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2011年10月13日

塩塚高原で星見会という飲み会をしました(4)

 4時過ぎころだったでしょうか。しし座の全身が昇っているはずという声で外に出ました。風が穏やかになっていたのでそんなに寒くはなかったのですが、疲れてきていたので車の中で暖房を入れて、双眼鏡片手にしし座方向を狙いました。しかし、うす雲があって、45P/Honda-Mrkos-Pajdusakova彗星の付近が見られません。もうちょっとで見られそうなんだけどなあなど言いながら付近の恒星が出てくるのを祈りましたが、結局晴れることはありませんでした。しかし、28cmシュミットカセグレンでその場所を凝視していた久保さんはどうにか見られたそうです。でも1分も見られなくて、写真撮影はできなかったそうです。最後の眼視による観望のチャンスだったのですが、残念です。次に月の影響が少なくなるころには眼視では難しくなりそうです。
 5時過ぎからはAndroidアプリのToriSat ARでISSの軌道をチェックしていた私が「もうすぐISSが見られますよ」とアナウンスすると、みんな一眼デジカメや望遠鏡を北西の方角に向けてピント調整しだしました。「2分前です」とかって言いながら秒読み開始です。ToriSat ARの画面が「現在通過中」になり、ISSの軌道が黄色で表示されました。その直後、北西の空の比較的高い位置に突然木星かと思うような明るい光が現れました。「あっ、あれだ~」。一斉に撮影開始です。


夕日

 私は展望台と木星とISSを同時に撮りたかったので、木星周辺に向けてシャッターを押し続けました。でも、モニターには木星の姿すら写らず、カメラが壊れたかななんて思いながらシャッターを押し続けました。
 帰ってからパソコンの画面に表示させてみるとちゃんと写っていました。シャッターの扱いが荒っぽかったのでかなりぶれてしまったのが残念です。


塩塚高原展望台と木星とISS(国際宇宙ステーション)
2011年10月9日5時37分

 その時は写っているかどうかわからなかったのですが、ズームにしてそこらへんを手当たり次第に撮りまくりです。


ISS(国際宇宙ステーション)
2011年10月9日5時39分

 写っているか確認できないのでイライラしながら撮っていると、後ろの方で「おお!ISSの形が見える!!」って言うではありませんか。いくら久保さんの目が良いからって、形まで見えるわけないでしょと思いながら振り向くと、なんと28cmシュミットカセグレンをISSに向けて手動で追いかけていました。あんな動きの速いものを高倍率の望遠鏡で手動追尾するなん発想が私にはなかったので驚きましたが、いつまでも驚いていられません。「見せて~~~っ」と走っていき交代!しかし一瞬で視野から出てしまい、再導入は難しく、かなりしつこく追いかけようとしましたが、ついにその姿を見ることはできませんでした。むちゃくちゃ残念です!!ISSの形を見たかったです。
 悔しいので、どんな姿だったのかしつこく聞いて調書をとりました。下がその調書です。イメージと全く異なる変な形状で驚きましたが、本当にこんな形してたんですか?って聞いても、「うん、こんな形しとった」というので、じゃあ、相違無いならここにサインをということで、サインつきとなりました。


ISS(国際宇宙ステーション)を28cm望遠鏡で見た形状
久保氏による

 今度自分の20cmシュミットカセグレン望遠鏡で挑戦してみたいです。

 (もうちょっとつづく)

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2011年10月12日

塩塚高原で星見会という飲み会をしました(3)

 しばらく月を眺めて満足したので、次は食事(飲み会)です。テントはありがたいです。外は風が強いので、体感的には真冬という感じでしたが、テントの中には風が入ってこないし、お湯の蒸気で温かいです。やっと落ち着いて話ができます。
 まずは、体を温めるためにカップラーメン。これは定番です。
 この画像をTweetしたら、某星好き女性から「コンビニメニューパーティーですね」って返信が....。どうにか抵抗しようとしましたが、まさにその通り。次回はコンビニに無い食材を持ってこよう ^_^;


テントの中でカップラーメンを作っているところ
10月9日 19時27分

 テントの中で久保さん持参のノートPCで天体写真や星景写真を見せてもらいながら、星の話や山の話が盛り上がってきた頃、とつぜんバラバラと音をたてて雨が降ってきました。その瞬間、考えることはみんな同じで、テントの外に飛び出して望遠鏡の片づけです。片づけている暇はないので、シートをかぶせましたが、朝になってみると久保さんの8cm屈折望遠鏡の内側が水蒸気で白くなっていました。28cmシュミットカセグレンの中にも水が入っているはずです。シュミカセは接眼部を外して上にして干しておけばすぐ蒸発するのですが、屈折は急いで乾燥させないとカビが生えてきそうで心配です。
 高知市の知人から「こちらは雨が降ってきました」というメールが届いてはいたのですが、塩塚高原はよく晴れていたので、無防備でした。まさか雨が降るなんて.....。山の天気は変わりやすいということでしょうか。


展望台とテントとススキ
10月10日 2時21分

 2時を過ぎたころから再び晴れ間が出てきたので、撮影開始です。月が良い具合に傾いていたので、月とテントとススキを一緒に撮ってみました。ススキが月光に浮かんでいる雰囲気で撮りましたが、実はこれはLEDライトで照明をあてているのです。ポータブルデジカメなので絞りやシャッター速度が指定できず、何十枚も失敗してどうにかイメージに近いものが撮れました。
 眠くなっていたのですが、明け方の45P/Honda-Mrkos-Pajdusakova 彗星を見たかったことと、ISS(国際宇宙ステーション)を撮影したかったので寝ずにがんばりました。

 (つづく)

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2011年10月11日

塩塚高原で星見会という飲み会をしました(2)

 全員が集合したのは日が沈んでからでした。心配になってみんなに電話をかけてしまったのですが、場所間違えてなくて良かったです。
 さっそく、テント張りと久保さんの28cmシュミットカセグレン望遠鏡の組み立てを手伝い、月を見せてもらいました。
 ん~~~、美しい!!
 やっぱり、眼視観望は月が一番きれいです。
 接眼レンズに指を突っ込んだら月に触れそうな気がします。
 月の上(見た目の上)の端に四角い枠とその中に大小のクレータがいくつかある、まるで月面基地でもありそうなイメージに気がつきました。月は満ち欠けするのでその境目は常に光の角度が微妙に変化していることと、わずかにコマ振り運動をしているので、不思議な模様が現れます。見るたびに新たな発見があります。あんな所に深いクレータがあったかなあ?変な所に渓谷みたいなのがある。とか、海と呼ばれている部分が巨大なクレータに見えることもあります。


28cmシュミットカセグレン望遠鏡でコリメート撮影した月
2011年10月9日19時14分

 左の方にも月がネズミかゴキブリにかじられたような部分がありました。写真に撮ると鮮明さが失われまったく綺麗ではありませんが、目で見るとものすごく美しく不思議な模様に見られました。大気の影響で少しだけ波打つのも生々しいです。


28cmシュミットカセグレン望遠鏡でコリメート撮影した月
2011年10月9日19時15分

 月に現れる不思議な模様探しなんか面白いです。
 みなさんも、月の表面をなめるように注意深く眺めてみてください。たくさんの発見があると思います。

 (つづく)

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2011年10月10日

塩塚高原で星見会という飲み会をしました(1)

 10月9日(日曜日)から10日(体育の日)にかけて塩塚高原展望台で星見会という名の飲み会を行いました。メンバーはいつも声をかけてくれる川之江の久保さん、2回目のご対面になる香川県のYさんらとの3人です。
 いつも重装備の久保さんは一番早く着いて準備をしているので、今回は私も早めに行きお手伝いをしようと急ぎました。
 17時前に到着しましたが、知らない人が10人くらいいるだけで誰も来ていません。この間に駐車場から展望台まで歩いて登り写真を撮りました。


展望台から塩塚峰を見る
10月9日 17時7分

 塩塚高原のこの場所はいつも台風みたいな風が吹いています。そんなに気温は低くはないはずなんですが、厚手の長袖シャツだけでは、20分くらいで冷え切ってしまいました。
 ススキの穂がいっそう寒さを誘います。


塩塚峰(右の遠くの山)と夕日に輝くススキ
10月9日 17時19分

 この展望台から遊歩道があり、目の前の峠を越えて向こうに見える塩塚峰まで30分もあれば到達できるらしいです。


夕日

 夕日を撮ったりしていたのですが、誰も来ません。
 
 (つづく)

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2011年10月08日

久万高原天文台で星見会をしました(1)

 9月24日は愛媛星空キャラバン隊、四国天文協会愛媛県支部、川之江天文クラブその他、主に四国の星空愛好家らが久万高原天体観測館に集まりました。高知県側からは無所属の私1人だったと思います。
 ちょっと予定より遅くなって18時20分ころ到着しました。
 下は到着直後の天文館の風景です。
 お天気はこれまでの曇りを一気に吹き飛ばしたような快晴でした。


日没直後の久万高原天体観測館

 まずは、私を呼んでくれた川之江の久保さんたちにご挨拶。私が山に星を見に行くのは久保さんからのお誘いの時が多いです。その後暗い中でテント張りをお手伝い。
 うす明るいうちからドームが開いていて、動いていましたので、一般の人に星を見せていたのだと思います。私たちの観望会は20時ころと知らされていたのでそれまで双眼鏡や星仲間の望遠鏡で観望しました。
 空は快晴。雲ひとつないです。全面素晴らしい星空で、雲と見間違うほどの天の川がありました。双眼鏡で天の川の中を見ると彗星かと思うような多くの散光星雲が見られました。また、西予市のIさんが小型の望遠鏡を出していたので、ギャラッド彗星を見せてもらいました。天の川の中にあって、小さな恒星がぐちゃぐちゃっと寄り集まっている中に、なにかぼ~っとしたものがあるなあという感じでした。7等~8等の彗星を小型望遠鏡で見るのはなかなか訓練が必要ですね。
 20時、やっと時間が来てドームの中へ....。


天文台の入り口

 入り口を左に入るとドームへの階段があります。。


ドームの中での観望会の様子

 すでに観望会が始まっていました。天文台の施設には前に2回ほど来たことがありますが、ドームで観望するのは初めてのことでたのしみでした。
 見た天体は、ギャラッド彗星、M13球状星団、M57惑星状星雲、M20散光星雲、M11散開星団、M31アンドロメダ大星雲、アンドロメダγ星(二重星)、超低空の木星、海王星、NGC 7789散開星団でした。
 解説しているのが中村彰正さんかなあ?なんて思いながら順番に観望しましたが、途中で主催者の竹尾さんが私のことを紹介してしてくださいました(竹尾さんありがとうございました)。
 中村彰正さんは多くの小惑星を発見していますし、彗星の観測でも多くの実績があり、広く知られた人ですが、これまでなかなかお話をする機会がありませんでした。今回はお話の機会を頂き、本当に良かったです。
 また、十年ほど前に天体のホームページで知り合い、何度かメールでやり取りさせていただいた愛媛県のKさんとは思わぬ初対面。竹尾さんから紹介されたときは一瞬キョトンとしてしまいました(嬉しい想定外でしたので大変失礼しました)。

 ドーム内での観望会の後は冷えた体を温めようと、久保さん達が張ったテントにお邪魔しました。寒いので定番のカップラーメンです。テントの中でしばらく歓談。


テントの中(久保さんとIちゃん)

 その後初めてお会いする人たちが集結している所に移動し、記念写真と歓談。その後はそれぞれのグループに分かれて各自が望遠鏡などを設置している場所に分散していきました。
 私は自分の車の荷台をベッドにして眠りました。時々目を覚まして星を見ていたのですが、3時くらいになるとだんだん星が見えづらくなり、ついには霧に覆われてしまいました。たぶん、上空から見たとすると雲海の中に入ったのだと思います。明るくなるまでずっと霧の中でした。
 太陽が出たころから皆さん徐々に帰り始めましたが、私たちはしばらくテントの中で歓談していました。すると、そこに見知らぬ方がたずねて来られました。そこからまた話が盛り上がるのですが、長くなるのでいずれまた。

(つづく)

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2011年09月25日

大きな太陽黒点があります

 今日は、以前からやってみたいと思いながら延び延びになっていた、太陽観測フィルターを用いた太陽の撮像をやってみました。
 太陽投影板による黒点の観望は年に1回くらい行う機会があって、太陽投影板に写った太陽をデジカメで撮影したことはあるのですが、もう少し綺麗に撮りたいと思ったのです。
 太陽観測フィルターはA4判の、まるでアルミ箔のようなものを持っています(安全基準を満たした正式なもの)。問題は、これをどうやって15cm屈折望遠鏡のさきっちょに被せるかです。
 脚立に昇ってもぜんぜん背がとどかないので、いろいろ考えた挙句、脚立の上にさらに踏み台を二段重ねにしてみました。少し不安定で、ちょっと怖かったのですが、バランスをくずすことなく、どうにか被せることができました。
 下の写真の15cm屈折望遠鏡の先にかぶさっている銀色のものが太陽観測フィルターです。



 目が焼けないかなと、恐る恐る接眼レンズに目を近づけてみると、バッチリ太陽が見えました。そして、探すまでもなく大きな太陽黒点が目に飛び込んできました(下の画像の、中央より右下にある3つの黒い点が太陽黒点です)。


スマートフォンで撮像した太陽黒点
白い部分が太陽の表面(全景が写っています)
2011年9月25日 13時ころ

 さらに詳細に記録しようと、ポータブルデジカメでコリメート撮影しました(下の写真)。
 こんな大きな黒点は近年見る機会は少ないです。幸運でした。


画像をクリックすると原寸画像が表示されます

2枚の画像をコンポジットしています

 撮像すると、なぜかぼやけてしまいますね。眼視で眺めた時は、もっと詳細で鮮明に見られたのですが。今後の課題です。

 今回は太陽投影板を使わず、直接太陽光を撮影できたということで一歩進歩がありました。芸西天文学習館の「秋の天文教室」までに、ワンタッチで取り付けられる太陽観測フィルターのアダプターが作成できれば、これまでよりずっと鮮明な太陽黒点を見てもらうことができます。よお~っし、がんばろ。

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2011年07月31日

塩塚高原に星見に行ってきました

 7月30日~31日にかけて塩塚高原キャンプ場に星見に行ってきました。
 毎年1~2回、川之江天文クラブの人たちと、塩塚高原や天狗高原などに行くのですが、今回は愛媛星空キャラバン隊の竹尾さんたち3名も加わっての開催でした(というか、キャラバン隊の主催?)。
 19時過ぎに到着すると、もうすでに望遠鏡が組み立てられていて、準備が進行中でした。私は双眼鏡でお手軽に観望するつもりだったので、ほぼ手ぶらです。


向こうが私たちが宿泊した建物

 愛媛星空キャラバン隊の竹尾さん制作の看板。


愛媛星空キャラバン隊の看板

 屈折望遠鏡4台、シュミットカセグレン望遠鏡1台、三脚付き双眼鏡1台、ドブソニアン望遠鏡1台という、40人規模の観望会でも楽にこなせそうな装備です。


組み立て中の望遠鏡

 川之江天文クラブの久保さんが、またまた変な工作ものを持ってきました。移動式ピラーに載った望遠鏡です。お手軽に場所を移動させながら見られるように、ピラーに車輪が付いています。普通、車輪を付けて移動なんかさせると極軸が狂って追尾が正確にできなくなるので、そんなことはしないのですが、おかまいなしです(笑)。極軸を合わせも意味がないので赤道儀にバッテリもつけず、微動つまみを回しながらの手動追尾です。金属加工や溶接はプロなので、なんでも作れるんですねえ。


久保さんの望遠鏡
(左の方はキャラバン隊の某氏)

 暗くなるまでに腹ごしらえです。手前が私たちのグループ。向こうで美味しそうな香りを立ち昇らせている男女大勢は大学生のグループでしょうか?
 こちらは男ばかり6人で暗~い...。ちがうちがう。虫が来るので蛍光灯を付けてなかっただけです。いつも来る貴重な女性メンバー1人は、夏祭りの踊りに動員されてしまったとかで、いませんでした。残念。


食事中(塩塚高原キャンプ場)

 暗くなっても、うす雲が多い状態が続きました。21時ころ宿泊客の人たちがワイワイとやってきて、星見会をしましたが、どうにか土星が見られました。初めて望遠鏡を見る人ばかりで、雲に隠されながらの観望でしたが、土星の輪にみなさん感動してくれました。
 一般の人たちが宿舎に帰ってからはさらに雲が多くなり、晴れる雰囲気が少なくなったので、望遠鏡を片づけて飲み会にしました。
 建物に入った直後くらいに、なにやらバリバリと騒がしくなり、何事かな?と思ったら強烈な雨が降ってきました。望遠鏡間一髪でした。


飲み会に変更

 パソコンで東北の大地震で被害を受けた天文台の取材動画を見せてもらったり、メンバーが撮像した天体画像を見せてもらったりしながら楽しく過ごしました。
 深夜1時を過ぎたくらいに全員で外に出てみましたが、時々すーっと雲が無くなり、たくさんの星が見えたと思ったら、2分も経たないうちに全天曇りになったりの繰り返しで、望遠鏡を向ける時間すらない状況です。
 どうも星の方は盛り上がらないので、2時にみんな寝ました。
 私は自分の車の荷台がベッドになっているので、空を眺めながらそちらで寝ましたが、結局朝まで星空が出ることはありませんでした。


午前2時就寝

 せめて、早朝の雲海でも写そうと思っていましたが、珍しく雲海すら発生しませんでした。


少し下にあるキャンプ場
7月31日朝(残念ながら雲海発生せず)

 ということで、星空はほとんど見えませんでしたが、その分、コミュニケーションはできました。来年の金環日食の作戦や段取りも話し合いました。私は芸西天文台でいろいろかかわることになると思います。
 今回はちょっと残念な結果だったので、また近いうちにどこかで星見会をやりたいと思います。

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2010年12月19日

昼間の金星観望会に駆けつけました

 12月19日は川之江天文クラブのメンバー5人が、えひめ星空キャラバン隊隊長の竹尾さんと新田公園で合流して子供たちに昼間の金星を見せるのだという案内をもらったので、私も駆けつけました(ゲスト扱いですが)。
 竹尾さんとは初めてお会いしました。
 立て看板と幕は竹尾隊長が作成したものらしいです。夜でも見られる特殊塗料を使っているのだとか。私が到着したときにはすでに下の写真のようにほぼ準備が完了していました。


時間をかけて金星に望遠鏡を向けるメンバー

 金星を見せると言っても、昼間のことですから望遠鏡を合わすための北極星も見えないし、金星だって肉眼ではなかなか見られません。どうやって望遠鏡に金星を導入するのだろうかと見ていたら、方位磁針や地質調査に使うときの計器類で望遠鏡のセッティングを行ってから、ファインダーで金星のある付近を捜しまわって導入していました。なかなか大変そうでした。
 でも、導入に苦労した甲斐があって、観望会は下の写真のような様子で、小学生たちの反応はなかなか良かったです。


望遠鏡で昼間の金星を観望する小学生たち

 望遠鏡は比較的倍率の高いニュートン反射望遠鏡から、双眼鏡のように低倍率のものまで準備されていて、倍率による見え方の違いを楽しむことができました。
 これらの機材はすべてメンバーが所有するもので、諸費用もすべてメンバー負担で行っています。星を見に来てくれた人が感激したり、驚いたり、何かを感じて反応してくれたりすると、開催した方も嬉しくなりますね。本当に小さな集まりではありますが、喜びを共有した子供たちの数は着実に増え続けています。これからも子供たちの好奇心をどんどん刺激し続けてくれることでしょう。

 金星観望会の後は久保さんの仕事場の中にある秘密基地(!)に行って、鍋を突っつきながらの交流会と言う飲み会です。これがまた盛り上がったのですが、また「ひとりごとが長い」と言われるので、この辺でおしまいにします。

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2010年09月12日

塩塚高原で星見会をやりました

 9月11日(土曜日)から12日朝にかけて、川之江の久保さん達と塩塚高原キャンプ場に星を見に行きました。大勢での計画がされていましたが、皆さんいろいろ忙しかったようで、結局いつもの3人(久保さん、Iちゃん(女性)、私)の参加になりました。塩塚高原は昨年の9月20日以来なのでほぼ1年ぶりになります。何年振りかで会えることを楽しみにしていたO氏が緊急の用件で参加できなくなったのは残念でした。
 私が到着したのは日没後間もない時刻で、わずかに薄暗くなっていました。久保さん達はすでにテントを張り、肉なんかを焼きながら食事中でした。



 私も加わってちょこっとお肉など頂きながらアルコール度の低いカクテルなんか飲んでいたら、西の空の低空に月と金星が美しく輝きだしました。いや~~、美しいですねえ。明るい金星や木星に月が寄り添うことはそれほど珍しいことではないので、太古の時代から多くの人がいろいろな思いをもって眺めたことでしょう。


月と金星
ポータブルデジカメで撮影

 早い時間帯はごく薄い雲に覆われたりしたのですが、星空を眺めながらいろいろお話をしました。また、夏の天の川の中にある明るい星雲などを久保さんの28cmシュミットカセグレン望遠鏡で観望を楽しみました。28cm望遠鏡で100倍の低倍率にすると星雲が驚くほど明るく見られました。透明度も良好で、大気が非常に安定しているのです。
 夜遅くなるとほぼ快晴になってきました。
 星の瞬きが全くなく、大気が非常に安定しているので、木星が南中したころに28cm望遠鏡を向けてみました。
 素晴らしい木星の姿が見られました。縞模様が見られるなんてことは、もう問題ではなく、その中の渦まで見られました。しかも運の良いことに大赤斑が手前に来ているではないですか。さっそく、ポータブルデジカメでコリメート撮影してみました。しかし、デジカメではそんなに綺麗には写せませんねえ。
 下の画像は眼視観望ではこんな感じだったというイメージに画像処理しました。実際にはこんなにざらざらした感じではありません(直接目で光を捕えているのですからあたりまえですが)。まあ、雰囲気が少しでも伝われば嬉しいです。


木星
28cmシュミットカセグレン(100倍)に
ポータブルデジカメでコリメート撮影

 木星の縞模様は通常2本ありますが、現在はなぜか上(北側)に1本しかなく、大赤斑の付近にある縞模様は無くなっています。すぐに復活するのかと思っていましたが、いまだに1本しかありませんでした。
 天気に恵まれて、満天星です。
 私は芝生に寝転がって星空を浴びたり、寝転がったまま双眼鏡で天の川や周辺を眺めました。もう、星座や星の名前はどうでもよい感じです。地球という宇宙船に乗って宇宙を旅している感じです。時々ウトウトとして気持ちいいなあと思っていたら、いきなり流れ星が走ったりして、なかなかの演出です。
 こんな風に、薄明直前まで星空を楽しみました。

 車の中でぐっすり眠って、ふと気付くと太陽が出ていました。2時間足らずですが眠られたようです。ひどい寝不足でふらふらと外に出ると、すでに2人はジンギスカン焼き肉プレートみたいなのでハムステーキを焼いたりソーセージを焼いたりしてばくばく食べていました。ほとんど寝てないと言いながらもむちゃくちゃ元気でした(笑)。

 私はなにかを探そうとして、車の荷台の荷物をかき分けていたら、A4サイズの太陽観測フィルターがあるのに気付きました。そうだ、望遠鏡で太陽を眺めてみようと思い、まず試しに双眼鏡の前にフィルターを持って太陽を眺めてみました。山の木の間から昇ってくる太陽が大きく見られ、真黒い木が太陽にかぶさりなかなかの眺めです。Iちゃんに手渡すと、初めて見たのか、「はて?なんだろうこの銀色のビニールは?」という顔で眺めています。そうなんです。太陽観測フィルターというより、ラッピング用のビニールみたいなものですから。使い方を説明すると「おお!すごい~」っと喜んでいました。
 双眼鏡を通してもとくに眩しくは無かったので、今度は望遠鏡に被せてみました。ファインダーを使うわけにはいかないのでちょっと導入が大変でしたが、どうにか向けられました。


太陽観測フィルターを装着

 望遠鏡の口径が小さいので特に眩しくは無く安全な感じだったのでじ~っと眺めてみると、ありました~。太陽黒点が1個だけ。このところ黒点が少ない状態が続いているのですが、今日も1個しかありませんでした。陥没しているように見える黒点の周りに白い部分が何箇所かあって面白いです。
 下の写真の一番上の部分にある黒い小さな点が黒点です(CCDに付着したゴミではありません)。北がどちらになっているのかはわかりません。


黒点のある太陽
2010年9月12日午前7時40分ころ
(北がどちらかは不明)

 太陽黒点は眼視ではかなり詳細に見られたので、どうにかしてデジカメで撮りたかったのですが、ピントがうまく合わないのか大気の揺らぎがはやいのか、あまり良い画像は得られませんでした。コリメート撮影では難しいです。


塩塚高原キャンプ場

 太陽が昇って急激に暑くなってきたので急いで片づけましたが、1時間以上かかりました。山の上の早朝だというのに汗が出ました。今年は異常に暑いですねえ。昨年の9月20日に塩塚に来た時に撮った写真を見てみたのですが、下山する途中で満開の彼岸花のある風景を撮影していました。今年は同じ場所にはまだ咲いていませんでした。
 今回は天気も良好で風もなく、なかなか良い星空で、流星まで流れるという最高の星見会になりました。
 次回はしし座流星群のころか?寒いぞ~。

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2007年12月01日

彗星は大人の味?

 11月18日(日曜日)は芸西天文台の「秋の天文教室」が開かれました。私はちょっと遅刻して駆けつけたんですが、すでに関勉講師が壇上でお話をされていました。明るいうちは私の出番は無いので、今のうちに望遠鏡の準備をしておこうとドームに行くと、知らない人が川添講師に案内されながらデジカメでドームの写真を撮っていました。関講師のお話を聞かずに外でウロウロしているなんて只者ではないはず。それに、どこかで見かけたような.....。
 ドームも開いて望遠鏡の電源も入っているようですし、隣の観測小屋の屋根もすでに開いているのでさらにやることがなく、学習館に帰りました。
 村岡健治講師から「遅い!!」なんて言われて、へこへこ謝っていたら、突然後ろから川添講師の声が。
 「紹介します。石垣島天文台の宮地先生です」
あ゛~~~っ、そうでした。どこかで見かけたようなと思っていたら...。実は関先生から宮地先生が帰郷されることを早い時期に聞いていたのでした。しかし、私は一般公開の時間に合わせて来てくださるとは思ってなかったので、記憶から半分消えてたんです。
 関講師のお話が一旦終わると、続いて宮地先生の紹介と先生のお話がありました。宮地先生は高知県の出身で、現在は国立天文台の石垣島天文台副所長をされています。
 今年、関講師が芸西天文台で発見した小惑星に「むりかぶし」と命名したのですが、この名は石垣島天文台の望遠鏡の愛称から付けたものなんです(詳しくは報道各社のページをご覧ください)。
 このようなきっかけもあり、今回の芸西訪問が実現したわけです。
 下の画像は宮地先生がお話をされているところです。


 学習館にはパソコンの画像やスライドが投影できる大型のスクリーンも設置されています。曇りの日やまだ明るい時間帯はこれに投影して天文解説を行います。
 今回の予定されていたテーマは「しし座流星群が極大」だったのですが、10月に突然明るくなったホームズ彗星が依然異常な明るさを保っているので、その話題が盛り上がりました。画像は川添講師が撮像したホームズ彗星を投影してお話をされているところです。
 このように芸西天文学習館では突然起きた天文現象に即座に対応し、その日一番オイシイ話題を解説しています。多くのプラネタリウムではあらかじめ作成された教材を放映するだけで、突然の天文現象には対応できないのですが、芸西は現役の観測者がナマ解説しているので、本当に生ナマしいです。芸西天文学習館の特徴のひとつです。


 暗くなると望遠鏡で観望します。ここからが私のお仕事なんですが、この日はなんと、宮地先生が脚立に昇って直々に子供たちに解説してくださいました。左が宮地先生。真ん中が将来の天文学者?右はママ。


 この夜は雲の合間を見ながら月の観望を行いました。半月だったのでクレータが美しく見られました。
 また話題のホームズ彗星も観望しました。最初20cm F12の屈折望遠鏡で見てもらったんですが、月や惑星に比べて淡いのでみんなの反応は鈍かったです。そこで10cm程度のファインダーでも見てもらったところ、小さいながらも濃く見えるのでこれが一番ウケが良かったです(笑)。お子様よりママやパパの方が良い反応でした。彗星は大人の味かな?
  

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2007年08月11日

塩塚高原は大荒れでした

 ペルセウス座流星群ということで塩塚高原展望台に遠征しました。
 高知県側は風もなく透明度の高い真っ青な空だったので絶好の観測日和と思っていたんですが、山頂に到着すると驚きました。まるで台風のような強風が吹き荒れて、撮影どころではありません。望遠鏡が倒れそうな雰囲気でした。そこで、私は自分の望遠鏡を組み立てることもなく、眼視観測派の女性メンバーの望遠鏡を乗っ取って(笑)、久しぶりに眼視観測を楽しみました。この女性メンバーの望遠鏡は私のと同じなんですが、すっごい広視野で高性能な接眼レンズ(これだけで何万円もするはず)を付けているので眼視観測が楽しいんです。でも見ているうちに光軸がかなりずれていることに気づきました。
私 「この望遠鏡、光軸がかなり狂ってるよ」
Iちゃん 「はい、前回の観測会の時にも言われたんですが....」
私 「だれに?」
Iちゃん 「ミラさん」←私のこと
私 「あれ。そうだった?」
っとぜんぜん覚えてない私。
そこで、光軸調整講座開始~~~~!
私のと同じ望遠鏡(20cmのシュミットカセグレン望遠鏡)なので簡単です。よくシュミットカセグレンの光軸調整は非常に難しいから素人はやらないほうが良いなんて言われますが、そんなこともないです。
慎重に時間をかけて、いろいろ説明しながら完全に合わせました。
二重星などを導入して見てもらったんですが、「こんなに綺麗に分離して見えるんですね~!!それに色がすごく綺麗!!」と喜んでくれました。高性能な接眼レンズの真価が発揮できるようになったのでますます楽しみが増えたようです。
 さて、本命のペルセウス座流星群ですが早い時間にはほとんど流れなかったんですが、2時ころになると10分に1個くらいのペースで見られました。ただ、風が強すぎたのでみんな望遠鏡を片付けて車の中で見上げていたので、実際にはもう少し流れたはずです。しかし、期待したほどは流れませんでした。本当は明け方にかけて流れた可能性はあるんですが、3時ころから雲が広がってきて観測は困難になりました。
 風は一晩中吹き続けて朝まで止むことはありませんでした。山を降りると風は弱まり、高知県側に移動するとまったく風は吹いておらず、真っ青い空と穏やかな天気がありました。塩塚高原は風の通り道になっていたようです。

塩塚高原展望台にて

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2006年10月25日

塩塚高原展望台観測会(4)

 10月21日の塩塚高原展望台で観測した彗星は73P/Schwassmann-Wachmann 3彗星4P/Faye彗星の2つとなりました。P/2006 T1 (Levy) も撮っていたんですが、うす雲の影響で画質が悪かったので保存しませんでした。寒いし、風は強いし、なにより眠かったのでこれ以上がんばらずに車に入って寝てしまいました。車の中は温かいのかと思ったらここも寒くて、毛布に包まってもまだ寒かったです。体がまだ冬タイプにモデルチェンジしていないようです。
 寒くてあまり眠れないので、時々窓から外を見ていましたが、薄雲の多くなった空を流れ星が飛んでいました。後からわかったことですが、このころ最大の流星群となっていたようです。
 星がほとんど見えなくなるほど明るくなってから車から出ると、「眠れましたか?」とK村氏の声が。風の中寝ずにがんばっていたようです。
 朝日が昇るところを展望台から撮影しました。山の間に見えているのは雲海です。雲海とはよく言ったもので、文字のごとく海の潮が山肌を洗い流しながら押し寄せてくるようです。
 日が昇ると温かくなったので圧手のセーターを脱いで、来た時のスーツに着替えました。星仲間のK村氏も職場から来たようで、ネクタイ姿のコンピュータ業界人2人が山の上で朝日を浴びている姿は奇妙でした(笑)。先に帰る2人に「我々はこれからちょっと打ち合わせをしますので.....」と冗談を言いながら見送りました。

観測を終えて迎えた日の出と雲海


展望台から見た北方向の雲海

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2006年10月24日

塩塚高原展望台観測会(3)

 深夜になると気温が8度まで下がり、その上風が少し強くなってきて寒くなりました。毛布を巻いて座っているとそんなに寒くは無いんですが、補正板の曇りを取るために立ち上がると寒いです。極淡い雲も出てきたりしてちょっと車の中で休みたいなと思いながらがんばりました。眠くなってくると歩き回って他の人の望遠鏡を覗いてみたり、雑談しながらオリオン座流星群を眺めたりしました。
 仮眠をとる前に1枚系外銀河を撮像してみました。おおいぬ座の前足の付近にあるNGC 2207です。2つの系外銀河が衝突しているところです。どうもオリオン座付近は追尾がうまくいきません。2003年9月28日に撮像したときの画像も追尾が甘いですが、今回も追尾が甘いです。20枚くらい写して最も良いもの3枚をコンポジットしましたが、いまひとつです。
 ハッブル宇宙望遠鏡が写したNGC 2207はHubbleSiteで見られます。

NGC 2207とIC2163(おおいぬ座の衝突銀河)
2006年10月22日3時撮影
1分露出を3枚コンポジット
0.20-m f/6.3 Schmidt-Cassegrain + BT-10

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2006年10月23日

塩塚高原展望台観測会(2)

 いつも彗星ばかり狙っているので、遠征の時くらいは観賞用画像を撮ろうと思ってもう一枚撮ってみました。ぎょしゃ座にある散開星団M36です。散開星団の多くは広く広がっているので画像からはみ出すため撮像することは無いのですが、M36は狭い範囲に集まっているのでほぼ前全景を写すことができました。いちおうLRGBのカラー合成ですが、やりかたがまずいのかほとんど白黒画像と変わりませんね。星に多少の色が付くかと思っていたんですが期待はずれでした。

M36(ぎょしゃ座の散開星団)
2006年10月22日2時撮影 LRGB合成カラー
L画像2枚、R画像1枚、G画像1枚、B画像1枚
合計露出時間5分
0.20-m f/6.3 Schmidt-Cassegrain + BT-10

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2006年10月22日

塩塚高原展望台観測会(1)

 21日(土曜日)の18時に仕事が終わったあと、スーツ姿のまま塩塚高原展望台に観測に行ってきました。20時に到着すると他のメンバー4人はすでに望遠鏡を組み立て撮影中でした。他にも3台の車がありましたが、そちらは他のグループで、やはり天体撮影を行っていたようです。
 他のメンバーの望遠鏡が西の空低空を向いているので覗いてみるとなにやら彗星像が...。西の空に回ってきたSWAN彗星(C/2006 M4 (SWAN))でした。多少透明度が悪かったのですが、白くぼ~っとした姿が見られました。早い時間帯に見られるので子供たちの願望会の良い対象でしょう。
 流星が非常にたくさん流れました。私は冷却CCDカメラで撮像していたのでパソコンばかり見ていたのですが、それでも時々星空を見上げると流れていたので、かなりたくさん流れていたはずです。私でも30個くらいは見ているので、デジカメで撮影していた仲間は少なくても100個は見ているはずです。輻射点を追ってみるとオリオン座付近でした。オリオン座流星群だろうなと思いながら観望したのですが、帰ってきてから受信したメールでは、「輻射点はいっかくじゅう座にあり、......」と新しい流星群の可能性が書かれていました。大昔にこの付近を彗星が通過していたのかもしれませんね。
 いつもは彗星の観測がメインなんですが、今回の撮影で最も時間を使ったのはM1(かに星雲)です。ウェッブページに少しはカラーの美しい画像を飾りたかったからです。CCDが白黒なので、3色(赤、緑、青)のフィルターをつけてそれぞれ別々に撮像します。それをコンピュータ上で3色合成してカラー画像を得るわけです。基本になる白黒画像を3枚撮像し、赤色は良く写るので1枚、緑は少し感度が低いので4枚、青色はきわめて感度が低いので8枚撮像しました。1枚あたり1分露出ですが、追尾精度が悪いので何度も取り直し、結局1時間かかってしまいました。下にそれらを合成し作成したカラーのM1を掲載します。それなりに美しいのですが、反省点は多々あります。
(つづく)



M1(かに星雲・超新星爆発の残骸)
2006年10月21日撮影 LRGB合成カラー
L画像3枚、R画像1枚、G画像4枚、B画像8枚
合計露出時間16分
0.20-m f/6.3 Schmidt-Cassegrain + BT-10

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