彗星観測日誌の最初に戻る

93P/Lovas 1

2008年01月05日

 さんかく座のM33の近くを移動しているところを観測した。全光度は14.0等で前回より明るくなっている。尾はよくわからない。今後徐々に暗くなってゆく。
0093P         C2008 01 05.56994 01 27 21.45 +28 42 03.4                      D70
0093P         C2008 01 05.57071 01 27 21.56 +28 42 02.7                      D70
0093P         C2008 01 05.57341 01 27 21.90 +28 42 03.5          14.0 T      D70

2007年10月21日

 月齢10の明るい月が沈むのを待って観測を行った。なんと、5月8日以来の観測である(何度か観測地には来たが、雲が多くて観測できなかった)。そのためバッテリーが放電していて、望遠鏡の組み立てとアラインメントが完了して、天体に向けてピントを調整し、さあ撮像開始と思ったら、バッテリー低下の警告音が鳴り響いてしまった。そこで、もう1個のバッテリーにつなぎ替えて再度導入し、さあこれから撮像という時に2つ目のバッテリーも電圧低下の警告音が鳴ってしまった。半年振りの快晴の夜である。1枚も撮像できないまま帰るわけには行かないので、警告音を無視して、パソコンが停止するまで撮像を続けた。したがって、この夜の撮像は93P/Lovasのみであった。
 アンドロメダ座とペガスス座の境界付近にあり、光度は14.2等(全光度)で、尾はわずかに北東(左上)にごく短いながら写っているような気がする。

0093P         C2007 10 20.74624 00 34 54.38 +23 43 55.9                      D70
0093P         C2007 10 20.74711 00 34 54.35 +23 43 56.3                      D70
0093P         C2007 10 20.74987 00 34 54.19 +23 43 57.1          14.2 T      D70

 
今日  昨日