今回は冷却CCDカメラを冷やし過ぎないように-12℃程度で撮像したので、前回のようなノイズは出なかった。観測した時間が遅かったのでかなり西の空に低くなり、高度は29度での画像である。それでも月明かりの影響が無いので、前回写らなかった尾がわずかながら北東(左上)に向いて写っている。前回より写りは良いが、光度を測定すると16.1等(核光度)と予測どおりわずかに暗くなっている。
画像では彗星がかなり右によって写っているが、実はこの右の方に5.9等の非常に明るい星があって、その強烈な光が邪魔して光度が正確に測定できないことが想像できたので、外に追い出したためである。
画像では彗星がかなり右によって写っているが、実はこの右の方に5.9等の非常に明るい星があって、その強烈な光が邪魔して光度が正確に測定できないことが想像できたので、外に追い出したためである。

PK07H010 C2007 12 01.56506 00 11 11.55 -12 31 29.6 D70 PK07H010 C2007 12 01.56697 00 11 11.54 -12 31 28.9 D70 PK07H010 C2007 12 01.56797 00 11 11.61 -12 31 29.3 16.1 N D70