29P/Schwassmann-Wachmann 1: 2004年11月アーカイブ

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 明るい月が出る前に観測した。
 全光度を測定すると13.7等と明るさを保っている。しかし集光は弱く、蚊に刺された痕のように丸く拡散している。

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 13.7等と徐々に減光中。
 この彗星の光度予測は不可能だ。ほぼ円軌道で太陽の周囲を回っているのだが、結構頻繁に突然明るくなる。彗星核ではどのような活動が起きているのか興味深いところだが、地球上からはその詳細を観測することは困難だ。
 13日に撮像した4枚の画像を重ね合わせ、彗星部分を拡大した上で画像処理してみた。うーーん、特に興味深い現象は発見できなかった。

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 ずいぶん暗くなったように感じるが、全光度を測定してみると13.0等と意外に明るい数値が求まった。非常に透明度が悪いので特に暗くなったように感じるのだろう。核周辺に2'ほどのコマが広がっているのがわかる。

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