96P/Machholz 1: 2007年4月アーカイブ

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 今回帰の初観測である。前回帰は2002年で、最大で5.5等まで明るくなっているが、私が観測した記録はない。
 明け方の東の低空ペガスス座にあり、西に移動中。
 全光度は9.8等と測定した。
 望遠鏡を向けたときには完全に雲に隠れていたが、薄明が訪れたころにようやく雲が薄くなり撮像できた。門田健一氏の観測によると3本の尾があるらしいが、下の画像だと西北西(右上)と南(下)にわずかに尾が見られる程度である。撮像したときの高度は19°~20°あり、透明度もかなり良好であったので、やはりまだ薄雲に覆われていたのかもしれない。
 カラーの画像は彗星核周辺を拡大し画像処理したもので、尾が伸びている角度がわかる。



0096P         C2007 04 19.80611 23 35 15.11 +22 08 17.6                      D70
0096P         C2007 04 19.80984 23 35 13.96 +22 08 18.1                      D70
0096P         C2007 04 19.81473 23 35 12.41 +22 08 19.5           9.8 T      D70

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