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2006年01月28日

軌道計算の苦しみ

 1月27日の高知新聞夕刊に掲載の村岡健治さんとは1月14日(土曜日)に関勉さん宅で新年会と称して会っていました。その時に一部で有名な「軌道計算の苦しみ」を持ってきていただくようお願いしました。本当にそんな本が存在するのか?
 これがウェッブ上で初公開の「軌道計算の苦しみ」です。
 う~~ん、たしかに楽しみと苦しみは紙一重ではありますが....。

彗星と計算、軌道計算の楽しみ(後編)


軌道計算の苦しみ

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2006年01月27日

村岡健治さん高知新聞に大々的に載る

 今日夕方会社のエライ人から内線電話がかかり、「ムラオカさんって知ってるよねえ....」と怖い声で言われました。いや、業者の人にそんな人はいないなあ....。私がなにかの不正取引にかかわっている疑いか?う~ん、誤解されるような取引はしてないはずだし....。と3秒間の沈黙。私が知っているムラオカさんは一人しかいない....。「ちょっと、部屋へ来てみろ」という怖い声でエライ人の部屋へすっ飛んでいきました。エライ人は重大そうな顔で新聞をだまって私に差し出しました。

 どきどきしながら新聞を見ると、そこには見覚えのある顔が....。そして、新聞のほぼ全紙に大きなカラー写真とともに「軌道計算のエキスパート 村岡健治さん(高知市)」のタイトルと「机の上で星が動く」、「宇宙の営み数字で実感」、「新彗星?実は再観測ピタリ当て天文功労賞」などのサブタイトルが踊っています(記事内容はいずれ高知新聞社DBに掲載されるでしょう)。

 天文というお金にならない分野で、さらに軌道計算と言う大学の天文学科ですら熱心に勉強する学生も少ない分野(軌道計算に関する論文も皆無)で、これだけ大々的に取り上げられるほど活躍されていることはすばらしいことです。

 高知県では、はるか昔から天文台を含め科学技術に関する設備投資(教育投資)が抑制(無視)されて続けています(大赤字の公営ギャンブルはそれでもまだ設備投資を続けています)。そんな環境でも着実に成果をあげている村岡さんや芸西天文台の関勉さんは誇りです。

'村岡健治さん'をGoogleで検索



高知新聞2006年1月27日夕刊

  

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2005年02月17日

D/1819 W1 (Blanpain) と小惑星 2003 WY25 の連結軌道、計算できず

 見失われた彗星 D/1819 W1 (Blanpain) と小惑星 2003 WY25 が同じ天体かどうか私も計算していますが、3日経ってもまだ計算できません。ほとんどの天体は、自作の軌道計算プログラム OrbitLife で簡単に計算できたのですが、1819年から2004年までの186年間(37公転)の離れた観測を連結するのは思った以上に困難です。D/1819 W1の軌道要素(観測データ)は、大昔のことなので精度は悪いと考え、2003 WY25の軌道を先に計算しておいて、それにD/1819 W1の擬似観測データとうまく連結できる軌道を計算しているのですが、なかなか.....。それに地球や木星に何度も大接近しているので摂動計算の積分間隔も1日または0.5日で計算しなければならず、1回の改良だけで数億回の浮動小数点演算を行います。それを何度も何度も改良しながら徐々に連結軌道を計算するので最終的にはどれだけの計算をしているのか?いろんなパターンで計算しているのですが、それぞれ大変な計算時間を要するので、もう少し格闘が続きます。
 村岡健治さん(高知市の軌道計算者)はすでにぴったりの連結軌道を計算されていて、どうみても2つの天体は同一のものと見えます。ただ、D/1819 W1のナマの観測データが公開されていないのでそれ以上の検証ができない様子。国際天文学連合もまだ同一であるとの発表はしていません。

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