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<2003年1月のひとりごと>



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2003年1月31日(金曜日) 晴れ夜曇
 【もう花粉症の季節か?】
 今日は雲がまったく無く非常に良い天気だったので、徳島県海部郡宍喰町にある国民宿舎みとこ荘に行ってきました。ここの屋上にはみとこ天文台という、小惑星も発見した公開施設があります。それに15cmという大きな双眼鏡があるのです。夕方のニート彗星C/2002 V1やすばるをその15cm双眼鏡で眺めることができるかもしれないと期待していました。ところが、徳島県に近づいた午後4時頃から雲が徐々に発生。太平洋側はあんなに快晴だったのに。なんかいやな予感。みとこ荘には道案内も充実していて迷わず到着したのですが晴れ間が少ない状態。受付で聞くと「今日は天気が悪いので観測はしない」とのこと。ああ、残念。
 高知県の東部まで戻ってくると、真っ暗な空にオリオン座の輝きを発見。遠くに見える芸西天文台に突撃訪問したい衝動に駆られながら帰ってきました。
 いつもそうですが、観測に出かけると曇っていて、帰ってくると晴れているのです(涙)。 

2003年1月30日(木曜日) 晴れ
 【昼間は比較的暖かい一日】
 Java アプレットの含まれたページを表示しようとするとInternet Explorerの画面が消える問題を調査してました。Netscape ではJava VMのDLLをコールするときのエントリーポイントが存在しないなどというメッセージが出ました。やはり、なにかをインストールしたときに古いインタフェースを持ったJava VMがMicrosoft VMのDLLを上書きしたのでしょうか?Java関係のプログラムを長年の経験と勘でいくつか削除してWindows Updateにアクセスしたら、みごとに「Microsoft VMのセキュリティに関する問題の.....」という項目が現れました。これを更新すると元通り表示できるかな?では実行....。おっと危ない。このファイルを保存しておかなきゃ!

2003年1月29日(水曜日) 雪のち晴れ
 【うわーっ!!寒いと思ったら、銀世界だ......、ほーーっ】
 会社に行こうと飛び出したら世界が真っ白!!
 私のフェアレディーZが雪車になってました。時間が無いので素手で雪を掻き分けましたが、寒いのなんのって。でも寒いなんていってられません遅刻しますから。ボンネットに山のように雪を乗っけて走りました。高知県の平野部では雪は滅多に降らないのでワクワクします。もっと積もればよかったのに....。あっ、しまった。またまた空港のO氏から抗議のメールが.....。

2003年1月28日(火曜日) 雨
 【午後から急激に寒くなりました。やっと冬が来たか】
 あーーーっ、工藤・藤川彗星が消滅しそうだ!!
皆さん見てますか、太陽観測衛星からの工藤・藤川彗星を。
2003/1/28 10:25世界時の画像には太陽のすぐ右に小さく写っています。太陽に接近しすぎて消滅するたくさんのSOHO彗星よりもシッポが淡く小さく感じます。多くのSOHO彗星よりも40倍ほど太陽から離れた軌道を移動していますので太陽に突入することは無いのですが、太陽熱のために蒸発してしまう可能性があります。ところで、最接近時は太陽まで0.19天文単位まで近づくわけですが、温度は何度くらいあるのでしょうね。太陽に面している方は火傷するほど暑くて、日陰になっている方は凍りつくほど寒いのでしょうか。だとしたら、うまい具合にゆっくりと回転していたら分裂し消滅する可能性は少なくなるのかな?

2003年1月27日(月曜日) 雨
 【水不足は改善したかな?】
 今朝、出勤時間帯に冬場にはめずらしく結構強い雨が降りました。24時間近く降り続いたので水不足が多少改善したと思います。
雨はいいですね。特に雨音が大好きです....。雨あめ降れふれ、もっと降れーーーーっ。あっ、いけない。また空港のO氏から抗議のメールが....(笑)。それに天文のHPでこんなこと発言したら爆弾メールが届きそうですね。それに明るい彗星、C/2003 V1(NEAT)が西の空で明るくなっているのでした。早く観測しないと太陽に近づいてしまいます。
 皆さんC/2002 X5(Kudo-Fujikawa)の太陽観測衛星からの画像を見ましたか?シッポは太陽の向こう側に延びていると思うのですが、ちょっと短いですね。消滅するかどうか....。

2003年1月26日(日曜日) 曇りのち雨
 【久しぶりの雨。でも小雨だ】
 1月15日のこのコーナーにADSLを12Mにしたのに逆に遅くなったぞというグチを書きましたが、原因が判明しました。NTTのADSLルータ Web Caster 610M のエラー処理に問題があったみたいです。1月21日に下記のサイトに修正プログラムがアップされました。
http://www.ntt-west.co.jp/kiki/download/610m/index.html
上記サイトからファームウェアをダウンロードして更新したら早くなりました。従来290Kだったものが、390Kまで向上。契約が12Mなので3.3%しか速度が出ていませんが、まあそれほど不自由してないので良いでしょう。
 今日は休日ですが、部屋にこもって一日中天文プログラム書いてました。GSC-ACT星表のデータ構造がかなり解明できたのでやっとプログラミング開始です。コンパイル時にヒープ領域が不足する問題はパラメータを設定する画面をやっと探し当て解決しました。前バージョンとの互換性は高いレベルで保たれていて一安心です。これがVisual Basicなんか使ってたら書き換えにウンザリしていたことでしょう。
 Internet ExplorerでJava ScriptかJava Appletを使ったページを見るとInternet Explorerが音も無く終了してしまいます。なぜ??
この前JBuilder Version 7 Personal Editionをダウンロードしたのが原因かな?Java VMがおかしくなったみたいです。
おまけにVersion 7を組み込んだ数日後Version 8の日本語版がリリースされました。この会社半年に一回以上のペースでバージョンアップすることがあり、そのたびにバージョンアップのご案内みたいなダイレクトメール送ってきますが、まじめに毎回バージョンアップしていたら大変な金額になりますねえ。
 Javaで作られたプログラムは画面の動き(マウス操作に対する反応)が一瞬遅れる感じで、ちょっとストレスを感じます。繰り返し処理は随分改善してますが。まだしばらくはVisual C++かな。

2003年1月25日(土曜日) 晴れ
 【仕事とはいえ快適な一日】
 作成中の天文ソフトAstrolabeでなかなかGSC-ACT星表が使えるようになりません。「ちゃんと設計資料書いといてよ。」ってグチりたくなりました(涙)。資料といえばカラムがそろってないし、変数名も適当につけたC言語のソースコードのみです。ああ、もう挫折しそう。でも無料で使わせてもらっているのですから感謝してます。そのプログラムですが、内部処理ばかり書いているので画面に変化はありません。下は開発中の画面ですが、そんなもの見たくもないですよね。まあ、見たい人だけクリックしてみてください。
[開発中の画面]
実寸大画面を見たい人はここをクリック

2003年1月24日(金曜日) 晴れ
 【昼過ぎからは窓全開でも暑いです】
 Microsoftがあまりにもうるさく『ドットネット』って連呼するもんだから私も仕方なくVisual C++.netでプログラムを書くようにしました。これまで使っていたVisual C++ Version 6からは自動的に変換してくれたのですが、巨大なデータ定義をコンパイルしようとすると「ヒープ領域不足でコンパイルできない」などというメッセージを吐き出してしまいます。なにやら特別なコンパイルスイッチを追加せよとのことですが、「そんなスイッチ、デフォルトで設定しておけよ」と言いたいです。さて、どの画面で設定するのかな。でも、良いこともあります。従来動いていた軌道推算プログラムが途中で止まってしまいました。デバッガーの出力メッセージは「変数に値を設定しわすれてない?」という意味の英語が表示されているのですが、今まで動いてたのにと不思議な思いで停止したときの変数をしらべたら、なんと10のマイナス61乗。そうです、デバッグモードで変数を初期化しないとこの数値になるのです。本当は0を設定すべき場面なのですが、0とほぼ同じくらい小さな数値だったので計算結果が同じになってしまったのです。それにたくさんの『本当にこんな処理で大丈夫?』っていうコンパイル時に出力される警告も機能強化されていて助かります。

2003年1月23日(木曜日) 小雨後晴れ
 【いよいよNEAT彗星が明るくなってきた】
 NEAT彗星(C/2002 V1)が夕方の西の空に5等級で見えているようです。今後どんどん明るくなりながら太陽方向に移動していきます。太陽に近づくまでがチャンスです。その後はどんどん南下するので日本から観測することができなくなります。
 現在の姿は芸西天文台通信1月22日号をご覧ください。望遠レンズにカラーフィルムでもよく写る明るさになってきたので、天気が回復したら撮影するつもりです。
 望遠鏡で眺めると入門者でもボーーッとした姿が容易に見られると思うので、公開天文台に出かけたり、望遠鏡を持っている人に頼んで見せてもらうと良いでしょう。

2003年1月22日(水曜日) 晴れ
 【金使えーーーーーっ】
 皆さんの会社はどれだけ儲かっているのでしょうか。売り上げから必要経費を差し引いて、借り入れ金利なども差し引いた後どれだけお金が残りますか。20%残れば優良企業ですね。いまどきの不景気な状況で10%くらいでしょうか?財務担当者は胃が傷むでしょうね。10%ならまだ良いって?赤字の会社もたくさんあるでしょう。何のために起業したのかわからない経営者ばかりだと思いますが、世の中には使いきれないほど金がある会社もあります。それは皆さんのパソコンに入っているWindowsというソフトを開発販売している会社 Microsoft(米国) です。なんと80%以上のポケットに入って来るんだとか。私はてっきり必要経費が80%で20%の経常利益率かと思って、「へー、結構儲かってるじゃない」と思ったのですが、なんとバカなその逆でした。どこの世界に80%も懐に入れる会社がある!!そんなに儲かってるんだったらWindowsを安くして欲しいですね。それにVisual Studioなどの法外に高価な開発ツールを半額にしてもまだ一般的な会社よりも利益があるわけですから。
 その利益を還元しろと言ったら「株主に配当することにした」とのこと。アメリカが配当課税を撤廃するという意向を受けてのこと。この配当で創業者のゲイツ氏の預金口座には120億円くらいの現金が振り込まれるようです。1回の配当でですよ。しかも非課税。毎年配当したら.....。

 = 親愛なるゲイツ君へ =
 長期にわたる裁判で疲れたでしょう。その裁判も一段落したことですから、その120億円持って日本へ買い物にでも来ませんか。ストレス発散にはちょうど良い金額だと思います。デフレ中とはいえまだまだ物価は高いですが、それでもいろいろ買い物はできると思います。総理大臣が空港までお迎えに行かなくても怒らないでください。それに消費税の特別免除も無いと思います。でも品質の良い製品や土地建物はたくさんあります。なんたって、韓国やシンガポール、台湾やインドなど勢いのある国で生産された製品ですからね。今では、日本ではあまり生産はしていなくて販売するだけです。でも99%の日本人は貧乏なので日本商店の売り上げはがた落ちになってきました。頼れるのはゲイツ君のようなお金持ちなんです。そうそう、都市銀行の株でも買っていただいて好き勝手に暴れていただいても結構です。「ゲイツ氏株式市場に参入」っていうニュースだけで活性化するかもしれませんしね。そのノウハウを素敵なゲーム機X-Boxに標準添付すればもっと売れるかもしれません。

2003年1月21日(火曜日) 晴れ
 【ふー、重たい】
 MicrosoftはJavaに応戦すべく「.NET」(ドットネットと読む)というのを推進しているわけですが、その要となる開発者を無理やり(強制的に).NETにシフトさせようと早くも従来版の開発ツールであるVisual Studioを生産中止させています。Microdoftの思い通りに操られるのは不本意なのですが、しかたないので35万円もするVisual Studio Enterprise Archtectという一番重たいやつをインストールしようとしましたが、内臓ディスクが全部で4GBしかないのでインストールできません。またまたしかたないので40GBのIDE HDを買ってきて入れ替えました。インストールに要する時間は4時間でしたが、ハードディスクを入れ替える時間やマニュアルを読む時間を含めるとちょうど9時間でした。
おまけに余計なハードディスクなんかも買わされるし。
Microsoftの重たいソフトのおかげでちょっとだけ通貨の流通が増えましたね。ゲイツ氏やバルマー氏は経済活性化に貢献しました。

2003年1月20日(月曜日) 晴れ
 【水不足解消せず】
 昨年の夏から230ページほどもある英語版のウェッブページを作っているのですが(私のページではないですが)、最終段階になってきました。問題は日本語Windowsで作成し、日本語対応版のIBM Homepage Builder V6.5を使っているわけですが、とうぜん何の問題も無く表示されていました。でも、海外のパソコンで日本語の文字コードが表示できるわけは無く、部分的に文字化けをおこすはずです。海外では一般的のどんな文字コードで書けばいいんだろう?天文で良く使うαやβなどのギリシャ文字はちゃんと表示されるのだろうか?角度の度を表す「°」は表示できるの?って基本中の基本で悩んでしまい、もうすっかりパソコン素人です。
 でもそこはどうにか方法がわかりさっそく全ページに文字コードの指定をやってみました。
従来は
<META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
のところを
<META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=iso-8859-1">
に書き換えて、”表示実行”!
大ショック、予想通り文字化けの連続。
日本語ページを英語に翻訳したので「,」にすべきところが「、」のままだったり「●」が予想通り文字化け、全角スペースが残っていたり...。
でも、これで技術的課題がかなりクリアされました。
あと1ヶ月は力仕事が続きそうです。
 ノウハウが溜まったら、日本語環境における英語ページの作成方法っていうページでも作ろうかな。

2003年1月17日(金曜日) 晴れ
 【窓全開で汗かきながら仕事してました】
 新年早々P/2003 A1という彗星が発見されたわけですが、この軌道を計算してみると、1783年11月20日(日本時間)に発見され、その後見失われてしまった彗星 D/1783 W1(Pigott) ではないかと話題になっています。発見された彗星は17等級~19等級と非常に暗いので観測数が伸びませんが、徐々に正確な軌道が計算されています。
D/1783 W1 の軌道は約6年で太陽を1周するので、これまでに37回くらい太陽(地球)に近づいていたはずです。でもずっと再観測できなかったので見失われた彗星という区別をするために認識符号の頭に「D」の文字がつけられています。果たしてこの2つの天体は同一のものなのでしょうか。なんたって37回も回帰していたはずなので徐々に軌道もずれていることでしょう。遠い地点では木星の軌道のそばまで行くので木星の重力の影響を受けたこともあるはずです。また最も近づく地点では火星の軌道をすりぬけます。タイミングによっては火星の重力をうけてさらに軌道が変化しているはずです。それにぐるぐる回っているうちに軌道要素の計算誤差が積もり積もってずいぶん狂ってきているかもしれません。
 そこで天文中央局や識者が計算して発表されるのを待っているのもおもしろくないので私もいろいろ計算しています。1783年時点の軌道で計算すると現在は木星軌道近くの遠い場所にあるはずなので観測できるわけがありません。そこで離心率を e=0.55245 から e=0.55425 に変化させると近日点がほぼ一致しますね。夜空での見た目の位置も結構近い場所になります。
 ただ、これ以上計算するためには当時の観測データが必要です。でも入手できそうに無いので、できたてホヤホヤの軌道推算プログラムで当時の観測データを捏造して,,,,、あ、いや仮想データを作成してみたいと思います。発見されたのは1783年11月19日で12月22日頃まで観測されていて、その期間のわずかなデータで軌道が求められているはずです。当時の観測データの残差の許容範囲内で変化させながら P/2003 A1の軌道と接続できるか計算すればよいわけですね。あ、そうか軌道要素を指定して観測データの残差を計算するチェッキングプログラムをまだ作ってなかったのでした。
 今から大急ぎで作らなきゃ。でもそんなことしているうちに識者が先に計算して発表するでしょうね。どこまでやれるかがんばってみます。

2003年1月16日(木曜日) 晴れ
 【ただいまウィルス退治爆走中】
 昨夜もウィルス退治に緊急出動しました。幸運が重なってポストペットのメールが1通廃棄しただけで完全復活しました。なぜ感染したのかと調べたら、McAfeeがちゃんとプレインストールされていたのに自動起動するように設定されていませんでした。っで、自動起動に設定したらオプションが全てオフ!!えーーー、なにこのデフォルト設定は??ウィルスが解除してしまったのかなあ。とにかく最適な設定にして最新のワクチンを更新かけて全体チェック。KERNEL32.EXEが感染しているので初期化しかないかなと思ったのですが、Windows Updateを一度もやったことがない感じだったので、KERNEL32.EXEにパッチがされていそうなバグフィックスを更新かけたらウィルスごと上書きしてくれました。ガハハハ...、うまくいったぞ(会心の笑み)。1時間30分で完全復活という信じられないほどラッキーでした。ついでにウィルス防衛初級講座とソフトの操作方法を説明してきました。これでしばらくは大丈夫でしょう。
 っで、このウィルス退治をやっている最中にも携帯電話に連絡が入り良く聞いてみるとこれもウィルスっぽいぞ。もしかしたらこの前、ある企業で格闘したワームの可能性が高い。「県外までは出動できない」と言ったら「本体を宅配便で送るからよろしく」とのこと。「はい、わかりました」。
 昨年もウィルス退治に走り回りましたが、今年はもっと走ることになりそうな雰囲気。ノーベル平和賞もらえるまで走り回るぞ!!!

 お金は1円ももらってませんので誤解しないように!!
                    > 誤解している会社の皆さんへ

 あっ、そうか、こんなこと書いたりしゃべったりするから誤解されるのか。まあ、仕方ないですね。人間性の問題です。

2003年1月15日(水曜日) 晴れ
 【おーー、朝から雪がハラハラと】
 ADSLの契約をフレッツモア(12M)にしたんですけど、1.5Mの時より遅くなりました!っで現在実効スピードは280K(=0.28M)なので理論最高速度の43分の1です。電話局から非常に遠いのでしかたないのですが、12Mは帯域が少し広いのでちょっとくらい早くなると期待していただけに残念です。この前、ある通信事業者の人が「12Mにしたら遅くなったんですよ」ってガックリした顔で話すのを「あははは....、それはひどい目にあいましたねえ」って他人事なので笑い飛ばしたのですが、まさか自分も同じ目にあうとは。1.5M契約で300K(=0.3M)しか出ないような地域では8Mや12Mにしたら逆に遅くなるということでしょう。
 『光ファイバーケーブルのBフレッツが引けます』って案内が来たのですがもうこれ以上払うお金はありません!!ADSLと同じ金額だったら申し込むのですが。

2003年1月14日(火曜日) 晴れ
 【人工オーロラ?】
 月刊星ナビ2月号を買いました。冒頭の「TMA発光雲と人工オーロラ」のコーナーにどこかで見たような感じの写真が掲載されていました。田村竜一さんの名前で思い出しました。そうです、関勉さんも8月3日に芸西天文台で撮影していて、関さんのホームページの星日記2002年8月に掲載したのでした。観測ロケットからトリメチルアルミニウムを上空に放出すると流星痕に似たTMA発光雲が発生し、いろいろな観測に用いられるようですが、その副産物としてオーロラのように発光する現象が現れたようです。過去にも数回肉眼で見られるこのような現象が発生したそうですが、まだ原理が解明されていないとのこと。今度はいつ実験するのかな?私も撮影してみたいです。
詳しくは月刊星ナビ2月号京都大学の研究チームなどをご覧ください。

2003年1月13日(月曜日) 晴れ
 【暖かい一日】
 会社で受診する定期健康診断まであと1ヶ月となりました。無料なのにかなり詳しく検査します。バリウム飲んだり採血したり9種類もの検査を受けるので好きではないです。本当はCTスキャンで脳みその検査をしてもらいたいんですけどねえ。私くらいの年齢になると血管の1、2箇所くらいは詰まっているんだとか。そういえば最近物忘れがひどいです。記憶力も低下しているし、思考力も。天文プログラムはなかなか完成しないし。完成したと思ったらバグだらけだし....。それは別問題か?

2003年1月11日(土曜日) 晴れ
 【フッカーーーッ】
 昨夜Windows XPが復活しました。ふう、やれやれ、これでホームページの更新が楽になりました。
 それに半年前から使えなくなっていたフロッピーディスクドライブも復活しました。理由はマザーボードにささっているコネクターの片側が抜けかかっていたことです。最初はこんなところ絶対に触らないから製造時に装着ミスをしたのだろうと考えました。でもよく思い出してみると、このPCを購入して半年後(今からもう4年以上昔)メモリーを増設したのですが、その時に引っ張りすぎて抜けかかったのだと思います。それが今頃になって力尽きたようです。せっかく新品のフロッピーディスクドライブを買ってきたのに....。でもこの新品に交換して動かなかったことからコネクターの障害に気づいたわけですからまあ良いか。こんな大切なフロッピーディスクドライブですが、最近は1700円などというガラクタみたいな値段で新品を売ってますね。昔は40万円もしていて憧れだったのに。

2003年1月9日(木曜日) 晴れ
 【冬らしい寒い天気が続いています】
 ギャッ、コード体系が違うんだった。
彗星情報のデータベースを更新しようとしたら日本語が文字化け!!
最近Windows XPが死んでしまったのでLinuxを使っているんですが、MS-DOSやMicrosoft Windows、Macのテキストファイルの文字コード体系はShift-JISなんですが、LinuxやUNIXはEUCなのでそのままでは日本文字が化けてしまいます。うーーん、といろいろやってみたらEMACSというUNIXでは定番のエディタだとShift-JISとEUCを自動的に判断してくれました。でも時間切れ。更新は後日です。
 その死んだWindows XPを再インストールしようとしたら「アップグレート版なので前バージョンのCD-ROMを一度いれろ」という意味のメッセージが出ます。でもCD-ROMは会社に置いてあるので今夜のことにはなりませんね。これも明日になります。
 あっ、こんなことやってる場合じゃない。関さんから写真2枚と原稿2部あずかってるんだった。これもまた馴れないGinpで画像処理やらなければいけません。更新が遅れ気味でスミマセン。

2003年1月7日(火曜日) 晴れ
 【りぬらーな一日】
 標準的なLinuxのデスクトップでは面白くないので、今となってはちょっとマニアックなWindowMakerにしました。アプリケーションランチャーの設定や使い勝手が良いようにするために何時間も格闘しました。なれない環境では何をやるにしても時間がかかりストレスになりますね。でもデスクトップを変えるだけですっごい速いコンピュータを使っているような気分になります。UNIXやLINUXの世界ではこのように操作性や画面デザインなどを自由にデザインすることができ、画面を見ただけでは何ていうOSを使っているのかわかりません。WindowsはデスクトップのデザインをMicrosoftがガッチリ仕様を決めているのでこんな芸当はできませんね。下は芸西天文台で関さんが撮影した彗星の写真を画像処理しているところです。

[編集中の画面]

2003年1月6日(月曜日) 晴れ
 【昨夜は雪が降り、今日も寒かったです】
 パソコンをいじりすぎてWindowsが立ち上がらなくなりました。っていうか今もWindows XPは死んだままです。なぜそんな事態にまで悪化したかというとムチャクチャ長くなるので書きませんが、とにかくメインコンピュータのWindows XPは死にました。アーメン。
でもホームページ更新してるじゃないかって。今は生き残ったRed Hat Linux 8.0 (メインコンピュータにはWindows XPとLinux 8.0を入れていた)でこのページを書いてますが、なんたってNetscape Composerなんかを使って書いてるので使いづらくて大変です。それにかな漢字変換システムもなんかわからないやつ(Cannaかな?)を使っているのですが、こいつは全然学習していません。とんでもない組み合わせの漢字ばかり出るので油断ができません。でも学習機能はあるみたいで、使っているうちに賢くなっています。
問題は天体画像の処理だったのですが、Unix 屋さんたちはGinpというPhotoshopとほぼ同じ機能を持ったソフトを使っているとのこと。どっかで見たことがあるぞとメニューをたどったらすぐ見つかりました。なるほど、アイコンや操作性などPhotoshopと同じですね。30分くらい格闘してマスターできたのでこれは楽勝でした。それにPhotoshopより便利な機能もたくさんありますね。こんな凄いソフトが無料でついてくるLinuxの世界ってすごいです。
次にどうやってサーバーに転送するのかと思ったら、Unix屋さんたちは gFTP っていうのを使っているとのこと。これも探したらすぐ見つかりました。ほう、なるほどWindowsで今まで使っていたものとほぼ操作性が同じで安心しました。
今日のこのページちゃんと読めてますか?カラムがずれたりレイアウトがみだれたりしているかも知れません。
早くIBM Homepage BuilderのLinux版出してくれないかなあ。英語版はとっくに発売されているのに。なんでもWineというWindows Emulator上で動くように開発されているので、それが日本語対応されるまでは日本語が入力できないのだとか。すごく楽ちんな環境で作っていたのでHTMLタグの手打はきついなあ。
メールはMozillaが使えるので快適です。
Windows XPはMicrosoftに電話して認証受けないといけないので面倒ですね。
しばらくは私も『りぬらー』です。

2003年1月1日(水曜日) 晴れ
 【Windows NT サーバー、初ダウン】
 職場のWindows NT サーバーが新年初日からダウンしました。これはまた縁起の良いことで。
 初観測に行ってきました。8等~10等くらいまで明るくなっていると思われる彗星C/2002 V1(NEAT)を眼視観測したいと思いましたが、1時間以上探しても見つかりませんでした。写真になら楽に写るだろうと思いましたが、追尾用のバッテリーが電圧降下し、ちゃんと星を追いかけてくれません。しかたないので、すごく良く見えていた土星をデジカメで撮影しようとしましたが、デジカメも電池切れを起こしモニターが消えてしまいました。ってことで、むちゃくちゃ寒い中の初観測は収穫なし。ついでに書くと、流星も全然流れませんでした。
 今年の運勢は右上がりでしょう。(これ以上下がったりして.....。)




当ウェッブページの写真は、特に著作権表示のないものは、私(Mira)が所有しています。
星図や天体の軌道図はAstroArts社のStellaNavigator for Windows 95の画面から作成しています。
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