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<かみのけ座の系外星雲>

かみのけ座とおとめ座の間にある銀河系外星雲です。
わずか200mmの望遠レンズでも、ここまで写ります。
一網打尽(いちもうだじん)の快感があります。

周囲にある星(恒星)は、われわれの銀河系内の星で、
しかも、太陽系のすぐそばにある星なのです。
そして、この写真に写っている系外銀河は、その1万倍から10万倍も
遠くにある星の集団です。

もし、M98(下の写真のほぼ中央に写っています)に属する星に
人類と同程度の文化レベルを持った知的生命体が存在した場合、
M98と同じような形をしたわれわれの銀河系を眺めながら、
「もしかしたら、あの銀河にも知的生命体が存在するかもしれない」なんて
話をしているにちがいありません。


そんなことを想像しながら、はるかかなたの銀河をゆっくりご覧ください。

カメラをもうすこし左に向ければ、
もっとたくさんの系外銀河が撮影できるはずです。
新しい写真が撮影できたら入替えますのでお楽しみに。

Q.夜空のどの付近を撮影したんですか?
A.こちらのページをご覧ください。

撮影日:1998年12月22日
時間:4:00から12分露出
撮影地:高知県須崎市
    (横波スカイライン)
フィルム:Fuji Super G1600 ACE
カメラ:PENTAX SP
レンズ:200mm F4.5開放
Vixen GP-SC200L + GA-4にて手動ガイド修正
写真店にてプリント
Photoshop Version 5.0でコントラストと色調を調整。





このページの天体写真は特に明記しているものを除き、すべて私(Mira)が撮影したものであり、天体写真の著作権はMiraが所有しています。
Copyright © 1998 Mira.