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<2001年4月のひとりごと>



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2001年4月29日(日曜日) 雨
 【久しぶりに雨の降る一日】
 ”私が望遠鏡を触ると雨が降る”ことは先日のひとりごとに書きましたが、やはり本当でした。
 先日那賀川町の110cmという巨大な望遠鏡にべたべたと手垢をつけてきました。おまけに、望遠鏡のコントローラを借りてグイーーーン、グイーーンと動かしたから大変です。
 でも、全国的に雨が少ないようなので恵みの雨となりました。みなさん、私に感謝してくださいよ!

2001年4月28日(土曜日) 晴れ
 【久しぶりに天体観測をした一日】
 徳島県の那賀川町科学センターの天文台に行ってきました。昨年の9月24日以来2回目の訪問です(このときは昼間訪問したので金星しか見ることができませんでした)。
 私が望遠鏡を触ると雨が降るので、世界中の人々から”雨男”といわれています(笑)。ですから、とにかく天気が心配でした。高知県から徳島県に向かう途中、早くも雲が広がってきましたが、現地は晴れていて、春霞もそんなにひどくなくいくつかの天体を観測できました。
 たくさんの人でごった返しているのかと思っていたら、なんと!2人だけ。徳島県の人たちはこの110cmの巨大な反射望遠鏡の価値がわからないのでしょうか?たった300円で1時間も観測できるのに.....。私だったら毎日通うんですけどねえ。
 でも、そのぶん十分に時間をかけて観測でき、また解説員の方に自由に質問ができ大変楽しいひと時でした。
 C/2001 A2(LINEAR)という彗星も観測できました。現在像光中で10等から11等くらいですが、焦点距離が非常に長いので広く拡散しており、ど素人の私にはなかなか存在がわかりませんでした。ファインダーの半分くらいを占領しているような、白く限りなくぼーっとしたものがあるような気がする程度でした。この巨大な望遠鏡は彗星の観測にはちょっと焦点距離が長すぎますね。
 でも、惑星状星雲や球状星団(M3)は見事でした。ふたご座のエスキモー星雲などは波紋が広がっているように見えるし、へびつかい座の木星状星雲も大きく見られました。
 北の空のM81、M82と観測したあと、次はM51(子持ち星雲)かなと思っていたら、いきなりへびつかい座の方に向いてしまいました(笑)。
 嬉しかったのは、私が見たことがないまたは私の機材では見栄えのしない天体をたくさん見ることができたことです。前回訪問したときに私がホームページを作っていることをちょっとお伝えしていたのですが、今でも覚えてくれていました。もしかしたら、私向けのプログラムだったのかもしれませんね。
 感謝です!




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星図や天体の軌道図はAstroArts社のStellaNavigator for Windows 95の画面から作成しています。
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