カテゴリー(V838 Mon(いっかくじゅう座特異変光星)) | メイン
2011年01月08日
V838 Monをカラーで撮ってみました
下の画像の中央にあるオレンジ色の星がそれです。画像でわかりやすいように明るく調整してあるので、オレンジ色になりますが、もっと赤いはずです。眼視観測すれば気持ち悪いくらい真っ赤っかじゃないかと想像しています。2002年に急増光するまでは青白い恒星だったらしいです。いったいどういうメカニズムでこのように変わったのでしょうね?
今度眼視で眺めてみようと思いますが、12等級とか14等級とかっていうと、70cmの反射望遠鏡をもってしても暗く、なかなか見ることはできないのです。意外と眼視で眺めた人は少ないのではないでしょうか。もし見ることができたらその色などまた記事に書きたいと思います。
![[V838 Mon いっかくじゅう座の特異変光星]](http://www.comet-web.net/mira/Photo/Hitorigoto_2011/V838Mon-D20110108.jpg)
V838 Mon(いっかくじゅう座の特異変光星)
芸西天文台 70cm反射望遠鏡 + Nikon D700 3分間露出
←あなたのクリックで元気100倍^o^/
ツイート
この記事へのリンクURL
| コメント (0)
| トラックバック (0)
2011年01月03日
V838 Monが12.2等に増光しています
下の画像は芸西天文台の70cm反射望遠鏡を使って、15秒露出した画像です。中央の矢印の先にある一番明るい星がそれです。

明るさは12.2等と出ました。そこで「あれ?明るすぎる」と思ってパラメータを変更して測定してみましたが、やはり同じ12.2等と出ました。

画像をクリックすると原寸大画像が表示されます
V838 Monを測定中の画像
2002年1月以前 16.7等程度の星だったらしい
2002年1月10日頃 10等台への増光が発見された
2002年2月8日頃 6.7等まで急増光
(ここから自分で観測開始)
2003年11月30日 11.1等(20cm Sct + BITRAN BT-10)
2004年12月13日 11.3等(20cm Sct + BITRAN BT-10)
2006年10月26日 12.0等(20cm Sct + BITRAN BT-10)
2007年11月 4日 12.1等(20cm Sct + BITRAN BT-10)
2008年11月26日 14.6等(70cm 反射 + SBIG STL-11000M)
2009年11月15日 14.7等(70cm 反射 + Nikon D700)
2011年 1月 1日 12.2等(70cm 反射 + CCD)
2002年の急激な増光以来、ゆっくりと暗くなっていたのですが、今回の観測で12.2等まで増光していることがわかりました。1年前に比べて約10倍に明るくなっています。もとの16等級まで暗くなるのかなと思っていたのですが、そう単純ではない感じになってきました。このあとどのように光度変化するのかまったく予想がつかないだけに、興味深くなってきました。みなさんも時々観測してみてください。
また、この恒星を囲うように存在していた反射星雲はもう写らなくなっています。下の画像は芸西天文台の70cm反射望遠鏡で10分間露出をかけた画像をさらに強い画像処理をしてごく淡い星雲を検出しようとしたものですが、それらしいものは浮かび上がってきませんでした。

V838 Monを取り巻く反射星雲の様子
19.5等までの恒星は写っているが、反射星雲は写らなかった
これまでのV838 Monの記事は「V838 Mon(いっかくじゅう座特異変光星)カテゴリー」をご覧ください。
←あなたのクリックで元気100倍^o^/
ツイート
この記事へのリンクURL
| コメント (0)
| トラックバック (0)
2009年11月17日
V838 Monは赤い星だった
いっかくじゅう座には謎がいっぱいの変光星V838 Monがあります。
毎年この時期になると気になって望遠鏡を向けています。今年は芸西天文台の70cm反射望遠鏡にNikon D700を使って、初めてのカラー撮像をしてみました。

クリックすると原寸の画像が表示されます(2760x1884) 606KB
いっかくじゅう座の特異変光星
芸西天文台 70cm反射望遠鏡で撮像
2009年11月15日

いっかくじゅう座の特異変光星
(中央部分の原寸大)
これまでの光度変化は下記のとおりです。
2003年11月30日 11.1等(20cm Sct + BITRAN BT-10) 2004年12月13日 11.3等(20cm Sct + BITRAN BT-10) 2006年10月26日 12.0等(20cm Sct + BITRAN BT-10) 2007年11月 4日 12.1等(20cm Sct + BITRAN BT-10) 2008年11月26日 14.6等(70cm 反射 + SBIG STL-11000M) 2009年11月15日 14.7等(70cm 反射 + Nikon D700)今後も観測は続きます。
←あなたのクリックで元気100倍^o^/
ツイート
この記事へのリンクURL
| コメント (0)
| トラックバック (0)
2007年11月06日
いっかくじゅう座の特異変光星V838 Monは暗くなりつつあります
2002年の発見以来観測しているんですが、年毎の光度は以下のようになっていて、非常にゆっくり暗くなっています。
2003年11月30日 11.1等
2004年12月13日 11.3等
2006年10月26日 12.0等
2007年11月 4日 12.1等←今回
画像は30秒露出のものを3枚コンポジットしていますが、今年も変光星の周囲をくるんでいるガスは写りませんでした。もっと長時間露出を行うと写るのかもしれません。
V838 Monってなに?という方はぜひこちらからご覧ください。大変興味深い星なんですよ。
←あなたのクリックで元気100倍^o^/
ツイート
この記事へのリンクURL
| コメント (0)
| トラックバック (0)
2006年11月01日
いっかくじゅう座の特異変光星V838 Monを観測しました
(1) 彗星観測日誌 C/2006 M4 (SWAN)
(2) 彗星観測日誌 C/2005 B1 (Christensen)
(3) 彗星観測日誌 C/2005 EL173 (LONEOS)
(4) 彗星観測日誌 P/2006 HR30 (Siding Spring)
(5) 彗星観測日誌 4P/Faye
(6) 彗星観測日誌 29P/Schwassmann-Wachmann 1
さて、1年に1回くらい観測する、いっかくじゅう座の特異変光星V838 Monの画像です(画像1)。導入精度が悪くて左端に写ってしまいました。三角矢印の先の明るい星がそれです。
2002年の発見以来観測していますが、非常にゆっくりしたペースで暗くなっています。10月26日の光度は12.0等でした。
2003年11月30日 11.1等
2004年12月13日 11.3等
2006年10月26日 12.0等←今回
画像2は2003年11月23日に写した画像で、変光星の周囲に噴出したガスが恒星の光に反射して輝いているところです。26日の画像にはガスは写りませんでした。今後急激な変化が見られるんでしょうか。それともゆっくり減光して見えなくなってしまうのでしょうか。今後も1年に1回くらいは観測したいと思います。

(画像1)

(画像2)
V838 Monの周囲を取り巻くガス
2003年11月23日
←あなたのクリックで元気100倍^o^/
ツイート
この記事へのリンクURL
| コメント (0)
| トラックバック (0)
2004年10月25日
V838 Monを覆っていた星雲が淡くなりました
非常に強かった台風24号は台湾北東で突然弱体化しました。
深夜になるとオリオン座が昇ってくる季節になりました。
1年ぶりにいっかくじゅう座の特異な変光星 V838 Monを写してみました。変光星の周囲を覆っていた星雲はかなり暗くなっているような気がします。前回(2003年10月15日)の画像(2000mm)より画質が良いにもかかわらず星雲はほとんど写りませんでした。光度は11.7等です。
下の画像から測定した位置は以下のとおり。
R.A. 07h04m04.77s
Dec. -03o50'51.2"
もっと長時間露出すれば変光星の周囲の星雲が写ると思います。皆さんも狙ってみてください。撮るたびに変光星の形が変化しているかもしれません。カラーで写すと面白いかも。
ハッブル宇宙望遠鏡が写したV838 Monの画像はこちら。
いっかくじゅう座の変光星 V838 Mon
2004年10月23日 3時49分
0.20-m f/6.3 Schmidt-Cassegrain + CCD
←あなたのクリックで元気100倍^o^/
ツイート
この記事へのリンクURL
| コメント (0)
| トラックバック (0)