カテゴリー(芸西天文台近況) | メイン

2009年11月07日

Nikon D700でテストしてます

 NikonのデジカメD700でテスト撮影するために芸西天文台に行きました。D700のCCDのサイズは35mmフィルムと同じサイズなので、周辺減光やケラレのテストをしました。また、星雲や星団の写り具合とか、感度設定の適正値を調べたり、ノイズとの関係を調べたりしました。満月近い月があったので長時間露出のテストはできませんでしたが、いろいろなことがわかりました。
 いきなり綺麗な天体画像は撮れませんでした。カラーの天体画像が簡単に撮れるぞと思っていたんですが、そんなに甘くないですね。だいいちピントが合わないし....。まあ、徐々にコツを覚えていきます。
 下の画像は、夕方になるにつれ、雨が降りそうになっている芸西の空です。


芸西天文台のドーム

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2008年10月13日

RKC高知放送の収録がありました

 今日は芸西天文学習館(芸西天文台)でRKC高知放送公園どおりのウィークエンドの収録(取材)がありました。今回は私達3人で結成する観測者チーム(プロジェクト Geisei)が、それぞれどのような役割を担って活動しているのかが取材されました。この前のNHKの生中継はさすがに緊張しましたが、今回は編集されるのでずいぶん楽でした。とは言ってもうまくしゃべれたのは2~3シーンだけですが(笑)。


インタビューを受ける関勉氏

 私もこの真ん中の椅子に座って(なぜか一番下っ端がエラそうに真ん中にいるし)しゃべっていましたが、カメラが左向いて村岡さんの方に向くと静かに立ってその様子をデジカメでたくさん撮りました。私にとってはテレビカメラとか報道陣の姿ってかなり物珍しい対象なんですよ(笑)。



 3時間くらい取材を受けたのでかなり多くのことをしゃべりました。パソコンに芸西で撮影した天体画像を表示して、ミニ天文講座ぎみにしゃべったり、移動する明るい彗星をアニメーション表示させたり、回転するドームや動く望遠鏡を撮ったりしました。実際に放送で使われるシーンはほんの少しだとは思いますが、きっとうまく編集されることでしょう。
 取材する人って本当に大変だと思います。自分の専門じゃないものを毎週取材して、その内容を理解し、上手に伝える。これをいくつかの番組を平行してやっているわけですから...。しかも締め切りまで十分な日があるわけではないし。本当に立派だと思います。
 放送は10月18日(土曜日)RKC高知放送、17時~18時の公園どおりのウィークエンドです。

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2008年10月09日

芸西天文台にインターネットが開通しました

 昨日は会社を休んで、いつもより早起きして芸西天文学習館(芸西天文台)に行ってきました。ついにインターネット回線が開通することになりまして、その工事が午前9時からということで立ち会ってきました。光回線が引けない地域なのでフレッツADSLモアスペシャルです。
 ADSLモデムに無線LAN対応のルーターを接続して講義室にあるノートパソコンに無線で飛ばしてみました。有線LANだと2.7メガビットの速度が出て、無線LANだと1.7メガビットでした。試しにGoogle Earthを動かしてみると快適に動作しました。これで曇りの日の一般公開でGoogle Earthの天体モードで星空を見せたりすることができるようにもなりました。
 苦労したのはドームの中からインターネットにアクセスすることです。そのノートパソコンをドームに持っていくと電波が届かないんです。パソコンを小窓に近づけるとどうにか電波を受信するので、無線ルータを玄関に出してみたりいろいろ試しているうちにどうにか安定してネットにつながる方法を見つけました。
 その方法は、冷却CCDカメラとパソコンをつないでいたUSBの延長ケーブルを奪取し、パソコンの本体に接続し、その先に無線LANのアダプタを差し込んで、小窓から外に出し、すぐ横にある配電箱にケーブルをひっかけるという方法です。この方法だと安定してインターネットにつながります。USBケーブルを無線LANに転用してしまったので、冷却CCDカメラのUSBケーブルが短くて、その夜の観測はケーブルの長さと足元に気を配りながらの観測でしたが特に事故も無く観測ができました。
 しかし、これではちょっと不便ですし、常時稼動のサーバーをドーム内に設置したいのでLANケーブルをドーム内に引くための見積もりのお願いをしました。これが予算オーバーだと中継用のアンテナを設置しようかと検討しています。その予算すら無かったら....。私が作業着着てつるはしとドリル片手に配線します。でも、できるだけそれは避けたい....。

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2008年07月29日

暗い彗星ばかり観測しています

 7月29日は望遠鏡メーカーが調整作業のため芸西に来ました。いくつかの議論をして一定の成果がありました。特注の大型望遠鏡と言うものは、既製品と違って、現地で実際に稼動させてみて初めてわかる問題が少し出てきますね。今はこれらをひとつずつ解決している段階です。
 その調査が終わった21時過ぎから観測を行いました。23時ころには関さんがやってくるものと思っていたんですが、来ません。いつもは、私が昼間会社勤めしている関係で、23時から0時ころに関さんにバトンタッチするのですが、今夜はすばらしい星空なのに来ないんです。それで、このすばらしい星空を逃してなるものかと2時過ぎまで気合入れて観測しました。
 C/2006 S3 (LONEOS)彗星は19.1等でした。この彗星は2012年4月ころ太陽に最も近づきますが、大変大回りなのでそんなに明るくはなりません。発見から2年も経っているのに19.1等と非常に暗いです。この観測は日本で最初だと思います。
 まもなく近日点のC/2007 M1 (McNaught)彗星は19.4等と非常に暗かったです。この観測も日本で最初だと思います。
 その他18等級~19等級の非常に暗い彗星をいくつか観測しました。
 これらの観測データはすべてRecent MPECsで公開されました。

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2008年07月11日

スピーカー買いました

 この前の芸西天文学習館の一般公開の時に、パソコンでプラネタリウムソフトを使って星空案内をしてみたのですが、パソコンのスピーカーやプロジェクター内臓のスピーカーでは音が悪くて聞きづらいので、経費を頂いてアンプ付きの外部スピーカーを購入してみました。
 筐体は本物の木でできていて柔らかな感じの音がします。音量も十分で、ナレーションの音声が豊かに響きます。音質の調整もできるので、プラネタリウムソフトを放映するときは少し低音域に寄った調整にすると豊かな音声が再生できます。これは正解だ。
 もちろん、プラネタリウムソフトだけではなく、ナマ解説もしてますよ!
パソコン用スピーカー

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2008年06月30日

芸西天文台が雨漏りしました

 昨日は長谷川一郎先生を高知駅まで送って行った後、車のラジオを聴いていたら、芸西村の農地が昨夜の大雨で水浸しになっているとか、途中の国道が土砂崩れで通行止めになっていたが現在は回復しているとかのニュースが流れていたので、天文台の雨漏りが心配になって急遽天文台に向かいました。天文台に向かう坂はちょっとした土砂やたくさんの枯葉が路上に流されていた程度で難なく到着しました。
 ドームに入って床を見るとやはり雨漏りしていました。ドームの天頂は雨が溜まりやすい構造なんですが、しかも樋が天頂付近にまで伸びてないので、あまりにも激しい雨が降ると隙間から水滴が飛び込んでくるみたいです。それに老朽化でドームの形状にひずみができているのでなおのことです。
 雨漏りの被害状況を調べてみると、望遠鏡の蓋や各所に水滴が流れた後があるものの、鏡筒の内部には入っていませんでしたので幸いでした。制御系も正常に動作することを確認しました。
 雨漏りの箇所はいつも同じはずなので、台風が近づいたりすると、望遠鏡の向きを少し変えておくなどの対策をしようと思います。
 今年望遠鏡やコンピュータ、カメラなどは最新式になったのですが、ドームそのものはコンピュータ制御できるように改造した程度で、とくに修繕などはしていないんです。ドームはそれなりの費用をかけて本格的な改修工事をする必要があり、現在関係者が努力しています。

雨漏りでまだ濡れている床

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2008年06月01日

さつきが咲いていました

 日曜日は昼間に芸西天文台(芸西天文学習館)に行って、いろいろ作業をしてきました。天文台は星の見える夜に行くのが一般的ですが、昼間作業をすることや、星が見えなくてもやることがけっこうあるのです。特に、これから運営を開始するぞというときは、昼も夜も、曇りも雨も晴れもぜんぜん関係なく忙しいのです。
 ドームや学習館の脇にある、綺麗に手入れされたさつきに花が咲いていました。

ドーム脇のさつき

 近くに寄るとなかなか鮮やかです。でも間から草がニョキッと出ているのがいまいちですが。まあいいでしょう(笑)。


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2008年05月27日

ドームの上に鳥がいた

 今日は関勉先生が冷却CCDカメラを使ってテスト撮影したいということだったので、その使い方を説明するために現地で合流する予定だったのですが、太陽が沈む直前になって突然全面曇りになってしまいました。昼間はすばらしい青空でも、夕方になると一気に雲が広がります。関先生から「曇ってきたのでちょっと様子をみましょう」という電話がかかってきたのですが、19時まで様子を見ていたら雲が薄くなってくる気配を感じたので芸西に行きました。
 透明度が非常に悪いものの、雲はほとんどなくなってきたので、恒星追尾の精度テストをやりました。

 少ししたら、外でガサガサ、ゴソゴソと音がしたので、「あっ、関さんが到着したかな」なんて思っていたのですが、中々ドームに入ってきません。個人観測所の方でなにか準備でもしているのかと思いながら望遠鏡の向きを変えていると、また外でゴリゴリって音がします。なんだろう?って思って望遠鏡を見上げると.....。
 ドームのスリットの間を鳥が跳ね回っていました!
 この鳥がドームを小突いてたんですね~。
 まさか、望遠鏡の中に飛び込まないよな~と心配しながら眺めていたらすぐにどこかに飛び去りました。以前の60cm反射望遠鏡は主鏡と副鏡の間は大きな支柱(パイプ)で支えられていたので、なにかが飛び込むことは無いのですが、今度の70cm望遠鏡は金属の筒で全体が覆われています。この中に虫や鳥が飛び込むと取り出すことができません。
 私が持っている20cmのシュミットカセグレン望遠鏡は先端に補正板がついていて、密閉された構造になっているので、望遠鏡の中に何かが飛び込むことはないのですが、この望遠鏡は先端が開放されているのでいろんなものが入りそうです。
 この望遠鏡は常に真上を向いた状態で停止しているのですが、ドームのスリットを開けるときは望遠鏡のフタを閉じた状態で行っています。スリットを空けた瞬間に天井に乗っていたものが望遠鏡の中に落ちる不安があるんです。その後、少し傾けてからフタを開けるようにしています。
 でも、本当に何かが飛び込んだら、どうやって取り出そうかな~。

ドームの上に鳥がいた

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2008年05月19日

門田健一さん、芸西天文台に現る!

 台風4号が南海上に近づいて荒れ模様の中、芸西天文台(芸西天文学習館)に行きました。
 天文ドームは入り口にひさしが無いので中に入るときにびしょぬれになります。傘をたたんで、服に付いた水滴を払っていたら、後ろから「こんにちは」という聞きなれぬ声が。そこには門田健一さんが明るい蛍光灯逆光の中に立っていました。ついに門田さんとの対面です。これまでは電話で1度話をしただけで、会ったことは無かったのです。
 門田さんは世界有数の彗星観測者で、埼玉県上尾市のような明るい空の下でも19等級の彗星を観測し、観測数に関しては個人ではぶっちぎりの世界最多報告数を誇っています。
 その門田さんが休暇をとり、故郷の高知市に帰ってきているのです。そこで門田さん、村岡健治さん、関勉さん、そして私の4人で観測しながら、まだ調整中の70cm望遠鏡に関してアドバイスをいただこうということになっていたのです。
 経験豊富な観測者は一瞬見ただけで多くのことがわかるものですね。挨拶もそこそこに、機関銃のような早い口調で多くのアドバイスを頂きました。メモを取っている暇は無かったので集中して聞き、帰ってきてから忘れないうちにメモを作成しました。

台風4号が近づく空

 その後雨が一層強くドームをたたく中、4人は床に座っておにぎりを食べながら、先ごろ広島で開かれていた彗星会議での話しや、マックノート氏のしられざる話を聞きました。門田さんの口からは驚くような言葉が次々に出てきて尽きることがありません。やはり観測にしても、情報収集にしても限界に挑戦し続けている人が自ら体験した話は説得力があります。


 帰り際にふと望遠鏡を見上げるといつの間にか扇風機が4つ四隅に付いていました。これはテスト撮影しているときに望遠鏡内部の空気の乱れが画像にかなり悪影響をしていることがわかったため、メーカーに扇風機を付けてくれるようお願いをしていたものです。
扇風機が付いた70cm反射望遠鏡

 つい先般、メーカーの技術者が来て2日間徹夜で作業をしてくれたのだとか。
 中央の小さな黒くて丸い部分が扇風機です。これで望遠鏡内部の空気を吸い出すことで外部との温度変化をなくし、空気の乱れによる星の揺らぎを少なくすることができます。
 そのほかにも100個の恒星を導入テストして調整し、導入精度が向上されたようです。導入精度はもともと良好だったのですが、惑星を導入して一般の人に高倍率で見てもらうときに、視野から少しずれるのでした。これは、この望遠鏡がコンピュータで操作しないと向きが変えられないので、重要な問題なのです。ハンドコントローラで向きが変えられるのならその程度の微調整は簡単ですが、コンピュータ操作しなければならないので、2人がかりじゃないと星を中央に持ってこられないんです。一人がコンピュータを操作し、もう一人が「もうちょっと右....、いや、やっぱり土星の輪の方向に少しだけ....、ちがうちがうその逆の方だ」なんてやってるんです。一般公開のときにこんなことするのは時間の無駄なので指摘されていたのでした。
 そのほかにも光軸がさらに精度良く調整されたり、斜鏡の有効径が少し大きく改良されたりしているようです。反射鏡が早くも汚れていたとかで、綺麗にクリーニングされています。黄砂が飛び込んでくるのですぐ汚れるんです。
 また、冷却CCDカメラで撮影したときに周辺にできるゴースト状の白い輪は、門田さんの指摘により、原因と思われるものが判明しました。この対策はそんなに費用のかかるものではないので、近いうちにメーカーに説明し、対策してもらいます。
 多くの専門家や観測者からの助言をいただき、そしてメーカーの誠意ある対応により徐々に理想の望遠鏡システムに近づいています。

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2008年05月08日

毎日毎日テスト撮影

 毎日毎日テスト撮影と訓練です。60分間の恒星時追尾テストをやったり、赤緯0度で子午線を通過する追尾試験をやったり天頂付近を通過する場合の長時間追尾テストをやったり、そのほかにもたくさんのパターンのテストをやっています。30分のテストとか60分のテストは退屈でたまりません。露出の間な~~~んにもやることが無いし。電気を消しているので本も読めないし....。
 望遠鏡システムはすばらしい部分が多いのですが、70cm主望遠鏡に見過ごすことができない課題が残っています。その原因を追究すべくいろんな撮影をやっています。
 以下はかなり以前のテスト風景ですが、70cm主望遠鏡の背中に乗っている15cm屈折望遠鏡に冷却CCDカメラSTL-11000Mを接続してテスト撮影している様子です。この15cm屈折望遠鏡はすばらしいです。いきなり公開できるようなM27(亜鈴星雲)のLRGBカラー合成画像が得られました。ただ、経緯台なので視野が回転するところが残念です。まあ、1分露出程度なら回転は目立たないので、1分露出をたくさん撮って合成すると美しい画像が得られます。眼視でも針で突いたような鋭い恒星像が見られて楽しいです。

15cm屈折望遠鏡でテスト撮影中の様子

 しまいにはナスミス焦点に接続されている眼視観望用の装置(我々は潜望鏡と呼んでいます)にCCDを接続してテストしています。まあ、普通、こんなところにカメラを接続することはありませんが(笑)。これが最初で最後だと思います。

眼視観望装置に接続した冷却CCDカメラ

 早く課題を解決して、正式に県のものにしないと、いつまでたっても画像が公開できないし、観測データも発表できません。もうテスト撮影にも飽きてきましたし...。
 そういえば、もうとっくに本格観測を始めていると思っていた北の地方の大望遠鏡もまだ”テスト撮影”なのだとか。おかしいなあ、そんなはずは無いのだが....。まさか....。と思っていたのですが、そのまさかが当たっていたようで、あちらもいろいろご苦労されているようです。

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2008年04月25日

芸西天文学習館の披露式典がありました

 芸西天文学習館の70cm望遠鏡の披露式がありました。県外からも多くの人が招待されました。めったに会えない天文関係の方も来られたのですが、私の方も望遠鏡やコンピュータなどの設備の説明や天体観望の説明に集中していて、ご挨拶の機会を逃してしまいました。残念。
 下は芸西天文学習館の講師を代表してご挨拶される関勉先生です。さすがに話はお上手ですねえ。当社にも来ていただいて、スピーチセミナーの講師をお願いしたいほどです。ここだけの話ですが、前日まで仮病をつかって休もうとしていたとは思えません(笑)。

講師を代表してご挨拶される関勉先生

 テープカットです。私、テープカットをナマで見るのは初めてなんです。そんな立派な場所に招待されることは今までなかったので....。

ドームの前でテープカットされる議員の先生方

 その後望遠鏡やコンピュータの説明をしました。前日まではメーカーの人が説明するのだろうと思っていたのですが、実際には私ともう一人の講師が説明することになりました。一般公開の時には説明しない望遠鏡の特徴などを、以前のものと比較しながら説明しました。
 暗くなると火星や土星を導入して議員の先生方をはじめ、みなさんに見ていただきました。やはり土星は人気がありますね。みんな携帯電話のデジカメで撮っていました。観望というよりも撮影会の風景です(笑)。70cm望遠鏡での眼視観望は当然ですが、背中に乗っている15cm屈折望遠鏡でも観望していただきました。
 下は、この望遠鏡の持ち主である、高知県教育委員会事務局生涯学習課のY氏。この日はみんなに混じって携帯電話で土星を写してました。


 ほとんど人が帰ると、関係者だけになり、いろいろ課題について検討しました。これだけの特注品になると、すばらしい部分も多いのですが、改善すべき課題もやはりあるのです。いろいろ原因をさぐるべく知識のある人たちに協力いただいて夜遅くまで議論しました。披露の式典は無事終わりましたが、関係者にとってはまだまだ仕事が残っています。

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2008年04月20日

芸西天文台で1日中過ごしました

 昨夜は関さんと2人で明け方近くまでテスト撮影を行いました。なかなかうまくピントが合いません。機械式だったら指先の感覚で合わせやすいのですが、電子式なのでスイッチを何回くらい押したらどの程度像が変化するのかがまだよくわかりません。
 関さんは早朝から予定が入っているとのことで薄明直前に帰られましたが、私は朝までやりました。一旦帰って寝てからまた夕方来る予定でしたが、ガソリン代が激高なので、一日中芸西の周辺で過ごすことにしました。近くのコンビニでお弁当を買い、琴が浜で仮眠を取ってから、しばらく砂浜の波打ち際に座ってぼ~っとしました。

足摺岬が見えるのではないかと思うようなすばらしい透明度

 昼過ぎに再び天文台に戻ってプログラムを作りました。望遠鏡の制御用コンピュータに彗星などの移動天体の観測用に軌道要素を入力するのですが、たくさん入力するのは面倒なので、小惑星センター(国際天文学連合の機関)のサーバーから軌道要素をダウンロードし、そのファイルを制御用コンピュータで読み込める形式に変換するプログラムを作成しました。寝不足の頭でプログラムを考えるのは大変でしたが、時々ドームの中から外を眺めて気分転換しながら3時間くらいかけて完成しました。

ドームの中から外を眺める

 完成したプログラムでデータを変換させ、制御用コンピュータに読み込ませてみました。現在世界中で観測されている彗星は240個ほどあるのですが、それらのすべてが水色で表示できるようになりました。この画面は0.5秒間隔で星の位置や彗星の位置が再計算され表示されます。240個の彗星の位置を再計算しないといけないので大丈夫かなと思ってCPU使用率を調べてみたところ、これでもほんの数パーセントしか使っていませんでした。最近のコンピュータの高性能は驚きます。

制御用コンピュータの画面

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2008年04月16日

芸西天文学習館にNHKの中継車がやってきたよ

 今日は芸西天文学習館からNHK(日本放送協会)高知放送局のナマ中継がありました。18時20分ころから18時40分ころの間に8分程度ということでやりました。
 下はNHKの中継車です。カッコイイ。


 中継車なんてめったに見られないのでデジカメで撮りまくっていたら、突然ドアが開いて中からスタッフが出てきました。最初天文ドームの中にいたスタッフがこんなところで中継作業をしていたんです。
 無線が大きな音で聞こえていて、放送局とのやり取りが頻繁に聞こえていました。学生時代にはアマチュア無線に没頭した私が、こんな風景を見て興奮しないわけはありません。完璧に子供状態です(笑)。喜んでしまいました。技術スタッフの許可を頂いて、中継車に飛び乗り、近くにいた大庭先生に「これで撮って!」と自分のデジカメを渡して記念写真を撮ってもらいました。

中継車の中
(撮影許可とHPへの掲載許可は頂きました)

 テレビ局の技術スタッフと話ができる機会なんてそうそうあるものではないので嬉しかったです(笑)。
 いや~、私ももっと頭が良かったらテレビ局のスタッフになったのになあ。


 これが私たちを写してくれたハイビジョンハンディカメラです!
 こんなのを身近に見る機会はないのでデジカメで接近して何枚も撮ってしまいました。あとで、中継車に行くと、このカメラの映像と思われる画像が表示されていたので、私が物珍しそうにデジカメで取っている姿が中継車や放送局のモニターに流れていたんですね(笑)。


 関勉先生(左)とNHK高知放送局の内アナウンサー(放送副部長)です。内アナウンサーは知的で、驚くほど声が綺麗です。あの低音でしかも綺麗な発声で歌なんかうたったらモテるんだろうなあ(笑)、と余計なことを考えてしまいました。

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2008年04月12日

望遠鏡やコンピュータの操作説明会を行いました

 今日は芸西天文学習館の講師たちに望遠鏡やコンピュータの操作方法の説明会を行いました。先のメーカー説明会の時に熱心に質問しながら触りまくっていたら、「先に覚えてから教えてくれ」と言われていたのです。あれから12日が経ちましたが、その間9日間は芸西にやってきて望遠鏡の操作やコンピュータの各種機能の習得、恒星時追尾の試験、太陽系移動天体の追尾試験、冷却CCDカメラの撮像試験、非常停止試験など繰り返し行いましたし、その間、簡単なトラブルも経験しましたので、どうにか余裕を持って人に説明できるレベルになりました。
 16時から説明しましたので、時間に余裕があり全員に直接操作してもらうことができました。
 それと、見慣れない若者が4人いるなあ、だれだろう?と思っていたら、高知工科大学の学生たちでした。大学の先生が来られなくなったので代わりに来たとのこと。かなり興味深深でたくさんの質問を浴びせられました。今後は講師だけではなく、いろいろな人が観測や研究に使うようになるのかもしれません。

望遠鏡操作用コンピュータの画面

 一通り説明会が終わると学習館に移動し、品質チェックの報告や課題など話し合いました。いくつかのメーカーとの話し合いで解決できそうな課題が見つかりましたので対応を要請することになっています。
 しかし、全体としては良好で、すでに一般の人に観望してもらえる状態になっています。
 下の画像は15cm屈折望遠鏡の向きを微調整しているところです。70cmの中央にきれいに土星が見えている状態で、屈折望遠鏡の倍率を最大にまで上げると端にずれていたらしいです。妥協を許さない2人の講師が30分くらいかけてつらそうな体勢で微調整しました。明日は体が痛いと思います(笑)。

15cm F8屈折望遠鏡の向きを微調整している

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2008年04月11日

STL-11000Mで初撮像しました

 次の日早速、70cm主望遠鏡に取り付けて撮像してみました。ピント合わせはまだ慣れないので時間がかかります。わずか1秒露出でもたくさんの恒星が写りました。慎重にピントを合わせ、3x3ビニングで1分露出してみました。う~~ん、なかなか....。私の個人持ちの赤道儀なんか、1分露出なんか、数枚に1枚くらいしか追尾が成功しないのですが、芸西の望遠鏡は完璧に追尾してくれます(まあ、当たり前ですが.....)。面白いので3分露出もやってみました。う~~ん、なかなか....。完璧に追尾してくれます。調べると19等の恒星が写っていました。3分露出1枚で19等です。
 この日は17等級の彗星を2つほどと、19等級の暗い彗星を2つほど、そして、まだ検出されていない初回帰の彗星を2つ捜索してみました。撮影は簡単なのですが、まだこの画像になれないので測定と検出に時間がかかっています。

70cm主望遠鏡にSTL-11000Mを接続

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2008年04月09日

STL-11000Mが納品されました

 やっと冷却CCDカメラSTL-11000Mが納品されました。CCDチップは36mmx24.7mmとかなり大きなものです。こんな大きなCCDチップは初めて見ます。
 納品された日の夜は雨が振ったので、パソコンへのソフトウェアのインストールと操作方法を覚えました。ソフトウェアは操作性が良く、冷却CCDカメラの経験者だったらなんの苦労もなく習得できます。

SBIG STL-11000M

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2008年04月08日

70cm望遠鏡が復活しました

 前日望遠鏡が制御できなくなり、復旧もできなかったので関さんに深夜状況報告をメールで送っていたら、次の日早くもメーカーから返信がもらえました。しかし、そこに書かれていた内容は前日私が手探りでやってみたことばかりでした。「そんなこともうすでに試してるよ~」と独り言をいいながら腕を組んでいると、しばらくしたらまた次のメールが届きました。今度は写真入の丁寧な解説付きでした。「写真なんかなくてもすでに頭に叩き込まれてるよ」なんて思いながら見ていたのですが、ここでハッと思いました。昨夜わからなかった”姿勢軸”というのが、視野回転装置(カメラを接続する部分)のことではないかということです。もしかしたら、視野回転装置にも原点があり、それを私が見逃していたのかもしれません。

ベントカセグレン焦点に付けられている原点位置

 仕事を18時過ぎに終わらせ芸西に駆けつけると、すでに関さんが到着していました。望遠鏡を見上げて、問題の視野回転装置を見上げると....。
 やはりこれでした。大きく90度も回転していました。これを合わせるのを忘れていたので復旧できなかった可能性があります。
 制御装置とモータ制御装置の電源だけ入れて視野回転装置に貼られたマークを正確に合わせ、他の2つの軸も正確にあっていることを確認し、通常の立ち上げ操作を行いました。
 ドキドキしながらコンピュータに表示されている「原点復帰」ボタンを押すと聞き覚えのあるわずかなうなり音が始まりました。へんな方向に動く様子はありません。正常な場合はほとんど動かないか、全く動かないんです。画面を見ると「目標天体に移動」というボタンが有効化されていて、みごとに復旧しました。
 ちょうど良い経験になりました。この復旧方法や緊急停止処理の方法を、土曜日に行う予定の学習館の講師への操作説明会で伝えることにしましょう。

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2008年04月07日

70cm望遠鏡が方向音痴になりました

 今日も芸西天文台に行きました。自分の冷却CCDカメラを使って撮像すればどの程度の性能なのかがわかりやすいと思ったのです。
 関勉先生も来ると思っていたのですが、なぜか来ない....。
 初めての単独活動となりました。
 前回、自分の冷却CCDカメラでの撮像はやはりむちゃくちゃピント合わせが甘かったので(というか、合わせられなかった)、今回はピント合わせの練習のつもりで1時間以上かけて合わせてみました。2枚ほど試しに60秒露出してみると、まあまあのピント。そこで思い切って3分露出をしてみようと思った直後、ハンディコントローラに赤いランプが!
 なにやらわけのわからないエラーが出てしまいました。

ノートPCで撮像中の風景

 マニュアルに書かれていたエラー解除操作を試みたのですが解除できず。
 私も技術屋なので、望遠鏡を作った技術屋の考えそうなことはだいたいわかります。そこで、マニュアルモードに切り替えて、原点復帰ポジションに手動でもどしました。

手動で原点復帰させているところ

 つぎに、余計な処理が走らないようにプログラムを強制終了さて、すべての電源をオフに。
 再度電源を投入すると復活する予定が.....。
 今度は別のエラーメッセージが出てしまいました。
 「姿勢軸(θ)のRef信号が検出できませんでした」って....。
 姿勢軸ってなに??


 マニュアルモードに切り替えると、制御装置についている画面に駆動部分の座標などが表示されることに気づきました。良く見ると、姿勢軸という表示があり、コントローラの[θ-]ボタンや[θ+]ボタンを押すと、望遠鏡のどこからか音が出て、なにかが動作していることがわかります。画面の数値もボタンに連動して正しそうに変化しています。どうもどこかが破損したわけではなさそうです。


 その後かなりいろいろなパターンで復旧を試みたのですが、どうやっても復旧できず、23時30分にあきらめて帰りました。稼動部分を大きく動かしても特に異音はしないので、機械的に破損したような感じではないです。
 土曜日には天文台の講師陣に望遠鏡とコンピュータの操作説明会をしないといけないのに....。来週はNHKのナマ中継が入ってるのに.....。
 どうするんだよ~~!

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2008年04月06日

ドームに机を運び込みました

 今日は日曜日と言うことで、午前中から芸西天文台に行って、パソコン机を搬入し、観測用のパソコンを設置するつもりだったのですが、溜まっているメールの返信をしたり、溜まっているHPの記事を更新したりしているうちに午後になり、それからパソコン机を買いに行き、筆記用具や文房具を買い、一眼デジカメ用のコンパクトフラッシュメモリーとハイビジョンハンディカム用のDVD-RWを買い、その他いろいろ買い物をして休日の大渋滞に巻き込まれながら芸西天文台に到着したのは18時!太陽は西の空低く、真っ赤に輝いていました。ぜんぜん予定と違うし....。
 天文台の下まで車で着いたものの、この重たいパソコン机のキットをどうやってドームまで運び込もうかと考えながら、この日初めての食事(コンビニのおむすび2個)を車の中で食べていたところ、ちょうど良いタイミングで大庭講師が後ろからやってきました。これ幸いとばかりに手伝ってもらってドームまで運び込みました。大庭先生ありがとう!

組み立て中のパソコン机

 大庭先生はなにか目的があってやって来たようですが、本来の目的は無視して、「先生、もうすぐNHKのナマ中継があるので、土星のハイビジョン動画を撮ってください。天気が悪かったらそれを放映するかもしれないので」って頼みました。この前のメーカー説明会の時の様子を見ていると、少なくとも私より動画カメラに慣れているようすだったのです。
 私はパソコン机を組み立てながらコンピュータを操作し、大庭講師はハイビジョンハンディカムを操作しながらピント合わせや大きさを調整しました。文字で書けばたった2行ですが、時間は4時間くらい格闘しました。だって、拡大撮影アダプタどこにあるのか、接続リングがどれなのか、ピントは自動モードがいいのかマニュアルモードが良いのか、接眼レンズはどれを使えば適当な大きさになるのか、なにもかもが初めてなのです。
 大庭講師も私も「明日の仕事眠いかもしれませんねえ」なんてボソボソつぶやきながら23時ころまで奮闘しました。

ほぼ完成したパソコン机に観測用PCを載せたところ

 大庭講師、なにか目的があってやってきたはずなのに、私が巻き込んでしまって申し訳なかったです。NHKのナマ中継の時にはちゃんとお名前を紹介しますからご容赦を。

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2008年04月04日

70cm望遠鏡にCCDを付けてテスト撮像してみました

 今夜も芸西天文台の70cm望遠鏡のテストを行いました。関勉先生はフィルムカメラをベントカセグレン焦点に取り付けて比較的明るい彗星の写真を10枚くらい撮り、私はコンピュータ操作や時計の秒読みなどしてアシスタントを務めました。露出中は特にやることもないので彗星談議や今後の観測の話など、夢を語り合いました。
 その後は、冷却CCDカメラによるテストにかなり時間を使いました。
 本当ならSBIG STL-11000Mが納品されていて、そのカメラでテスト撮影する予定だったのですが、米国のメーカーからの出荷が遅れているとかで本来のテストができません。しかたなく自分の冷却CCDカメラなど一式を持ち込んでテストしました。

冷却CCDカメラを取り付けた70cm望遠鏡

 ピント合わせが難しいです。私のCCDは旧式なので、CCDからパソコンに画像が転送されるのに20秒くらいかかるんです。撮像時間を含めると1枚の画像がパソコンの画面に表示されるのに50秒くらいかかります。つまり、50秒間隔のコマ送り画面でピント調整しなければならないのです。私の望遠鏡はつまみを回してピント位置が調整できるので楽なんですが、70cm望遠鏡はハンドコントローラ(またはコンピュータ)のボタンを押して調整しなければなりません。まだ慣れてないのでどの程度押せばどの程度ピント位置が動くのかわからないのです。なかなか動かないので、少し長めに押すと今度は行き過ぎます。ボタンを押し続けると徐々に加速するように設計されているようですし、加速してしまうと今度は急停止はできません。こんな巨大な望遠鏡を操ろうとすると観測者側にもそれなりの訓練が要求されるようです。まあ、そのうち習得できるでしょう。
 個人CCDでの最初の撮像はM61でした。理由は関先生がC/2007 B2 (Skiff)彗星を撮られていたのですが、たまたまそのすぐ横(わずか17')にM61があったというだけです。ピントがうまく合わないのでボケボケの画像しか得られませんでした。その後すぐ横にあるC/2007 B2 (Skiff)彗星を撮像してみました。やはりボケボケの画像で恒星像が正規分布になっていませんでした。肉眼では大気はそんなに乱れてないように見えたんですが、実際にはかなり乱れていたのかもしれません。
 撮像した画像で焦点距離を計算してみたのですが、なんと5000mmもありました!ということはF7です。主鏡はF10で設計されているので、F10からF6.5くらいにするレデューサが入っているのですね。このレデューサに私の個人持ちのレデューサを連結させればもっと広視野になり、画質が向上するのかな?どうせ面積の小さなCCDチップなので周辺が歪んでもなんら問題はありませんし.....。近日中に実験してみたいです。

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2008年04月03日

芸西天文台70cm、ピントチェック中

 今夜はベントカセグレン焦点に35mmフィルムカメラを取り付けて撮影し、星像の確認を行いました。手元のハンドコントローラでは望遠鏡の向きを変えることができないため、関勉先生がカメラのファインダーを眺め、私が制御用コンピュータを操作し、カメラの中央に天体を導入しました。
 ハンドコントローラではピントの調整しかできないのです。これでは天体を中央に導入するのに2人がかりでやならいと能率が上がらないので、ハンドコントローラで微調整ができるよう改良して欲しいところです。

カメラを覗きながらハンドコントローラでピント調整する関勉先生

 関先生がアマチュア用望遠鏡の背中に乗っているファインダーを改造したものをカメラの光学ファインダーに押し付けています。これはファインダーの中の小さな星像を拡大することでピント調整の精度を高めるための工夫でした。

ピント調整中の関勉先生

 この夜は、いくつかの明るい彗星を試験的に撮影しましたが、ごく淡い雲に全天が覆われたりしたので能率は上がりませんでした。

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2008年04月01日

70cm望遠鏡のチェック初日

 今夜も芸西天文台に行きました。
 すでに関勉先生は到着されていて、コンビニで買ってたおにぎりを食べる暇もなく、2人で電源投入操作を行いました。今夜は主に関先生に操作していただきました。今夜は私が説明役だったのですが、面白かったのはコンピュータが関係する部分は私の方がよく知っていて応用が効くのですが、望遠鏡本体や接眼レンズ、カメラの取り付け操作などは先生の方が早かったです(笑)。「ああ、なるほどそうやって接続するんですねえ~」、なんて言いながら光学系の品質チェックの方法など、いろいろ教わりました。これからもお互いの得意な分野を出し合っていきたいです。

ドームの中

 コンピュータの起動が完了したら、いろいろな天体に向けてみました。淡い雲に覆われながらもおおくま座の二重星や土星を見ることができました。70cmをかなり高い倍率にしたり、最も視野を広くしてみたり。また15cmの屈折にいろんなアイピースを差し込んで品質をチェックしたりしました。

15cm屈折望遠鏡

 仮納品されていた貸出用の冷却CCDを内緒で使ってみようとたくらんでいたのですが、メーカーが持って帰ったようでたくらみはかないませんでした。
 しかたないので、NikonのD200を関先生とあ~でもないこ~でもないといろいろくっつけて、70cmのベントカセグレン焦点に付けてみました。撮影しようとしましたが、「メモリーが入っていません」とかのエラーで撮影できませんでした。別売みたいです。しかし、光学ファインダーには星が写りましたので、メモリーさえ買えばすぐに撮像できそうです。

 先生と2人で、接眼レンズを全部箱から出して床に転がしたり、デジカメ本体と付属部品やコードを床一面に放り出したり、
「接続リングは??」
「これか?」
「いやたぶんこれでしょう....。」
「ああ、あの箱の中に違いない....。」
「う~~~ん、無い...。」
「あっちの箱だ...。」
「あった~~~!!」
とかって、2人で地べたに座って、さんざん散らかしました。
まるで子供がおもちゃ箱をひっくり返して遊んでいるように見えたかもしれません。

後片付けが大変だったのは言うまでもありません。

以上、4月1日の稼動テストの風景でした。

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