12月8日と9日の久万高原天文台の中村彰正氏の観測で彗星であることが判明した天体2004 VR8を観測してみた。この天体の観測は当夜の最大の目的であったが、危ないところで取り逃がすところだった。中村氏の観測により17.3~17.4等と暗いことがわかっていたので、南中を過ぎるするまで待っていたのだ。ところが、突然雲が北上し一面の雲。諦めきれないので雲の中ねばってねばって1時間。雲が少し薄くなった瞬間に1分露出を2枚撮像。そのうちの1枚にどうにか写っていた。その後は全面曇り。
矢印の先にあるごく小さな点がその彗星だ。右上(北西)に小さな尾が伸びているようにも見えるが、この方向に尾が伸びるはずがないのでノイズだろう。

矢印の先にあるごく小さな点がその彗星だ。右上(北西)に小さな尾が伸びているようにも見えるが、この方向に尾が伸びるはずがないのでノイズだろう。

PK04V08R C2004 12 11.66671 03 34 28.52 +14 38 20.8 17.1 T D70 PK04V08R C2006 03 04.61891 14 07 37.30 +13 51 18.3 D70 PK04V08R C2006 03 04.62285 14 07 37.13 +13 51 19.1 D70 PK04V08R C2006 03 04.62399 14 07 37.17 +13 51 22.2 16.4 T D70