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40P/Väisälä 1

2004年06月14日

 3ヶ月ぶりに観測したが、どうにかまだ写る。
 光度はGSC-ACTのJohnson-V等級で比較し、17.4等!へーっ、17等級が写るんだねえ。
 これが今回帰最後の観測かも....。10年後までお別れかな。

2004年03月19日

 中心にある西(右)に尾をひいているのが彗星だ。画面にいくつか写っているボーッとしたものは遠くにある16等級の系外星雲だ。
 光度が測定しづらかったが、16.0等(核光度)くらいか。まさか恒星と重なってたんじゃないだろうな?ブリンクさせてもまったく移動しているように見えない。123P/West-Hartleyと印象が似ている。

40P/Vaisala 1
2004年3月19日 4時4分~4時8分までの3枚を
彗星にあわせてコンポジット
0.20-m f/6.3 Schmidt-Cassegrain + CCD

2004年02月28日

 15.9等と少し明るくなり、尾が西北西(右上)に伸びている様子が良く写っている。
 下の画像は4枚の画像を彗星の移動に合わせてコンポジット(重ね合わせ)した上で強めの画像処理を施しているので14等級のように見られるが、実際にはもっと淡い。 とは言っても...、15.0等程度には感じるが。

2003年11月22日

 Vaisala彗星の初観測に挑戦。ちょっと暗いので写るか判らなかったが、意外に明瞭に写ってくれた。それに西(右方向)へ伸びる尾もかすかに写っている。4枚撮像してブリンクコンパレータにかけてみると、結構速い速度で東(右方向)へ移動していることがわかる。16.7等と測定したが、15等くらいじゃないか?
0040P         C2003 11 22.81903 11 57 49.70 +03 21 01.7          16.8 N      D70
0040P         C2003 11 22.82583 11 57 50.73 +03 20 58.2          16.9 N      D70
0040P         C2003 11 22.82897 11 57 51.12 +03 20 56.2          16.7 N      D70
0040P         C2003 11 22.83003 11 57 51.30 +03 20 54.8          16.7 N      D70
0040P         C2003 12 28.73337 13 24 51.85 -01 49 30.2                      D70
0040P         C2003 12 28.73463 13 24 52.03 -01 49 30.2          16.5 N      D70
0040P         C2004 02 27.79243 15 32 49.00 -03 41 43.0          15.8 N      D70
0040P         C2004 02 27.79667 15 32 49.33 -03 41 41.8          15.9 N      D70
0040P         C2004 02 27.79959 15 32 49.57 -03 41 41.5          15.8 N      D70
0040P         C2004 02 27.80356 15 32 49.93 -03 41 40.3          15.9 N      D70
0040P         C2004 03 18.79352 15 56 50.74 -02 05 02.5          16.0 N      D70
0040P         C2004 03 18.79677 15 56 50.88 -02 05 01.4          15.6 N      D70
0040P         C2004 03 18.79785 15 56 50.94 -02 05 00.8          16.3 N      D70
0040P         C2004 06 14.58700 15 36 14.02 -00 49 10.1                      D70
0040P         C2004 06 14.59271 15 36 13.79 -00 49 11.4          17.4 T      D70

 
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