2006年10月2
10月15日は透明度が悪い夜で、しかも霧のような薄い雲が全面に現れたり、すーっと消えていく中、望遠鏡を組み立てようか、あきらめて帰ってしまおうかと2時間ほど空を見上げて悩んでいたが、3時30分ころになってようやく雲がなくなってきた。大急ぎで望遠鏡を組み立てて調整を完了すると4時。ちょうど良い具合にLevy彗星が東の低空に現れていた。
透明度が悪いうえにすぐ近くに明るい月があったので画面が白っぽい。全光度は11.9等と測定したが、眼視観測者によるともっと明るいので広い範囲にコマが広がっているのだろう。

PK06T010 C2006 10 14.80439 10 23 52.45 +07 49 51.3 D70 PK06T010 C2006 10 14.81326 10 23 54.38 +07 49 31.4 D70 PK06T010 C2006 10 14.82046 10 23 55.90 +07 49 14.9 11.9 T D70