕方になるのを待ちました。8月25日に東方最大離角になる水星の撮影と、リングが真横になって見えなくなる土星を撮影したかったのです。午後は薄い雲が多くてちょっと心配しましたが、日暮れになるにしたがって雲が薄くなったので急いで天文台に駆け上がりました。
望遠鏡を土星に向けてみたのですが、透明度の悪い厚い大気にさえぎられて見ることができませんでした。しかし、水星の方は明るく、欠けた様子が撮像できました。とは言っても夏の日差しでドームも望遠鏡もやけて、大気が激しく揺らぐので美しい画像ではありません。
暗くなると東の空から木星が昇ってきました。低空の木星に向けてみると、意外はほど綺麗に見えていました。
ポータブルデジカメでコリメート撮影してみると大赤斑が写っていました。あらためて眼視でよ~く見ると、大赤斑が見えました。この年になって初めて大赤斑を見ました。芸西の望遠鏡は反射鏡が70cmもあるので木星は白く明るく、大赤斑が見づらいのです。いや、文句言っているのではありません(笑)。デジカメで暗めに設定して写すと大赤斑や模様が綺麗にわかります。暗い方が見やすいのなら思い切って倍率を上げてみようと思い、560倍まで上げてみました。さすが70cm。ここまで上げても茶色くなりません。
560倍でもやはり眼視よりデジカメのモニターで見た方がよく見えます。面白いのでデジカメでたくさん撮ってきました。
下の画像はお手軽コリメート撮影の12枚をコンポジットしたものです。これまでに撮った木星で一番よい画像です。本当はベントカセグレン焦点に接眼レンズを付けて撮像するともっときれいだと思うのですが、それはまた別の機会にやってみます。

木星
2009年8月22日22時20分
芸西天文学習館 70cm F10反射望遠鏡
コンパクトデジカメでコリメート撮影
2007年12月02日
火星が近づいてきました
火星がずいぶん近づいてきました。そろそろ観望の好期です。
前回は歴史的な大接近ということでマスコミが取り上げ大いに盛り上がったのですが、今回は中接近という感じです。
12月1日にデジカメでコリメート撮影してみました。20cm F10のシュミットカセグレン望遠鏡にデジカメを手持ちでくっつけての撮像なので結構苦労しましたが、どうにか模様が写りました。北極部分には白い極冠が写っていますし、南半球には黒い模様が写っています。
実際には大気が乱れているのでけっこう揺らいでなかなか模様は見えませんでした。しかし白い極冠はどうにか見えました。
惑星の観測は空の透明度よりも大気の乱れが少ない方が適しているのです。寒気が訪れて非常に寒い日は大気の透明度が良いので惑星がきれいに見えそうに感じますが、実際には上空の大気が大きく乱れるので、水の中を泳いでいるように見えるんです。比較的暖かな日は透明度が悪いですが、上空の大気が安定していることが多いので惑星はあまり揺らがずきれいに見えます。これが銀河や彗星になると逆になるのですが。
下に惑星の配置図を掲載しました。12月19日には太陽、地球、火星が直線に並び、最も大きく明るく見ることができます。各地の天文台では一般公開で火星の観望会を企画しています。ぜひ近くの天文台を訪ねてみてください。

火星
2007年12月1日撮像

2007年12月3日の惑星の配列
前回は歴史的な大接近ということでマスコミが取り上げ大いに盛り上がったのですが、今回は中接近という感じです。
12月1日にデジカメでコリメート撮影してみました。20cm F10のシュミットカセグレン望遠鏡にデジカメを手持ちでくっつけての撮像なので結構苦労しましたが、どうにか模様が写りました。北極部分には白い極冠が写っていますし、南半球には黒い模様が写っています。
実際には大気が乱れているのでけっこう揺らいでなかなか模様は見えませんでした。しかし白い極冠はどうにか見えました。
惑星の観測は空の透明度よりも大気の乱れが少ない方が適しているのです。寒気が訪れて非常に寒い日は大気の透明度が良いので惑星がきれいに見えそうに感じますが、実際には上空の大気が大きく乱れるので、水の中を泳いでいるように見えるんです。比較的暖かな日は透明度が悪いですが、上空の大気が安定していることが多いので惑星はあまり揺らがずきれいに見えます。これが銀河や彗星になると逆になるのですが。
下に惑星の配置図を掲載しました。12月19日には太陽、地球、火星が直線に並び、最も大きく明るく見ることができます。各地の天文台では一般公開で火星の観望会を企画しています。ぜひ近くの天文台を訪ねてみてください。

火星
2007年12月1日撮像

2007年12月3日の惑星の配列
2005年01月15日
探査機ホイヘンスが着陸成功しました
日本時間14日夜、土星の衛星タイタンに探査機ホイヘンスが着陸成功しました。着陸地点は運良く平らなところで、周辺には岩石か氷の塊のようなものが多数写っています。ホイヘンスは降下中にもたくさんの観測データと画像を地球に送ってきているようです。着陸後は、火星探査機のローバーとは違って移動できないし、わずか30分しか活動できない設計になっているので、このわずかな時間に勝負したと思われます。現在はもう役割を終えて静かに鎮座していることでしょう。
NASAではこれらのデータを解析中で、今後たくさんの貴重なデータが公開されることでしょう。
毎日新聞サイエンス
今後の解析結果は下のNASAのページで公開されるでしょう。
NASA - Cassini-Huygens: Close Encounter with Saturn
【最新探査機がとらえた火星と土星―水と生命の証拠を求めて/タイタンとリングの謎に挑む】
2004年04月15日
惑星が良く見えています
今夜も観測する気合が十分でしたが曇ってしまいました。月の影響がなくなってきたので、そろそろ休暇をもらって徹夜観測したいと思います。大気が比較的安定しているので土星や木星が大変よく見えています。暖かくなってきたうえに、夜更かししなくてもちょうど良い位置にあるので、お子様などを集めて天体観測会などするのも良いなあと思っています。芸西天文台(高知県)をはじめ各地の天文台で惑星の観測会などが多くなっていると思います。現在、夕方の西の空に非常に明るい金星やその近くに真っ赤な火星、少し東には土星、さらに東の空には木星と並んでいて、大変贅沢な観望となっています。近くの天文台を訪ねてみてはいかがでしょうか。
下の画像は望遠鏡にデジカメを押し付けて、手持ちで撮像してみました。望遠鏡で眺める木星(もちろん土星も)はもっともっと美しいですよ。

木星
2004年4月14日
20cm f/6.3 デジカメでコリメート撮影
下の画像は望遠鏡にデジカメを押し付けて、手持ちで撮像してみました。望遠鏡で眺める木星(もちろん土星も)はもっともっと美しいですよ。

木星
2004年4月14日
20cm f/6.3 デジカメでコリメート撮影